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桜花忍法帖 バジリスク新章(上) の商品レビュー

2.7

8件のお客様レビュー

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2023/03/05

甲賀忍法帖とは作者が異なっており、テイストは一見同じではあるが、忍術が異次元すぎる。。。 甲賀と伊賀が協力し合うのは、展開的に好きだった。

Posted byブクログ

2018/03/18

(上下巻共通) 甲賀忍法帖、と言うよりはバジリスクの続編ですね。 風太郎の系譜にするには、ちょっと、湿っぽさが多い感じ。 伊賀、甲賀が、甲賀忍法帖での合戦の結果、化け物的な忍者が少なくなっているというのが、設定として面白い感じ。 主人公ペアと第三グループの忍法の説明が妙に SF ...

(上下巻共通) 甲賀忍法帖、と言うよりはバジリスクの続編ですね。 風太郎の系譜にするには、ちょっと、湿っぽさが多い感じ。 伊賀、甲賀が、甲賀忍法帖での合戦の結果、化け物的な忍者が少なくなっているというのが、設定として面白い感じ。 主人公ペアと第三グループの忍法の説明が妙に SF 的なのは、さすが作者と言ったところ。

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2017/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山田風太郎氏の「甲賀忍法帖」、アニメ「バジリスク 甲賀忍法帖」の話の続きにあたる作品。文章のテンポが悪いなと思う。名作の続きなので、人物の心情描写などきっちりと書いていきたいのは分かるけど、物語のテンポを損ねている気がしてならない。「前置きはいいから早く文章を進めてほしいなあ」という気分で文章を読んでいた。反面、歴史認識の浅い自分にとっては、その時代の背景が詳しく書かれている部分については好感が持てた。下巻もあるので続けて読んでいきたいと思う。

Posted byブクログ

2022/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時を遡るとか時空間出すとか、もう超能力の域w あまりに突拍子もなくて逆にしらける。苦笑しつつも忍者ものは好きなので読んじゃうんだなw 途中の説明がだらだら長すぎて読み飛ばしたページあり。忍法帖はテンポよくいかなきゃ。 飄々とつかみ所のない転寝や引きこもり忍者のおもしろキャラがどんな活躍を見せてくれるのか下巻に期待。

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2016/05/02

山田風太郎『甲賀忍法帖』が『バジリスク』に。そして今、『バジリスク』が新章に突入する! 甲賀と伊賀の新たな戦いが幕をあける!

Posted byブクログ

2016/02/07

 山田風太郎の名作「甲賀忍法帖」の後日譚を山田正紀が描き出す。伊賀、甲賀を巻き込み、正体不明の集団「成尋衆」との戦いが幕を開く。  あの名作の続編とも呼ぶべき作品をあの山田正紀が描くとあって、期待と不安を織り交ぜながら読み進めましたが、不安は杞憂に終わり、「甲賀忍法帖」の世界を...

 山田風太郎の名作「甲賀忍法帖」の後日譚を山田正紀が描き出す。伊賀、甲賀を巻き込み、正体不明の集団「成尋衆」との戦いが幕を開く。  あの名作の続編とも呼ぶべき作品をあの山田正紀が描くとあって、期待と不安を織り交ぜながら読み進めましたが、不安は杞憂に終わり、「甲賀忍法帖」の世界を引き継ぎながら新しい物語を作り出したといっていいと思います。  数々の摩訶不思議な忍者や忍法が次々と登場し、若き伊賀と甲賀の忍者たちが戦いに巻き込まれていく展開にページをめくる手が止まりませんでした。  血生臭い戦いと純愛が絶妙に描き出され、次巻を読むのが待ち遠しく感じました。

Posted byブクログ

2015/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原作厨なのかもしれないけど… 正直微妙な印象。下巻はほぼ確実に読まないです。 まず、甲賀五宝連と伊賀五花撰が弱すぎ。序盤、その強さを描いているっぽい場面がありましたが、あれは相手が弱すぎ。「彼らが強い」という尺度が伝わってこなかったので、成尋五人集の強さや恐怖がまるで伝わってこない。 加えて(特に描写はないですが)甲賀・伊賀の五人集という存在は、イコール「甲賀忍法帳」のあの5人x2 に匹敵すると想像するわけですが… その存在があまりにあっけなく散っていく様を見せられると「甲賀忍法帳」にwktkした思い出を蹂躙されてしまうように感じてしまうのです。 さらに穿った読み方をすると「俺様が描く忍法帳の方が、同じ山田でも風太郎が記した忍法帳などよりすげーんだぜ?!」とアピってるようにすら感じられてしまい、嫌悪感が先立ってしまう訳です(この点については、ひねくれすぎと自覚しております…)。 次に、比喩表現が世界観を無視し過ぎ。仮にも時代小説なのに、ジグソーパズルとかスカイダイバーとか巨大な空飛ぶ母艦とか…人によっては「想像しやすい」と評価するかもしれませんが、私的には作品世界中に存在し得ないものを比喩として用いるのは興ざめでしかないです。 で、最後は「数年後〜」みたいな展開で、下巻に登場するであろう人物達にスポットをあてて「オレたちの戦いはコレからだ」みたいな流れ。今までの話、無くて良くね?と思わされ、それにお金を払ったことをしごく後悔しました。 そうした要素が混じり合って、限りなく星1に近い星2、という印象。ただただ「無理」というのが率直な感想でした。

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2015/11/25

いかにも山風忍法帖的な開幕から、何故かニンジャスレイヤーめいたコトダマ空間が展開され、果ては石川賢めいたメカ要素まで出てくるのだからもう。 山風忍法帖でもSF、ファンタジーじみた忍法は出てたけど基本スルーして、医学知識で語れそうなやつだけ解説してますが、本作山田正紀忍法帖では全...

いかにも山風忍法帖的な開幕から、何故かニンジャスレイヤーめいたコトダマ空間が展開され、果ては石川賢めいたメカ要素まで出てくるのだからもう。 山風忍法帖でもSF、ファンタジーじみた忍法は出てたけど基本スルーして、医学知識で語れそうなやつだけ解説してますが、本作山田正紀忍法帖では全く逆にSF的解説やってるせいで作品の印象、ジャンルすら全く変ってしまいそうな勢いになってるには面白いなぁ。 しかし、この上巻で描かれるストーリーとしても充分面白かっただけに、次巻への引きとして、唐突気味にそれらが打ち切られてしまったのが残念。敵の目的が、それまで目指していたものより優先順位の高いものに推移した、という所ではあるのでしょうが…

Posted byブクログ