眩談 の商品レビュー
短編集。 日常の中に潜む気味悪さ、後味の悪いものを描いたもの。 話の中には所謂霊的なものが人間に危害を加える、というようなものはない。 むしろ、題材はすべて日常生活。日頃、怖いと感じるもの、気味悪がっていたものに姿や形、そして現象を与えることで、それらが具現化してい...
短編集。 日常の中に潜む気味悪さ、後味の悪いものを描いたもの。 話の中には所謂霊的なものが人間に危害を加える、というようなものはない。 むしろ、題材はすべて日常生活。日頃、怖いと感じるもの、気味悪がっていたものに姿や形、そして現象を与えることで、それらが具現化しているような。そんな気持ち悪さと怖さを感じた。 ただ、私くらいの年齢(20代)がギリギリかなぁ、と思った。ボットントイレの気味悪さ、見世物小屋の存在等、体験したり聞いたことがなければ、その気味悪さがピンと来ないのかもしれない。
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不思議なちょっと気持ち悪い話の短篇集 京極の短編だけど、本当に短編(笑) 今までの幽談、冥談と同様にわけのわからぬものについて、いつもの京極らしく主人公の独白で綴られる ま、京極好きだから最後まで読んだけど、他の人には薦められないなぁ
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京極夏彦の短編集。 カテゴリは・・・何でしょう?このシリーズの独特な世界観は、ちょっと表現が難しいです。 ただ、「冥談」よりは読みやすいというか、理解しやすい感じはしました。 ・・・ってか、このシリーズ限界っす!(^_^;)
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情景描写か自問自答か。 淡々とした描写の中に、おかしなものを見つけるのも怖いし、些細なきっかけから、どもまでも考えてしまう思考も怖かったです。
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- ネタバレ
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昔ほど京極先生の文章が素直に入ってこなくなった。 きっとこれは、私の勉強不足。 難しい言葉や漢字から離れ過ぎてしまったのかも知れない。 これは、姑獲鳥から読み直しせねばなりませぬ。。。 ただ、ここ3日くらい。 坂道を歩く速さが半端ないです。 歩くのは得意でないし、もの凄く遅いのだけど。 家まで続くなだらかな坂でさえも駆け上がってしまう。 だって、思い出したくないことばかりだもの。
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幽談、冥談、そして、眩談、と続けて読んでいるのですが、不条理で不気味な短編を読みたい方にはお勧めですね。 (これをきっかけに内田百閒などへ行くもよし) そして、今回、私を何よりも喜ばせたのは解説を大好きな者星大二郎さんが書いていること。雰囲気が「栞と紙魚子シリーズ」に似ている感...
幽談、冥談、そして、眩談、と続けて読んでいるのですが、不条理で不気味な短編を読みたい方にはお勧めですね。 (これをきっかけに内田百閒などへ行くもよし) そして、今回、私を何よりも喜ばせたのは解説を大好きな者星大二郎さんが書いていること。雰囲気が「栞と紙魚子シリーズ」に似ている感じでいいわぁ。
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