バベルの塔 の商品レビュー
言葉が世界に広がるきっかけになった塔。 もっと教訓めいた話だと思っていた。 バベルを語るには短すぎるのかもしれない。
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おうさまは人にやらせていたけど、子どもたちは自分たちの手でやっていたから、かみさまが子どもたちがよいことをしてたと思ったんじゃないかと思った。
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天を突く高い塔を造らせて、神になろうとした王。 神をも恐れぬ地上の民。 神の怒りにふれた人々は、互いの言葉が通じなくなり、混乱のなか土地を追われ、遠い荒れ野へと散っていくのだった・・・。旧約聖書の「バベルの塔」の逸話を壮麗な絵と語りをとおして、「神様とは?」を問いかけられる絵本。
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画家のかすや昌宏さんは、光村図書の教科書掲載の「ごんぎつね」(切り絵風のもの。淡い水彩のバージョンは黒井健による。)、「やまなし」の挿絵を描いた人。特に表紙の青の発色が綺麗。人びとの服装なんかは、裏付けがあるのか微妙なところ…国や時代は明確には読み取れないように描かれている。 文章のリズムがとても良い。調べると、カトリックの神父(2014没)だったよう。言葉を扱う生業をしていた人らしい、シンプルで、リズムに満ちたテキストだった。 横長大き目の本で、読み聞かせしやすそう。ただし、至光社「ひかりのくに」の単行本化であるので宗教色は否めない。 2017年4月に、都美で展示会「バベルの塔」が開催された影響で読まれたものと推察される。
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