血液のがん 悪性リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫 の商品レビュー
血液のがんとして知られる悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫について発症のメカニズムや治療方法・所要期間などが説明されている。白血病は急性・慢性や骨髄性・リンパ性の違いも丁寧に言及している。イラストが豊富で説明文が簡潔に書かれているため、医学の知識がない人でもわかりやすい。 家族が...
血液のがんとして知られる悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫について発症のメカニズムや治療方法・所要期間などが説明されている。白血病は急性・慢性や骨髄性・リンパ性の違いも丁寧に言及している。イラストが豊富で説明文が簡潔に書かれているため、医学の知識がない人でもわかりやすい。 家族が急性白血病になり、入院のお世話をすることになったため、知識をつけるために読んだ。白血病は名前を知っているだけでそれ以外の情報は何も知らなかったが、主治医の説明と本書を併せて大まかな理解を得ることができたと思う。悪性リンパ腫と多発性骨髄腫のページは見出しだけ見て飛ばし読みした。 58ページ 移植 白血病でおこなわれる造血幹細胞移植は自家造血幹細胞移植ではなく、きょうだいや両親などの血縁者や骨髄バンクに登録しているドナーから提供を受ける「同種造血幹細胞移植」です。 →これを読むまで知らなかった。同じ血液のがんでも、悪性リンパ腫であれば患者本人の細胞を移植する選択肢があるが、白血病の場合は本人ではなく他者の細胞を移植することになる。 59ページ 移植 全身状態がよく、五五歳以下の比較的若い人に限られています。 →白血病やがんは高齢者に多い病気なのに、50代後半以上は骨髄移植はできないらしい。厳しい。
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