家族のためのアスペルガー症候群とのつきあい方 の商品レビュー
いろいろと思うことはあるのですが、アスペルガー(現:自閉症スペクトラムのひとつ)は、ひとりひとりの個性であるわけなので、もちろん誰が悪いとか、そういうことではないのですが、実際に、そういう個性的な身内と暮らすことで苦労している人が、わたしの周りには(子ども含め)少なからずいたので...
いろいろと思うことはあるのですが、アスペルガー(現:自閉症スペクトラムのひとつ)は、ひとりひとりの個性であるわけなので、もちろん誰が悪いとか、そういうことではないのですが、実際に、そういう個性的な身内と暮らすことで苦労している人が、わたしの周りには(子ども含め)少なからずいたので、とても勉強になりました。 やっぱり、読んでいくにつれて、「普通」ってなんだろう?って思います。アスペルガーも、ひとによって、その"濃さ"は、本当にさまざまなので、みんながみんな症状当てはまるわけではないですが、逆に、ほんのちょびっとだけだったとしても、みーーんなこれにどれかしら当てはまるんじゃないかな?とも思ったり。症状の強弱が違うだけで、アスペルガーであることが、「普通じゃない」とは思えないというか… ただ、もし身近に似たような症状の人、子ども、がいるひとは、その人自身を理解してあげる必要があるなと感じました。 教育者ですら、いくらひとより優しくたって、強くたって、人だから、そりゃイライラもするし、ストレスも溜まるし、コミュニケーションは、人と人とのぶつかり合い・分かち合いだから、もっともっと、わかってあげるべきだと思います。 でも、たしかに、自閉症スペクトラムの子どもたちと接していると、相互理解はできない場面がほとんど。自分を理解してもらえるという期待は持たないほうがいい。 それを家庭内で、夫婦の関係性で、というのが、難しいところではあるんだろうな…。 理解したからといって、傷つけない確信も傷つけられない確信もない。 本当、コミュニケーションって難しい。でも、そこが奥深くておもしろいと、わたしは思っています。笑
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「つきあい方」というタイトルに惹かれて読んだ。他人は変えられないから、自分がどう上手くつきあっていくかが大事なのだ。と言っても、発達障害の人に酷い言葉をかけられたら、つらい。その気持ちを「この人は発達障害だから仕方がない」と押し殺す必要もないと謂っていて、つらいときは、本人に言っ...
「つきあい方」というタイトルに惹かれて読んだ。他人は変えられないから、自分がどう上手くつきあっていくかが大事なのだ。と言っても、発達障害の人に酷い言葉をかけられたら、つらい。その気持ちを「この人は発達障害だから仕方がない」と押し殺す必要もないと謂っていて、つらいときは、本人に言ったり、第三者に相談するのがいいのだと思う。
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ツナの夫は非定形発達。家庭での夫の日常と、ツナの感じる違和感が、分かりやすく描かれている。結婚相手に違和感を感じたら、相手の特性を知ることで上手く対処できることもある。傷ついたり疲れはてたりしてカサンドラ症候群になる前に、知識を深めたり理解者と出会ったりする重要性を痛感する。
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