Question 謎解きの最高峰 ミステリー傑作選 の商品レビュー

アンソロジー(著者),三上延(著者),大門剛明(著者),石持浅海(著者),高井忍(著者),日本推理作家協会(編者)

2022/05/10

特に「原罪ショー」長江俊和　殺人現場、自殺事故現場など、ヒトの死ぬ瞬間を見せるというビジネスに隠された犯罪。入れ替わり。ひとの不幸で、わが身の幸せ生きる気持ちになる。ミステリとして、落ちが読めなかった。

2016/01/26

アンソロジー。初読みの作家さんも多かったのですが、「え、そんなオチ？」っているものあり、謎解きと思わせてホラーなの～というものあり、バラエティーに富んでいて面白かった。中でも、私にとって時代小説の謎解きが新鮮だった「新陰流“月影”」や、最後に少し感動してしまった「言うな地蔵」、妹の行動にじわじわと怖さを感じた「ダークルーム」が好みだった。

2015/11/24

稀少な古書マンガをめぐる、三十年前の出来事の「真実」とは？　超人気「ビブリア古書堂」シリーズの一篇、三上延「足塚不二雄『UTOPIA　最後の世界大戦』（鶴書房）」。なぜ、いつもここで止まる？　自宅マンションのエレベーターを題材としたホラー仕立ての快作、石持浅海「三階に止まる」。全７篇収録。