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狙撃兵ローザ・シャニーナ ナチスと戦った女性兵士 の商品レビュー

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2020/09/08

第二次世界大戦中、独ソ戦時のソ連赤軍の女性狙撃兵ローザ・シャニーナの物語 巻末に「本作品は、史実に基づいたドキュメンタリー・ノベルです。」と注釈されているように、ローザの独白があるなど、かなり小説的に描かれている 写真もふんだんに掲載され、独ソ戦当時の女性兵士の状況がうかがえる ...

第二次世界大戦中、独ソ戦時のソ連赤軍の女性狙撃兵ローザ・シャニーナの物語 巻末に「本作品は、史実に基づいたドキュメンタリー・ノベルです。」と注釈されているように、ローザの独白があるなど、かなり小説的に描かれている 写真もふんだんに掲載され、独ソ戦当時の女性兵士の状況がうかがえる 「ナチスと戦った女性兵士」と副題にあるが、あまりドイツ側の状況が少なく、またローザがナチスを憎み兵士を志す理由が少し薄かった 上官の小隊長カミーラ・ザイツェヴァ曹長、や中隊長イヴァン・ギールス大尉が良い ナチス・ドイツだけではなく、スターリン体制のソ連の恐ろしさも描かれていた 映画化されても興味深いだろう

Posted byブクログ

2020/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

定型的な物語構成。 戦争で英雄になることを夢見る少女と、戦争の現実をしる上官との対立。 仲間を失い、戦争の現実を知る。その外いろいろ。 で、上官との和解と別れ。そして、自身の死。 見事なまでに綺麗に型に嵌っていて、それで面白かった。

Posted byブクログ

2015/11/22

第二次世界大戦末期、ソ連軍にいた女性の狙撃隊を率いていたソビエトの英雄・ローザ・シャニーナのドキュメント。 14歳の時に反対する父親とけんかをし、夜に家出。4日間かけて兄の住む街へ行く列車の通る駅まで歩き、兄の家に転がり込む。そこから、寄宿生の学校へ行き、幼稚園教諭になる。しかし...

第二次世界大戦末期、ソ連軍にいた女性の狙撃隊を率いていたソビエトの英雄・ローザ・シャニーナのドキュメント。 14歳の時に反対する父親とけんかをし、夜に家出。4日間かけて兄の住む街へ行く列車の通る駅まで歩き、兄の家に転がり込む。そこから、寄宿生の学校へ行き、幼稚園教諭になる。しかし、もっと教育を受けたいと学校へ通い、自分の祖国を守るため、志願してソビエト軍に入る。 ヒットラーの独裁を恐れ、愛する人たちを守りたいと志願したソビエト軍は、理想の国家ではなくレーニン率いる独裁の軍隊だった。 シャニーナは英雄となるが、最後はドイツ軍の狙撃兵に狙撃され亡くなる。彼女のたどった運命は、本当に彼女が求めたものだったのだろうか。

Posted byブクログ