師走の扶持 の商品レビュー
「ふたり女房」では匡に反対されていた関東採草の旅を済ませ、帰途の道すがら事件に遭遇する真葛。 自分の生い立ちに関する事実もぼちぼち判明してきたりする。まっすぐで情熱的な女性を好感度高くかけるのはさすが(*´∀`) そして、話せばわかる、誰も悪く言わない、読後感も爽快。 漢方薬の...
「ふたり女房」では匡に反対されていた関東採草の旅を済ませ、帰途の道すがら事件に遭遇する真葛。 自分の生い立ちに関する事実もぼちぼち判明してきたりする。まっすぐで情熱的な女性を好感度高くかけるのはさすが(*´∀`) そして、話せばわかる、誰も悪く言わない、読後感も爽快。 漢方薬の本を借りてきて、シリーズ登場薬草たちのことを調べてみることにした。トリカブトが薬にもなるなんて、福寿草に毒があるなんて!水も大量に飲めば毒。何事も適度が肝心なのだなあ。
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(借.新宿区立図書館) 京都鷹ヶ峰御薬園日録続編。これが2015年に出て、そのあとは出ていないようなので一応このシリーズはおしまいなのかな?薬とか医師の話なのでなかなか書き続けるのは難しいのかも。澤田瞳子さんの作品はなかなか良かったのでもう少し読んでみようと思う。
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期待していた続編♪相変わらず真葛さんは素敵な女性(*^-^*)でも他人の厄介ごとに関わりすぎだよ~(-_-;)最後は上手くいっているから、いいんだけどさぁ(^^;)まだ父親の行方も分からないし続いて欲しいけれど、真葛さんが大変な事にならないか心配( ´△`)
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★2016年1月3日読了『師走の扶持 京都鷹ヶ峯御薬園日録』澤田瞳子著 評価B 先日読んだ『若冲』の著者、澤田瞳子の最新作。ただし、これは、短編連作物。幕府直轄の薬草園である京都鷹ヶ峯御薬園に働く女薬師の元岡真葛(もとおかまくず)の周りで起こる病気を元にした物語を巧みに人情を絡...
★2016年1月3日読了『師走の扶持 京都鷹ヶ峯御薬園日録』澤田瞳子著 評価B 先日読んだ『若冲』の著者、澤田瞳子の最新作。ただし、これは、短編連作物。幕府直轄の薬草園である京都鷹ヶ峯御薬園に働く女薬師の元岡真葛(もとおかまくず)の周りで起こる病気を元にした物語を巧みに人情を絡めて人生の機微を紡ぎだす。今回は新作に飛びついたが、既に2作ほど出ているようだ。ただ、短編なので、特別順序が問題になることはなさそう。 どの作品も時代背景を読み込みながら、そこに生きる人々の思いと生活を描き出していて興味深い。佐伯泰英氏のように剣豪小説ではないので、殺陣が毎回出てくるわけでもない。したがって、物語の盛り上がりを作るのが難しいはずだが、そのハンデも感じさせないのは、澤田氏の筆力が優れているからなのだろうか? 糸瓜の水 瘡守 終の小庭 撫子ひともと ふたおもて 師走の扶持
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