Happy Box の商品レビュー
Weather ナチュラルヤリチンが人生のテーマだった 腐れ縁の男友達と その彼女(元カノ)のフォロー天気話 天使 人生を振り返りながら 自分に似た環境の子たちに 手を差し伸べた老掏摸女史 ふりだしにすすむ ふたりの名前が同じなら 信じる?信じない?信じてみたい? 生まれ変わ...
Weather ナチュラルヤリチンが人生のテーマだった 腐れ縁の男友達と その彼女(元カノ)のフォロー天気話 天使 人生を振り返りながら 自分に似た環境の子たちに 手を差し伸べた老掏摸女史 ふりだしにすすむ ふたりの名前が同じなら 信じる?信じない?信じてみたい? 生まれ変わりってのを ハッピーエンドの掟 濃いめのカルピスが飲めて ふりふりピンクのパンツが履けてしまう アイコちゃんに呪いをかけた同級生の告白 幸せな死神 死を確認に彼はやってくる 彼女ってパターンがあるなら むやみにお酒をこぼしまくりたいわ笑
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※このレビューにはネタバレを含みます
名前に 幸 がつく作者さんたちの、幸せ をテーマにしたアンソロジー。 伊坂幸太郎さんのWeatherと、小路幸也さんの幸せな死神がお気に入り! Weatherは花嫁の手紙からの展開にぐっときた!清水かっこいい! 幸せな死神は切なくうるっときた。
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5篇のうち、最初の2篇(伊坂幸太郎、山本幸久)がとても好みで面白かった。イヤミスの人(真梨幸子)のは、イヤミスであるがゆえに物語全体として好みではなかったけど、その幸せ観についてはけっこう共感した。自分が幸せに感じていても、周囲がそう思ってくれないというケースは、ままある。
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どんな幸せな話が詰まっているのだろう、と期待して読んだ本。 でも老女のスリ師やら死神やら来世の老人やら、謎な人物がたくさん登場し、全然幸せなんて詰まってなかった!
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幸せをテーマに「幸」のつく作家さんの短編集。 しかしそれでも真梨さんのイヤっぷりが何とも言えない。 伊坂さんの「Weather」良かった。
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ペンネームに「幸」の字がつく作家5人による作品集。いずれも60頁弱で、テーマは「幸せ」。収録順に、伊坂幸太郎、山本幸久、中山智幸、真梨幸子、小路幸也。このうち、伊坂幸太郎はもともと大好き。山本幸久は去年の私のマイブームながら、たまに受け入れがたい作品あり。中山智幸は読んだことなし...
ペンネームに「幸」の字がつく作家5人による作品集。いずれも60頁弱で、テーマは「幸せ」。収録順に、伊坂幸太郎、山本幸久、中山智幸、真梨幸子、小路幸也。このうち、伊坂幸太郎はもともと大好き。山本幸久は去年の私のマイブームながら、たまに受け入れがたい作品あり。中山智幸は読んだことなし、真梨幸子はどろどろしすぎていて苦手、小路幸也はまぁまぁ、という私にとっての布陣です。 以下、オチの幸せ度についてネタバレが入ります。 伊坂幸太郎の『Weather』は、主人公が友人の婚約者に会ってみたら、なんと元カノ。過去にわずか半年つきあっただけの元カノとはいえ、友人にはその事実を打ち明けられない。友人は無類の女好きで、それに気づいている様子の元カノからはスパイを頼まれる。予想のはるか上を行くハッピーエンディングで、さすが伊坂幸太郎。 山本幸久の『天使』は、ベテラン掏摸の老婆がショッピングモールで幼い姉弟に遭遇。その姉弟は母親の恋人であるろくでなし男から、掏摸の手伝いを強要されているうえに、虐待も受けているらしい。他人にはできるだけかかわらずに生きてきた老婆だったが、姉弟を黙って見ていることができず、救いの手を差し伸べる。一見良さげ、このオチは嫌。 中山智幸の『ふりだしにすすむ』は、日常にも仕事にもたいして楽しみを見いだせない女性が主人公。そんな彼女の前に「あなたの生まれ変わりだ」という変な老人が現れる。なぜ自分の生まれ変わりが、自分より何まわりも年上の、しかもおじいさんなのか。そして老人の頼み事とは。ややこしくも興味をそそる展開で、他の作品も読んでみたくなりました。 真梨幸子の『ハッピーエンドの掟』は、母子家庭に育つ小学生女子の目線で。ホステスで稼ぐ母親は夜になると出かけてしまうから、いつもひとりぼっちの彼女。学校の先生は「お父さんがほしいでしょ」と押しつけがましい。いつもはドロドロの真梨さん、こんな微笑ましい話もお書きになるんだと思っていたら、最後はちっとも微笑ましくない。やっぱり真梨さんでした。 小路幸也の『幸せな死神』は、イケメンの死神が家に居座るという話。ひょんなことから死神が見えるようになった主人公。目の前にいる死神がタイプなものだから追い出せない。死神が去らなくてはならないときとはどんなときなのか。面白そうではあるけれど、死神の話なら断然、伊坂幸太郎の『死神の精度』。 結論としては、もともと好きだった作家の作品ならば短編でもやはりツボに入ります。もともと苦手な人は短編もやっぱり好きになれません。伊坂幸太郎には★4、初めて読んだ中山智幸には★3.5、あとは★3で。
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伊坂さんの作品が出てたので読んでみた。 一作目、伊坂さんのweather。 色男の友人が結婚する披露宴から。 友人の彼女と話すと、うっかり墓穴を掘るために、当たり障りのない天気の話をするうちに天気の豆知識が豊富になってしまった主人公。 披露宴にて白っぽいドレスやアクセサリーといった小さいマナー違反に逐一反応しちゃう生真面目な男性。 いつもの伊坂さんワールドで、新婦から新郎の浮気の探りをいれらろと強要されて断れない主人公の独白にクスリ。 でも最後は、疑われてると知らないモテ男こと花婿の粋な計らいに、素晴らしい!と叫びたくなった。 遊んでる(た?)男が本気だすと、なんてすごいギャップを産み出すのか(笑) 1作目がほがらかハッピーエンドだっただけに、2作目、3作目のダークな話が際立つ。
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収録作品は以下の通り。 伊坂幸太郎「Weather」 山本幸久「天使」 中山智幸「ふリだしにすすむ」 真梨幸子「ハッピーエンドの掟」 小路幸也「幸せな死神」 ================= 伊坂の「Weather」では、琴線に触れることが多すぎて、かなり心にグサリと刺...
収録作品は以下の通り。 伊坂幸太郎「Weather」 山本幸久「天使」 中山智幸「ふリだしにすすむ」 真梨幸子「ハッピーエンドの掟」 小路幸也「幸せな死神」 ================= 伊坂の「Weather」では、琴線に触れることが多すぎて、かなり心にグサリと刺さった。 自分では決して結婚式に呼ぶことのない父親を、あんな風にサプライズで呼んでくれること、素直に嬉しく思えるかどうかは別として、感慨深かった。 どれも素敵で、アンソロジーの良さが“生きている”1冊でした、ごちそうさまです。
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名前に<幸>が付く作家達が「幸せ」をテーマに書いた短編5作のアンソロジー。どれもそれぞれの特徴がありつつ良い感じの短編で楽しめました。伊坂幸太郎以外読んだことなかったけど、他の著者の作品も読んでみたくなった。
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ペンネームに「幸」が入っている五人の作家による「幸せ」をテーマに書かれたアンソロジー。 一人★一つずつで、★5つ。 どれも違った味わいで、とても面白く読めた。 伊坂幸太郎『weather』 大友くん、こんなに気を使ってかわいそう、悪いのは女たらしの清水なのに。 清水、爆発しろ!...
ペンネームに「幸」が入っている五人の作家による「幸せ」をテーマに書かれたアンソロジー。 一人★一つずつで、★5つ。 どれも違った味わいで、とても面白く読めた。 伊坂幸太郎『weather』 大友くん、こんなに気を使ってかわいそう、悪いのは女たらしの清水なのに。 清水、爆発しろ! …と、途中まで思っていましたが、いい話でした。 山本幸久『天使』 …これ、本当にhappyなの? ただ…良いことをした、それは確か。 中山智幸『ふりだしにすすむ』 「世にも奇妙な物語」で放送すると良い。 タイトルは『イシカバカバ』に変更で。 真梨幸子『ハッピーエンドの掟』 うわ~、さすがイヤミスの女王! 誰かの幸せは誰かの不幸、誰かの不幸は誰かの幸せ…ということでしょうか? 小路幸也『幸せな死神』 キュンとするファンタジー。 死神の声は、小野D輔さんでお願いします。
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