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明治・金色キタン の商品レビュー

3.2

34件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

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  4. 2つ

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2017/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

妖キタンの続き。今回は5つの仏像と祟りが本線と成っている。思わぬ転び方にええ……となってしまうこともあったけど、人物は相変わらず個性的。そして前作よりもサラッとすごいことが書いてある。 雑談 風琴堂って確か……?!そして、若様組のあの人も絡んできたりします。若様組たちは銀座じゃないけど、クロスオーバーしてたらちょっとすごいかも。滝さんと園山さんとかww

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2017/01/05

明治21年。巡査の滝と原田は日々事件解決に 奔走するが、この2人と仲間は時折、 江戸から行き続ける"妖"の姿をも見せ!? 「明治・妖モダン」シリーズ第2弾。

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2016/10/24

ああああまたシリーズの2冊目から読んでしまった>< わからないこともないけど、わかりにくいよう(泣)

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2016/08/22

畠中恵の「明治」シリーズ第2弾。 西洋風の煉瓦街にはアーク灯が灯り、不忍池畔には英国風の競馬場。 築地居留地の女学生たちは洋装で髪には大きなリボン… 妖たちにはいささか住みにくい世になったけれど。 大通りを外れてちょっと小道に入れば、まだまだ闇が広がる。 今回は、幕末の廃仏毀釈...

畠中恵の「明治」シリーズ第2弾。 西洋風の煉瓦街にはアーク灯が灯り、不忍池畔には英国風の競馬場。 築地居留地の女学生たちは洋装で髪には大きなリボン… 妖たちにはいささか住みにくい世になったけれど。 大通りを外れてちょっと小道に入れば、まだまだ闇が広がる。 今回は、幕末の廃仏毀釈で村中の寺が潰され、仏像も僧も行方が分からなくなってしまった、筑摩の甫峠村の、たたりの噂にまつわる事件の数々。 銀座4丁目の、そこだけぼろい派出所に勤務する原田と滝が、例によって盛大に事件に巻き込まれる! このケーキも食べられなくなるかもしれない…って、オーナーパティシエが留学しちゃうからですよね? 世界が繋がっているのも楽しい。 すっかり闇も少なくなった現代にも、妖しの者はいるんじゃないか、そんな気がします。 うん、ロマンがある。 あ、200円(今だと200万…と考えると分かりやすい?)指輪男、ちょっとキモいですね。 女学生たちの写真を持って、本物を一目見ようと学校の前に群がる男たちは、秋葉にたくさんいそうですね~ などと、ニヤリとしました。

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2016/09/01

「明治・妖モダン」の続編。 文明開花の世の中、古い妖しいものたちも、すぐそこの物陰に‥ 明治21年。 江戸時代からすっかり様変わりして西洋風の建物が並ぶ銀座・煉瓦街。 派出所の巡査、原田と滝は、何かと借り出されては奔走することに。 古い寺が引き倒される現場の護衛になぜか引っ張...

「明治・妖モダン」の続編。 文明開花の世の中、古い妖しいものたちも、すぐそこの物陰に‥ 明治21年。 江戸時代からすっかり様変わりして西洋風の建物が並ぶ銀座・煉瓦街。 派出所の巡査、原田と滝は、何かと借り出されては奔走することに。 古い寺が引き倒される現場の護衛になぜか引っ張り出された二人。 そこで、行方不明者が出て‥? 滝に思いを寄せる花乃が巻き込まれた願掛けとは? 女学生の美人番付の写真が流出? 不忍池での競馬場でおこった事件とは‥ あまり知られていない明治時代の風俗がたっぷり描かれていて、面白く読めました。 「しゃばけ」のとぼけた可愛い雰囲気とは少し違って、もっとクールで怖さも含んだ妖しさ。 大人が社会を動かしていく骨組みが背景に感じられます。 妖怪というか普通の人ではない面々は増えるばかりで、ぜんぜん隠れていない感じですが(笑) 思いがけない問題も、思いがけない解決も、ありえるのが面白いところ☆

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2016/07/11

臨時の仕事に行っただけ、というのに そこから出てくる謎。 連続短編で、軸は村。 そこからいなくなった御神体に、関係ない話も。 と思いきや、結局繋がっていく。 一体どこへ、というか、どこが問題なのか。 まさかというかなんというか…全部解決しました? 一か所、憶測な所もありますが。...

臨時の仕事に行っただけ、というのに そこから出てくる謎。 連続短編で、軸は村。 そこからいなくなった御神体に、関係ない話も。 と思いきや、結局繋がっていく。 一体どこへ、というか、どこが問題なのか。 まさかというかなんというか…全部解決しました? 一か所、憶測な所もありますが。 新しい登場人物もいるわけですが、妖半分、人間半分。

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2016/06/27

20160625 読了。 図書館にて。 きっかけ: 1巻の妖モダンの雰囲気がすきだったので。 「しゃばけ」シリーズで言うなら妖達の人とはちょっとずれたもの考え方が良く出ていて、「しゃばけ」のほんわかモードとは違う、怪しさ、怖さ、冷徹さ満開な作風(でもその中にと仲間を想う優しさや...

20160625 読了。 図書館にて。 きっかけ: 1巻の妖モダンの雰囲気がすきだったので。 「しゃばけ」シリーズで言うなら妖達の人とはちょっとずれたもの考え方が良く出ていて、「しゃばけ」のほんわかモードとは違う、怪しさ、怖さ、冷徹さ満開な作風(でもその中にと仲間を想う優しさや暖かさもある)がすごくツボだった第一巻。 なので、二巻が出たと聞いてすごく嬉しかった! が、まず第一に雰囲気は好きだったけど 第一巻の話の内容を断片的にしか覚えておらず、主役二人以外の登場人物が分からず。 第二にそもそも作風なのか、登場人物の誰が人為らぬものなのか、なにが化けているのかが明言されず、不思議な出来事が妖の仕業なのか、人の手によるものなのかもあまり語られないので時々迷子に。 結果、あんま良く解らずに終わってしまった。うーん。難しい。 なんか、連作のためか一巻より複雑だったような。 もう一回 読もうかと思ったけど、ややこしい展開を思うと… 機会があったら一巻から通しで読もうかな。

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2016/05/27

レギュラーメンバーや新顔さんたちの本性、少しづつ明らかになった感じの人もいたし、突然もう皆分かっているかのようにされた人もいて、あれ?そんな匂いしてたっけ、の人もいたし、細かいところが少し分かりにくかったでしょうか。謎解きもやや唐突な印象でしたが、でもやはり引き込まれて、一話完結...

レギュラーメンバーや新顔さんたちの本性、少しづつ明らかになった感じの人もいたし、突然もう皆分かっているかのようにされた人もいて、あれ?そんな匂いしてたっけ、の人もいたし、細かいところが少し分かりにくかったでしょうか。謎解きもやや唐突な印象でしたが、でもやはり引き込まれて、一話完結のようでいて長編なので一気に読んでしまいました。前作含め復習必要かも。ともかく彼らと一緒に鍋を囲みたいものです。

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2016/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸から東京に変わって、街の灯りが明るくなった分濃くなった闇に隠れる人ならぬモノの話。 、、隠れてない気がするけど。 廃仏棄釈の折、消えた五人の僧と五仏にまつわる話。 それぞれの本性がなにかわかんないんだけど、1作目で書いてあったかなぁ? 滝の発言で原田が赤手には慈悲深いというか心底優しいところがある自分とは何か違うと言っていたとあったけど、その赤手の優しいところどっかにあったっけ? 百賢の店主の話は前作に載ってたような、、、

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2017/11/09

しゃばけシリーズの作者、畠中恵さんの作品です。 幕末の動乱がやっとおさまり、明治になって20年。 江戸改め東京と名を改めた街で 銀座4丁目派出所勤務の巡査2人組の滝と原田が主人公です。 江戸の名残を残しつつ、 文明開化の波にのる東京の街を舞台に 菜の花が咲き誇るある村からとれ...

しゃばけシリーズの作者、畠中恵さんの作品です。 幕末の動乱がやっとおさまり、明治になって20年。 江戸改め東京と名を改めた街で 銀座4丁目派出所勤務の巡査2人組の滝と原田が主人公です。 江戸の名残を残しつつ、 文明開化の波にのる東京の街を舞台に 菜の花が咲き誇るある村からとれる菜種油がきっかけで 女学生美人くらべの顛末や正体不明の石、競馬場での殺人、と さまざまな事件がおこります。 5つの寺から消えた5つの仏が揃った時 祟りがおこるという噂もあり、事件はその前兆かとも。 滝と原田、それに新聞記者の布藤など、 気心の知れた友人たちが「牛鍋屋」に集って、 事件解決に挑みます。 なんだか知らない間に 内務省のお役人阿住の指示で事件を探るようにいわれた滝と原田。 6話のストーリーを通して、てんてこ舞いをします。 そして彼らの仲間たちも力を貸しますが・・・ 滝と原田をはじめどうやら彼らは「人と違うモノ」らしい。 江戸が崩壊したときに、人と違うモノたちは 人に姿を変えて街で生活するようになったのかなと思わせるエンドでした。 そして読み終わって、 この作品は2作目だったことに気が付きました。 第1作め・・・読まなきゃなあ。。。

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