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教育委員会改革の展望 の商品レビュー

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2024/01/04

読了しました。 ■なぜ手に取ったのか 地元地域の学校教育に関係する審議会の審議委員に就任しており、 「学校教育」、「教育委員会」について、現時点において、 何が課題となっているのか、また論点は何かをつかみたくて 手に取りました。 ■何が語られていたのか 著書は、2014年に...

読了しました。 ■なぜ手に取ったのか 地元地域の学校教育に関係する審議会の審議委員に就任しており、 「学校教育」、「教育委員会」について、現時点において、 何が課題となっているのか、また論点は何かをつかみたくて 手に取りました。 ■何が語られていたのか 著書は、2014年に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が 大幅改定された内容について、どのように審議され、何が変わって、 何が変わっていないのかを、法令や国会での審議録などを踏まえ、 また、著者の私情も踏まえ述べられています。 著書中において、著者が共産主義の思想を持っていることについて 記載されていました。その思想面についての記載もあるが、一般市民 の目線なども中立的な記載もされていました。 法改正で新たなに設けられた、新教育長の役割、教育委員会の新し ガバナンス、首長との関係性が生まれた教育大綱・総合教育会議、 について記載されており、私が知りたかった現状の学校教育、教育委員会 の課題や論点が記載されていました。 出版当時(2015年)にはまだ珍しかった、子どもの権利条約についても ふれらていました。 当時の審議録に関しては、様々な視点があった内容として 記載されています。 ■何を学んだのか 著者の私情・思想による記載に関しては賛否が分かれるところであると 感じた。ただ、私のように本書を手に取った目的である、課題・論点を知る といった読み方をしている為か、賛否の分かれるような記載が方が、 考え方が膨らんだり、著書から一歩引いたうえで、関係する別で調べたり する機会を得られたので目的どおり学びを得られた。 ■どう活かすのか 私が審議員として、少しでも学校教育について知る機会となったので、 今後の発言などについて、法令などを踏まえてロジカルに話しをしていこうと いう気持ちにさせてくれる本でした。 ■どんな人にお勧めなのか 地方における学校教育制度の課題、論点を知りたい方や、教育行政に関係する方 にお勧めの本です。

Posted byブクログ