猫は迷探偵 の商品レビュー
「猫は迷探偵」 月刊『ねこ新聞』監修 (竹書房文庫) 帯より、 「日本唯一の猫文学紙『ねこ新聞』に掲載された「猫」という神秘的な存在への愛しく切ない想いを綴った秀麗な掌編51選。」。 『ねこ新聞』の存在を初めて知りました。 (現在は紙発行を休止しWEB版へ移行されているようです...
「猫は迷探偵」 月刊『ねこ新聞』監修 (竹書房文庫) 帯より、 「日本唯一の猫文学紙『ねこ新聞』に掲載された「猫」という神秘的な存在への愛しく切ない想いを綴った秀麗な掌編51選。」。 『ねこ新聞』の存在を初めて知りました。 (現在は紙発行を休止しWEB版へ移行されているようです。) 作家、エッセイスト、映画監督、マンガ家、歌手など、51名の著名人たちが猫への溢れる想いを綴った猫エッセイアンソロジーになっていて、4〜6ページ程のエッセイのあとに著者の紹介もあります。 さらりと一読して気にとまった、木内昇「神社の猫」/北村薫「吾輩は猫である。まだ、なめられてはいない。」/長田弘「アメリカの小さな町の猫」/有栖川有栖「猫団子」/高橋克彦「猫たちに」/三浦しをん「ブチャイクよ永遠に」/内館牧子「うちのかま猫」/半藤一利「わが『猫』探偵帳より」/森村誠一「運命の猫」/熊井明子「私の守り猫たち」/林真理子「猫を救う幸せ」/半藤末利子「漱石婦人と猫」/田勢康弘「政治猫『マーゴ』」/古川日出男「猫たちと世界へのまじない」/養老孟司「得手勝手」、、、キリがないんですが、、、笑 他にも、恩田陸/酒井順子/藤田宜永/坂本美雨/内田春菊/中野京子/池田理代子/山田洋次などなど(略してすみません)、 名だたる方々の個性のままに綴られていて、 ちょっと愉しい一冊です。 この本をきっかけに、気になった著者の本をまた手に取ってみるのもいいですね。 一話一話が短いので、移動中の隙間時間にもおすすめですよ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
有名人に猫好きがこんなにも多いことに驚いた。漱石にかんするエッセーが多いのは「我輩な猫である」の影響だろう。 それにしても猫の習性をよくもまあここまで観察しているとは、さすがだ。
Posted by
ねこについてのショートエッセー集。 ねこを描きながらも、その方の命への向き合い方がひっそりと伝わってくる作品が多いように感じるのは、私もねこが好きだからか、今の気分がそうなのか・・・。
Posted by
- 1