かげきしょうじょ!!(1) の商品レビュー
フィクションだからこそ「天才」「スター」が見たい。 ドリームキラー、狭い世界での足の引っ張り合い。そういったトラップを飛び越えていく、桁が違う「才能」。 これを爽快感と説得力をもって表現している作品って実は稀。
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ヅカヲタなので、ハマりそうなお話。 歌舞伎も見るので、歌舞伎と宝塚のリンクは面白い。 確かに片方は男性のみ、もう片方は女性のみで舞台を作り上げるけれど、歌舞伎は基本的に家で決まる一方、宝塚は誰でも実力で入っていける分、自分は弱肉強食の宝塚の方が好き。 このお話は宝塚をモデルとし...
ヅカヲタなので、ハマりそうなお話。 歌舞伎も見るので、歌舞伎と宝塚のリンクは面白い。 確かに片方は男性のみ、もう片方は女性のみで舞台を作り上げるけれど、歌舞伎は基本的に家で決まる一方、宝塚は誰でも実力で入っていける分、自分は弱肉強食の宝塚の方が好き。 このお話は宝塚をモデルとした神戸の音楽学校に入った天然お嬢ちゃんのお話だけれど、今のところ悪い人がいなさそうなのが良いなぁ。 絵もキレイだし、しばらく追いかけてみようと思います!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大正時代に創設された未婚の女性たちで構成される〝紅華歌劇団〟。 〝ロマンチックな物はよりロマンチックに ロマンチックじゃない物もロマンチックに〟 現代宝塚ぽい感じにオリジナリティを足した歌劇団トップを目指していく女学生たちの物語。 女子特有の上下関係も気になるし、これから歌劇団トップを目指していく主人公たちを応援したくなる! 1巻ではおじいちゃん先生の夢物語が素敵だった。 〝何時の世にも人々には夢が必要だ〟 夢を与え続けてくれる歌劇団、続きが気になる。 前日譚もあるみたいでそちらも読んでみたいです!
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仕切り直しの第一巻。かといって説明過多にならず紅華少女たちの日々を変わらない調子で描いているね 一方で繰り返しを拒むかのようにさらさを中心として演劇の講義に実技を含もうとする動きがある点は印象的 舞台を夢見る少女たちだからこそ、演技力を養う時間に触れたいと思うのかな ただ、紅華...
仕切り直しの第一巻。かといって説明過多にならず紅華少女たちの日々を変わらない調子で描いているね 一方で繰り返しを拒むかのようにさらさを中心として演劇の講義に実技を含もうとする動きがある点は印象的 舞台を夢見る少女たちだからこそ、演技力を養う時間に触れたいと思うのかな ただ、紅華はとても長い歴史の上に立脚した存在だから、予科生が喚いた所で簡単に変わりはしない 紅華の歴史を象徴する存在として現れた国広教授は重々しい存在感を纏った人物だったね。飄々として役者上がりの一面を持つ安藤ですら全く太刀打ちできないくらいに でも、おじいちゃんの相手なんてさらさに任せればお手の物。出合い頭にあの距離感を実行できる若者は中々居ないよ(笑) 紅華の歴史や制度はよく知らないが、紅華愛に溢れたさらさ 無邪気に国広の話に食いつくさらさを前にして自分と紅華の関わりを話し始めてしまった彼はもしかしたらもっと前から誰かにこの話を語りたかったのかもしれないと思える程に重厚な話を展開していたね 男だから紅華の舞台に立つことは出来ない。なら、紅華の舞台を作る人間になろう。とても夢のある明るい話。だからそれを聞いたさらさも無邪気に歌を歌いだしてしまう だからこそ、最後に明かされるもう一つの回想に胸打たれる。ああ、この人は本当の意味で紅華を守ってきた人間なんだな、と…… なら、そんな紅華愛に溢れた人間が紅華少女たちの邪魔をするなんて有るわけないんだよね。国広に予科生の想いを伝えたさらさは本人も知らぬ間にとても大きな扉を開いたのではなかろうか そして始まる実演授業。望んだ形の授業ではなかったけれど演技は演技。安道に向かって食い気味に「やります!」と訴える少女たちの意気込みは良いね 自主練が大部分で簡単な批評を貰えるだけの実験的授業。でも、安道が言うように演技理論でガチガチな舞台ではなく、自分の力で試行錯誤する余地の有る自由な発表の場と考えることも出来るんだよね 一つのスタートとしてこれはこれで良い機会になったのかもしれない 実演が入ってくるとなれば、これまで見えなかった生徒たちの演技力も見えてくる。その中で物語の中心であるさらさと愛は驚きの演技力を披露したね(笑) トップを目指すと豪語していた人物が大根演技だったという凄まじいギャップ(笑) いや、本当のギャップはもう少し後のタイミングで来るんだけども 目立つ姿形と言動という一点において予科生の中で元JPXの愛とタメを張る存在だったさらさ。けれど、予科生の間は演技の授業がないことでその実力の程は判らないままだった 最初は下手くそにしか思えなかったのに化け物級の実力が発表の場で披露されるというのはインパクトが有るね けれど、その周囲の目を引きつける演技も紅華教師である安道には見破られてしまうのか 憑依の才能と評されるけれど、演技ではないと言われる。役者として求められるのは完璧性ではなく個性。 先代の伝達を求められる歌舞伎をルーツに持つさらさにとって試練の時だね
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アニメになかったエピソード泣けたんですけど……!何故これ削った??おじいちゃん先生めっちゃいい話やん……
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気になっていた本で読まずじまいでした。 いざ1巻よんでみますと、もう11巻までノンストップ 1冊600円として1日で6600円飛んでいきましたね(笑) でもその価値がある本でした! 気になっている人はまず読んでみることをオススメします!
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渡辺さらさを中心とした、紅華音楽学校第100期生の学園生活を描く。前日譚が、別途集英社で連載されていて、休載を経て白泉社で展開される。のち、アニメ化も成る。絵柄が好みなので、全巻読んでみたくもなった。
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某所で無料なので読み始めたら、意外に面白い。絵が上手なので安心して読める。 宝塚をモデルにしてると思うけど、宝塚に興味がない人でも(むしろその方が)楽しめるかも。 私は宝塚についてほとんど何も知らないけど、とても楽しく読めています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初に読み始めたときは、正直さらさの奔放なキャラについていけないところがあったのだが 途中から俄然惹き込まれてしまった。 今こうして読み返すと、さらさの魅力の面しか目に入ってこない。 授業の方針で国広先生と安藤先生が対立するが、 退屈な思いをさせてそれが放たれた時情熱になる という国広先生の考え方は自分も意味が無いしナンセンスだと思う。 これはこの先のネタバレをやや含むが 国広先生が子供の頃、紅華に憧れたのに 「あそこは女性しか入団できない」と言われて ショックを受けたことを聞いているさらさ、 自分も同じ思いをしていただけに感情移入したのだろう。 トップの櫻岡みやじが、国広先生が台本をくれと頼んだ時 あっさり頼みを聞き、サインまでしてくれて 「こっちに来るのを待っているよ」と言うところが恰好良い。 実際宝塚でもこれに近しいエピソードを持つ先生がいらっしゃるようだ。 この会話から、演技の授業で実技もしたいといい出したのは生徒からで それを安藤先生が敢えて言わなかったことを国広先生が知るのが良い。 身長が高く目立つさらさがバランスを保って舞台に立てる場所はセンター、という言葉が良かった。 トップにもらった台本は空襲で燃えてしまったが、 「何時の世も人々には夢が必要だ」 「皆がそう望むなら私達は何度でも蘇るだろう」 というトップの言葉も素敵。 友達が喜ぶと自分も嬉しくなると知った、という愛ちゃんが可愛い。 星野さん、おばあさんもお母さんも紅華女優というのは、 プライドもあるしプレッシャーもきつそうだ。 愛ちゃんが、アイドルの仕事が忙しくてろくに学校へ行っていないから、漢字が読めないと告白し 星野さんに引っ張ってもらわないと、と励ますのが良い。 歌舞伎では自分の個性ではなく代々口伝されたものを引き継いでいくのが正しく、 そのやり方ではさらさの個性が当然出ず、紅華でトップを目指すのにはそぐわない。 なるほどなぁと思った。 さらさがここからどうやって自分の芝居を見つけていくのか、とても楽しみだ。
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おもしろい! かわいい! カッコいい! 演劇関係というのも、宝塚系のお話というのも興味を惹かれます。 キャラクターたちの今の魅力と、それぞれの背景がこれから どんな風に描かれていくのか…。続きが気になると同時に、 別のお話があるというのもまた気になります。 集英社版も読んでみよう...
おもしろい! かわいい! カッコいい! 演劇関係というのも、宝塚系のお話というのも興味を惹かれます。 キャラクターたちの今の魅力と、それぞれの背景がこれから どんな風に描かれていくのか…。続きが気になると同時に、 別のお話があるというのもまた気になります。 集英社版も読んでみようかしら。
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