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天智朝と東アジア の商品レビュー

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2023/10/29

白村江の戦いは「敗戦」なのだから、戦勝国の占領政策の対象であった、というのは確かにそうだと思った。 しかしながら、他者の研究結果を非難する割には、自身は推測も多く、どっちもどっちの印象。 切り口は面白く、参考になった。

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2020/07/05

通説にラディカルにきり込む本。大津宮が防御目的と言うのが腑に落ちないというのは確かにと思った。しかし、書いてないことだから、定説になるのは難しいのかなと思った。

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2015/12/21

“白村江の戦い”の敗戦後、唐からの使節が百数十人規模から2千人規模で、数次にわたり入朝しています。日本史を学んだ時、この部分はスルーで気になっていた箇所でした。本書では、これは唐軍の戦後処理使節であり、進駐軍であると指摘しています。中国側の確たる文献がないので決定打になりませんが...

“白村江の戦い”の敗戦後、唐からの使節が百数十人規模から2千人規模で、数次にわたり入朝しています。日本史を学んだ時、この部分はスルーで気になっていた箇所でした。本書では、これは唐軍の戦後処理使節であり、進駐軍であると指摘しています。中国側の確たる文献がないので決定打になりませんが、少なくとも太宰府地区は占領され、国政にも影響を及ぼしたのではないでしょうか?新羅が唐を破ったことで占領は短期になったのでしょう。

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2015/12/18

意欲作。東アジアの古代史としては避けては通れない。百済救援戦争の後の律令制成立までの黒歴史。かなり信憑性の高い話しだと思う。九州に唐の使節がきて唐の支配下におかれた。筑紫都督府が置かれた。

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