出逢う力 の商品レビュー
浅見帆帆子さんの本をすべて読んだわけではないので、断定はできませんが、彼女の魅力は、彼女が「生きている」ことと「比較していない」ことなのだろうと思いました。 彼女を妬む人にも、嫉む人にも、羨ましがる人にも、一緒に喜ぶ人にも、彼女は笑顔を向けるんだろうなと感じます。 それって、な...
浅見帆帆子さんの本をすべて読んだわけではないので、断定はできませんが、彼女の魅力は、彼女が「生きている」ことと「比較していない」ことなのだろうと思いました。 彼女を妬む人にも、嫉む人にも、羨ましがる人にも、一緒に喜ぶ人にも、彼女は笑顔を向けるんだろうなと感じます。 それって、なかなかできないな、とも。 自己犠牲や我慢が美徳とされる日本は、ともすれば、欧米の「自分を大切に」という言葉をすぐに我儘や自己中心的と感じてしまう中で、彼女の「自分を大切にする」という姿勢は、欧米風に傾くことなく、日本的な芯の強さを感じます。 これを読んだからって、劇的に何かが変わるわけではないけれど、でも、彼女の誰にも責任を負わせずに、自分で自分の面倒をみてあげる(良いところも、悪いところも)という姿勢は、新鮮な気持ちにさせてくれる清涼剤のようなものです。
Posted by
- 1
- 2