1,800円以上の注文で送料無料

娘になった妻、のぶ代へ の商品レビュー

3.7

13件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/11/06

芸能人であり、ドラえもんのイメージダウンなどいろいろなことを危惧するあまり、認知症を公表できず苦悩する砂川さんの赤裸々な記録。小さな変化が喜び、深い愛にかわる。 砂川さんは、大山さんを残して病で亡くなられたが、 多くの人に知ってもらい、今の大山さんを受け入れてもらえる土壌をつくっ...

芸能人であり、ドラえもんのイメージダウンなどいろいろなことを危惧するあまり、認知症を公表できず苦悩する砂川さんの赤裸々な記録。小さな変化が喜び、深い愛にかわる。 砂川さんは、大山さんを残して病で亡くなられたが、 多くの人に知ってもらい、今の大山さんを受け入れてもらえる土壌をつくって逝かれたのだと思う。

Posted byブクログ

2022/08/29

最愛の人が認知症だというのは本当に辛いのだなと思いました。 最後までドラえもんに囲まれたお家で2人で過ごせることを祈りながら読み進めていました。

Posted byブクログ

2021/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

筆者78歳、妻82歳の時の本。 その後、著者は80歳で死亡。 妻の認知症をラジオ番組で告白して、 少し気が楽になった。 介護保険などは使わない一軒家で在宅介護。 マネジャーらが入浴させてくれたりもする。 介護共倒れになりそうな時も。 結構赤裸々。 料理やゲーム、ボケ防止に気を配っていたが、 なってしまう。 そういうもの、とは分かりつつせつない。

Posted byブクログ

2019/10/05

26年間アニメドラえもんの声を担当していた大山のぶ代さん。2012年秋に認知症と診断されてから、徐々に自身がドラえもんを演じていたことも忘れていってしまいます。老老介護に夫の砂川さんも、限界を感じていましたが…。

Posted byブクログ

2018/08/30

残念ながら数年前亡くなってしまった砂川啓介氏の本。 妻、大山のぶ代への愛が溢れすぎなくらいに愛してたんだろうなぁと。 元気な時も介護が必要になったときも 色んな嫌なこともいいこともあって、発表するのにすごく時間がかかったことや 老老介護の現実を思い知らされた感。 自分の親や自分が...

残念ながら数年前亡くなってしまった砂川啓介氏の本。 妻、大山のぶ代への愛が溢れすぎなくらいに愛してたんだろうなぁと。 元気な時も介護が必要になったときも 色んな嫌なこともいいこともあって、発表するのにすごく時間がかかったことや 老老介護の現実を思い知らされた感。 自分の親や自分がいざそうなったとき 身近で介護が必要になったときにさて自分はここまで強く生きれるのかと かなり考えさせられた。 認知症にならずにずっと元気で長生きって本当に難しい ドラえもんは未だに大山のぶ代さんの声の方が好き

Posted byブクログ

2017/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドラえもんの声優大山のぶ代さんが認知症になったというニュースは覚えていたが、どんな人でどういう人生を歩んできたか全く知らなかった。砂川さんが大山のぶ代さんと結婚する頃から現在に到るまでの人生と、認知症になった妻のことを公表できずに一人抱え込んでいる様子や、あるきっかけでそのことを公表してからの人生と、苦悩や価値観の変化がリアルに伝わってきた。 夫と妻の形はいろいろあるけれど、あらためて夫婦のあり方について考えさせられるきっかけになった。大山さん・砂川さん夫婦のように一緒に過ごせる幸せを噛み締め、できる限り共に時間を過ごしたいと思った。

Posted byブクログ

2017/07/08

涙の介護日記だと思います 美しいし切ない つらいです でも私は引いてしまいました なぜかなあ 独りよがりだから?   ≪ 認知症 ないのでしょうか 止めるすべ ≫

Posted byブクログ

2017/05/23

ドラえもんといえば、大山のぶ代さんですが、そんな大山のぶ代さんが認知症になり、夫の砂川さんが介護に奮闘した話や、大山のぶ代さんへの思いがまとめられています。 色々と辛い気持ちになり、老老介護の現実がかかれた一冊です。

Posted byブクログ

2016/04/29

胸が締め付けられる本でした。冒頭の手紙ですでに涙がボロボロです。いつかは迎える現実として覚悟の受皿が少しできた本でした。大山さんは二人の子供を早くに亡くしており、もし子供が無事に育っていれば家庭に入っていたらしい。すなわちあのドラえもんは誕生しなかったことになります。その息子同然...

胸が締め付けられる本でした。冒頭の手紙ですでに涙がボロボロです。いつかは迎える現実として覚悟の受皿が少しできた本でした。大山さんは二人の子供を早くに亡くしており、もし子供が無事に育っていれば家庭に入っていたらしい。すなわちあのドラえもんは誕生しなかったことになります。その息子同然であるドラえもんの記憶すらも喪失していると知り、大山のぶ代のドラえもん世代としては人が壊れていく様が非常に心が締め付けられました。認知症や介護というのはまだまだ知らない現実がありますが砂川さんの勇気ある一歩は立派だと思います。 ただ、砂川さんは出版される以上叩かれることも想定してるはずなので叩かせてもらう。この本では終始あんなに頭が良かった妻が何故認知症になったか分からないと言っているが、大山さんは糖尿病を放置した上にヘビースモーカーである。昔から認知症にならないために脳のトレーニングを実施したとあるがそれ以前に改善すべき点があるだろ。そうすれば今の現実は存在しなかったかもしれない。

Posted byブクログ

2016/02/15

大山さんといったらドラえもん。 ドラえもんといったら大山さん。 それ以外は何も知らなかった。 今の日本、認知症になる人が多い。 大山さんもその1人に。 砂川さんの愛情溢れる介護に、感動します。

Posted byブクログ