だれもわかってくれない あなたはなぜ誤解されるのか の商品レビュー
読み直すことによって味わい深く感じる本。 今までの自分の概念が変わったと共に 自分自身がニュートラルな状態でいられるように 努力していきたいと強く再確認した。
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これは何度も読みたい! 思い込み、認知の特性、それが人にとって当たり前であること、そこからの脱却方法がわかりやすく書かれている。 気づきと気づいた時の取り決めをしておくことが思い込み、偏向を防ぐというのは非常に良い研究結果を目にしたと思える。 それ以外の色々な人の印象に関するバ...
これは何度も読みたい! 思い込み、認知の特性、それが人にとって当たり前であること、そこからの脱却方法がわかりやすく書かれている。 気づきと気づいた時の取り決めをしておくことが思い込み、偏向を防ぐというのは非常に良い研究結果を目にしたと思える。 それ以外の色々な人の印象に関するバイアスの説明およびそういう見方をしてる人の対応方法と実践しがいのある内容でした。 人にわかってもらえない、自分や他人を理解したいと思う人にも読んでほしい一冊!
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米国の心理学者である著者が「コミュニケーション」について書いた本。自分でいったことがうまく伝わっていない、別の解釈をされるなどを科学的な知見から解釈した本。 人は自分が見られたいようには他人から見られていない(他人も自分も客観的にみることは難しい) 人は常に他人を解釈していきる存在である 解釈は主に認識力の倹約からおこる。思い込みや決めつけというのは自然な行為 確証バイアス=自分がそうだとおもっているものしかみない 初頭効果=第一印象に引きずられる。人はその人の見方をめったにかえない ハロー効果=一部がいいとその別の部分までも優れていると判断される ニセの合意効果=自分の考えを他人ももっていると思う。特に欠点に関して ニセのユニークネス=優れている点に関しては人と違うと思いがち 認知行動療法的な内容も一部含んでいる(下記参照)。 他人に対しての判断というのは筆者の言うフェーズ1「自動思考」(考えず、うかんでくる思想)であるので、それを矯正するのはフェーズ2(多面的に考える)の思考が必要。 人を見抜くことは本来難しいことであり、意図的な取り組みが必要なのだ、と考えさせられる本。
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他人を第一印象のまま誤解し続ける、他人から見た自分の印象は自分が思っているような印象とは異なる、こうした思い違いを認識をゆがめる3つのレンズ(信用レンズ、パワーレンズ、エゴレンズ)、パーソナリティによって異なるレンズ(報酬追求人間とリスク回避人間、不安感と回避的)で表してくれる。行動経済学との親和性も高く、わかりやすい。
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透明性錯覚をはじめ社会心理学の現象,理論がきちんとキーワード強調つきで出てくるので,大学で専門的にやろうかなーと思う人向けのゆるいイントロor参考図書にはいいかも。もちろん一般書としてもOK。対人認知,偏見,ステレオタイプ,制御焦点の話も出てくる。
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本のはじめにを読んで、どうも自分が周りから誤解されていると感じるときや、意図したとおり伝わらない。と言う歯がゆさやジレンマは誰でも経験があると思う。それの理由と予防などについて書いているのかと思ったが、どうもストレートにはその答えが書かれていないように感じた。 しかし、人は頭で認...
本のはじめにを読んで、どうも自分が周りから誤解されていると感じるときや、意図したとおり伝わらない。と言う歯がゆさやジレンマは誰でも経験があると思う。それの理由と予防などについて書いているのかと思ったが、どうもストレートにはその答えが書かれていないように感じた。 しかし、人は頭で認識するかなり前に、体ではどうもおかしいとストレス反応があるという事がわかるトランプの実験や、人の行動を左右するのは無意識の療育がかなり強く影響している事のどの実験は面白かった。
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