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諸星大二郎スペシャルセレクション 無面目 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2022/05/25

何回か読んでるんですが 作者、中華物には激しい感情をぶつけて来る気がする。 人間、身体という枠に入ってしまうと 何処にも行けななくなる。 身体に引きずられ 地上に生きるしかない。

Posted byブクログ

2020/06/27

天地開闢の前から天窮山の岩の上で思索に耽っている混沌という古い神。目鼻耳口のないため無面目と呼ばれている。2人の神仙が彼と会話をするため、目鼻耳口を書いたことから、混沌は次第にかつての自分を忘れ、人間のようになっていく。 食事をとり、眠りを知り、暴力や快楽や幸福や愛を覚え、そし...

天地開闢の前から天窮山の岩の上で思索に耽っている混沌という古い神。目鼻耳口のないため無面目と呼ばれている。2人の神仙が彼と会話をするため、目鼻耳口を書いたことから、混沌は次第にかつての自分を忘れ、人間のようになっていく。 食事をとり、眠りを知り、暴力や快楽や幸福や愛を覚え、そして死を得て人間となった。内部の深い瞑想こそが混沌の本質だったが、目鼻が付いたことでその本質は死んでしまった。

Posted byブクログ