会社に勤めながら資産をつくる「不動産投資」入門 の商品レビュー

志村義明(著者)

2018/06/20

物件選定から購入契約時の注意、購入後の運営まで具体的な記述が多くて役立つ。例えば物件資料は何に気をつけて見るべきかなど。
p118 物件購入で失敗しないためには？→現地の不動産会社へのヒアリングがすべて。想定家賃、どこに勤務している人が多いか？近隣の駐車場、いい学区なのか？などを丹念に何社にもヒアリングする。
電話でも最寄り駅とターミナル駅の業者へヒアリングする。想定家賃で空室を埋められるか、募集をかけてどのくらいの期間で埋められるか、ターゲットとする入居者の属性、駐車場・駐輪場は必要な数あるか、周辺の似た物件の空室率、生活用品を買える店などは近くにあるか、敷金・礼金・広告費はどの程度か。
p162 サラリーマンが銀行を自分で探す時は電話でもOK。メールや郵送で指定された資料（個人情報や物件情報など）を送って検討してもらえば良い。
p199 損害保険は安さよりも補償範囲の広さで選ぶ。保険会社選びよりも損保代理店選びの方が大事。保険会社に請求するのは代理店。営業力に力を入れている代理店ではなく、請求業務に力を入れている代理店を選ぶ。専任の保険金請求担当者がいる代理店。

2017/02/16

自己資金は300万。購入後に5％の資金を手元に置く。目標を長期短期でつくる。1年後までにキャッシュフローを月〇万円、N年後にM棟購入。RC造で利回りの良い物件なら売れる。そこから選択基準をしっかりつける。1件目は、〇円程度で利回り△％RC作り築×年程度、といった選択基準がしっかりしているとして、物件リサーチ1か月、手続き2か月。キャッシュフローを重視するには、資産性が低く、返済スピードが遅く、値上がり益が少なく、ステータス価値のない地域に建っている収益性の良い物件を買いたい。区分所有の1室のみのマンション自宅貸し出し以外は、自主管理はしない。地方都市単身用3万円台ファミリー用5万円台の都市で利回り10％以上を買う。物件周辺不動産会社にヒアリングする。概要資料とレントロールを読む。不自然に高い低い賃料の部屋がないか。空室の想定家賃。収支計算までは現地に行く前にする。さらに周辺不動産会社に問い合わせる。複数社。想定家賃で空室が埋められるか募集からどのくらいの期間想定か。想定入居者属性は。駐輪場駐車場は必要数あるか。周辺の競合物件の空室率は。生活用品の調達。敷礼広告費。日本政策金融公庫、商工中金。契約書に概要資料がレントロールに乗っていない説明事項がないか。あれば大体はややこしい話。レントロールとの突合せ、間違っていた場合の請求の予告。付帯事項の確認。管理エレベーターメンテ会社プロパンガス清掃会社。敷金の扱い。

2016/11/01

再現性のことがしっかり考えられていて、真似しにくさはあまりない。
読者特典で動画も見られる。そちらは割と口調が厳しくてまるで別人のよう。

2016/03/03

不動産会社への事前のヒアリングで家賃相場を知ることが大切。
周辺最安値に合わせてもキャッシュが出るようにする。
駐車場、ケーブルテレビ、インターネット、受水槽清掃などは、大家負担でやっていることがあるのでチェック。
法人で50戸を超えると事業者の実績で融資を受けられる。
敷金の取り扱いは売買時に確認する。