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神酒クリニックで乾杯を の商品レビュー

3.9

83件のお客様レビュー

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2020/02/27

神酒クリニックの面々が活躍するシリーズ、第一弾。 クリニックのメンバは、院長をはじめ、医療技術は超一流なのに、一癖も二癖もある面々ばかり。 特に、一番大人しそうな人物が、ハンドルを握ると、最も危険な人物(?)であったり...(笑) また、他作品である天久鷹央先生の兄が登場するの...

神酒クリニックの面々が活躍するシリーズ、第一弾。 クリニックのメンバは、院長をはじめ、医療技術は超一流なのに、一癖も二癖もある面々ばかり。 特に、一番大人しそうな人物が、ハンドルを握ると、最も危険な人物(?)であったり...(笑) また、他作品である天久鷹央先生の兄が登場するのも、嬉しい限りです。 半年前の医療事故で患者を死なせてしまい、大病院を辞めることとなった外科医・九十九勝己。 とある恩師の紹介で面接に向かった先は、『神酒クリニック』という医院。 彼らクリニックの面々が考えているのは、常に患者第一。 そのため、医療行為とはかなり外れた探偵の様なことも。 発端は、先の短い企業創業者の頼みとして、息子の殺害犯人を探すこと。 やがて、連続殺人事件やら、密輸事件やら、様々な事件に巻き込まれることに... 二転三転する展開に、ハラハラドキドキの連続です。 そして、姿を現した真犯人とは? 最後に、多くの伏線が回収され、たどり着いた真実はなんとなんと。まさか、最初の事件まで、裏で繋がっていたとは、驚きです。 プロローグが希望の持てる展開に、ほっとしました。

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2020/01/28

なかなか面白かった。 シティハンターっ的なノリかな。 通常ではありえないけど、小説だからある程度はOKでしょ。 神酒クリニックに集った医者たちは特殊技能を兼ねそろえた人たち。 医療の片手間に、患者の相談事を解決していく。 難易度が高い人探しや殺人事件も。 特殊技能を持った人た...

なかなか面白かった。 シティハンターっ的なノリかな。 通常ではありえないけど、小説だからある程度はOKでしょ。 神酒クリニックに集った医者たちは特殊技能を兼ねそろえた人たち。 医療の片手間に、患者の相談事を解決していく。 難易度が高い人探しや殺人事件も。 特殊技能を持った人たちがそんなにいるか?っとか、神酒さんの格闘レベルはアニメキャラだろっと思いながら、楽しく読んでいた。 途中、犯人はこいつだろうって思いながら、バレバレの芝居があったり、ちょっと先読みできることが多かったが、全体的に楽しかった。 天久先生の兄が出てくることに天久シリーズファンとしては、好印象。 自作まであるようだから、次も読んでみたい。

Posted byブクログ

2020/01/12

天久鷹央シリーズが好きで、知念実希人の他の作品を読みたくなったためこの本を読んだ。今回も最後まで読まないと真相が分からない内容であり、ほんの少しだけ鷹央の話が出てきたりもしとても楽しく読ませていただきました。

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2019/06/25

鷹央先生シリーズは読んでいましたが、こちらはドラマから流れて来て読みました。ドラマも面白かったし、原作も良かったです。 次作品も楽しみです。

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2019/06/14

クリニックのメンバーが全員エリートでクセがあるという、どのキャラもしっかりたっていてとても読みやすいです。キャラ読みできてしまってもストーリーはちゃんとミステリです。ただミステリ読みの性で、怪しい人に早々に気づいてしまい、ラストの展開も騙されるべきところは予想がついてしまったので...

クリニックのメンバーが全員エリートでクセがあるという、どのキャラもしっかりたっていてとても読みやすいです。キャラ読みできてしまってもストーリーはちゃんとミステリです。ただミステリ読みの性で、怪しい人に早々に気づいてしまい、ラストの展開も騙されるべきところは予想がついてしまったのですが、それでも面白さがそがれることはなくラストのスピード感などは十分楽しめました。知念氏の作品は「仮面病棟」しか読んでいないのですがどうやらこちらは鷹央シリーズとリンクしているようですね。そちらも是非読んでみたいです。

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2019/06/04

医療事故で働き場所を失ってしまった外科医の九十九勝己は、知人の勧めで「神酒クリニック」で働くことに。 そこでは院長の神酒章一郎を初め、腕は立つが曲者の医師達が、世間に知られることなくVIPの治療を行っていた。 彼らに振り回されつつも、新しい職場に慣れていく勝己。 しかし神酒ク...

医療事故で働き場所を失ってしまった外科医の九十九勝己は、知人の勧めで「神酒クリニック」で働くことに。 そこでは院長の神酒章一郎を初め、腕は立つが曲者の医師達が、世間に知られることなくVIPの治療を行っていた。 彼らに振り回されつつも、新しい職場に慣れていく勝己。 しかし神酒クリニックには彼が知らない裏の顔が。 秘密のクリニックで勝己が請け負う「仕事」とは!? 個性的過ぎる医師達が贈る、メディカル・サスペンス。 ************************************** んな、アホな。 と思う事は多々あったけど、 展開がどんどん進んでいって面白かった。 小説やけど、登場人物紹介が漫画みたいに人物像が描かれてる。 それがみんなかっこよくてかわいくて。 こんなクリニックないない、と思いながら、文章だけで読んでたら、こんな人物像は想像しいひんかったやろうなと思いつつ。 内容は、最後がちょっと納得がいかへんかった。 えー、この人、めちゃくちゃ怖い。 そこまでしてそのまま逃げきる話?みたいな。 これが通用するなら、何でもアリになっちゃう。 最後寸前、あぁー、やっぱ人間やなと思わせておきながら。 まぁ、でも入り込みやすくて読みやすかった。

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2019/05/22

知念実希人さんがお得意な一癖も二癖もあるキャラ達が縦横無尽に暴れまくる医学推理サスペンスの秀作です。振り返れば私が去年読んだ「リアルフェイス」も本書と似た雰囲気でしたね。凄腕の外科医で格闘家の神酒院長、三十路マイナス2の巨乳女医ゆかり、読心術能力の若見え大人の翼、暗い天才イケメン...

知念実希人さんがお得意な一癖も二癖もあるキャラ達が縦横無尽に暴れまくる医学推理サスペンスの秀作です。振り返れば私が去年読んだ「リアルフェイス」も本書と似た雰囲気でしたね。凄腕の外科医で格闘家の神酒院長、三十路マイナス2の巨乳女医ゆかり、読心術能力の若見え大人の翼、暗い天才イケメンの黒宮、スピード狂ナースの真美、語り手の挫折青年医師で格闘技好きの勝己の6人が本業以外に殺人事件の謎を追って探偵稼業に乗り出す痛快な活躍に加えてユーモラスな会話も読み所で最後のまさかの意外な犯人の正体には完全にしてやられましたね!

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2019/03/14

医療ミステリーで知られる著者が、何やら怪しい医療物を書いている。それが気になり、読んでみた。 最初こそは主人公・九十九が医療ミスを起こし、医療業界から追放され、最後の望みとして、大学時代の恩師の紹介である神酒クリニックを訪れることから始まるが、読んでいくうちに、何だか話が変な方向...

医療ミステリーで知られる著者が、何やら怪しい医療物を書いている。それが気になり、読んでみた。 最初こそは主人公・九十九が医療ミスを起こし、医療業界から追放され、最後の望みとして、大学時代の恩師の紹介である神酒クリニックを訪れることから始まるが、読んでいくうちに、何だか話が変な方向へ… 違法カジノに潜入したり、事件の関係者を拉致ってしまったり…あれ?医療ミステリーじゃなかったの?? 正直、そこまで作者のファンではないので、事前情報もないし、これまで読んだ作品と毛色が異なるので、かなり抵抗もあったが、他の方のレビューを見ると「ラノベ」と称している人も多いので、何となく納得。 続編も一緒に手に入れてしまったので、そのまま読んでみる。 でも、やっぱりドラマ化の平積みに騙された感じが否めない…

Posted byブクログ

2019/03/10

医療事故で働き場所を失ってしまった外科医の九十九勝己は、 知人の勧めで「神酒クリニック」で働くことに。 そこにいたのは超個性的だけど優秀な医者たちだった。 面白かった、私は「天久鷹央シリーズ」より好きかな。 ラストの勢いもよかったし、 キャラも立っててわかりやすいのが 読むス...

医療事故で働き場所を失ってしまった外科医の九十九勝己は、 知人の勧めで「神酒クリニック」で働くことに。 そこにいたのは超個性的だけど優秀な医者たちだった。 面白かった、私は「天久鷹央シリーズ」より好きかな。 ラストの勢いもよかったし、 キャラも立っててわかりやすいのが 読むスピードを速くした。 結局ドラマは見なかったけど、 ドラマにしたら面白そうと思いながら読んだ.

Posted byブクログ

2019/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「天久鷹央」シリーズと神永学「怪盗探偵山猫」シリーズをかけ合わせたようなイメージ。力による解決の報復として、居場所や素性がバレていて大丈夫か、あとから、武闘派でないメンバーが狙われたりしないか心配すぎる。ラストはさすが、まんまとやられました。

Posted byブクログ