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牙の魔術師と出来損ない令嬢 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2021/11/07

ちょっと母親酷いなぁ(-。-; 悪役もあっさり捕らえたみたいで少し物足りない。前半ヒロインが不憫すぎたけど、ヒーローがベタ惚れすぎてあっという間に解決(^^) もうちょっとすれ違い展開が欲しかったかも。

Posted byブクログ

2016/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

魔力がすべての国で貴族として生まれながら魔力をほとんど持たないウルリーカ。そんな彼女の元にエリート宮廷魔術師フレデリクから縁談話が舞い込んでくる。けれど彼には女王の愛人という噂があり、フレデリクを初恋の人として慕っていたウルリーカは戸惑いながらも彼の元へ偽装妻として嫁ぐことになる。 甘々でした(笑) 魔力第一主義の貴族社会で魔力をほとんど持たずして生まれた主人公が幼少時にヒーローに心を救われ、自分自身の力で前へと進む強さを持つ。そして一方でヒーローもひょんなことから大人になった主人公の生き方・考え方に自分の人生観を覆され一目惚れ。序盤けっこうすぐにお互いに両想いだと気づきますのでそれからは甘い甘い。これでもかってぐらいウルリーカを甘やかすフレデリク。フレデリクの生い立ちや女王との関係などには重いものがあり、またそのことを巡って陰謀などにも巻き込まれますが、それらがいい具合に話のスパイスになっていて最後まで飽きずに楽しめました。 ラストに登場したヘルマンは「鋼将軍の銀色花嫁」で出てきたあの魔術師だったので関連がある世界なのかな?次に読もうと思っている「暗殺姫は籠の中」にも出てくるみたいなので彼は一体何者なんだ?と思ってしまいます(笑) まぁこの1冊からでも十分楽しめるお話となってますので甘い気持ちを味わい方にはオススメです。表紙の獣はイタチだと思っていましたが猫だったのですね(笑)

Posted byブクログ