悪役 世界でいちばん貧しい大統領の本音 の商品レビュー

アンドレス・ダンツサ(著者),エルネスト・トゥルボヴィッツ(著者)

2016/04/08

おすすめ資料　第327回 （2016.4.8）

2016年4月にホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領が初来日を果たしました。

ムヒカ氏が一躍世界の注目を集めたのは、大統領在任時の2012年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた「国連持続可能な開発会議」での演説でした。

こちらは、ウルグアイのジャーナリストが19年に渡る取材を元にまとめた評伝です。

ムヒカ氏がどんな人生を歩んで来たのか興味のある方におすすめです。

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https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200182906&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200457604&type=CtlgBook

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2016/04/06

ムヒカ元大統領に関して色々な本が出ているけど
この本は帯に「私が大統領を辞めたらこの本を出してもいいよ」とあり、しかもタイトルが悪役って…！

政治的な話は過去形で書かれているけど回顧録というには
生々しいし、暮らしている環境（育てている樹木、
犬や猫）のことなど質素で自然体な暮らしぶりで、様々な
側面を楽しめる濃い本だと思う。
（取材に19年費やしたらしいです）

2016/05/07

この本を、日本の権力者にも読んで貰いたい。
私も、もっと読み込もう。

http://www.choubunsha.com/special/president/
http://tufstoday.com/articles/20160315-2/
4/7　午後４時半～　予報では雨か…。まあ、雨天決行だし、別にいいか。
東京外国語大学府中キャンパス
ホセ・ムヒカ特別講演

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160314-00009842-davinci-life

2016/02/26

毎日新聞のコラムに掲載されていたのをきっかけに読んだ１冊。
ウルグアイってサッカーワールドカップで出てくるという印象しかなかったが、このような大統領が治めていたなんてまったく知らなかった。
知らなかったことを知ることができる、そのことだけでも大きなプラスだが、ムヒカという人の生き様を感じることができたのも、さらに自分にとって大きなプラスになったことは間違いないと確信している。

時間は幸せになるために不可欠な要素だ。
必要なのは、日々の最も基本的なことに時間を費やすことだ。
「フィンランド」＝「この国では人生というものが最も大切にされている」
人生をしっかり生ききると、「素晴らしい視点が見えてくる。頭さえしっかりしていれば、皺や白髪は人間としてさらなる高みに達した証拠になる。あまり慎重に考えなくても、物事が見えるようになってくるんだ」
(p287-p289)

2015/12/16

少々前に話題になった清貧なウルグアイ大統領。
目立つ成果はなかったみたいだけど、人間の役割を教えてもらった気がする。