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ルカの方舟 の商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/02/01

伊与原新「ルカの方舟」読了。地球生命の起源となる痕跡が隕石から発見される。そこから始まるサイエンスミステリーにグイグイ引き込まれた。一概に信じるのはどうかと思うけどパンスペルミア説はおもしろいしそうであっても不思議でないかも。研究室のドロドロしたところも妙にリアルで読み応えあり!

Posted byブクログ

2026/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

所謂偏差値的に必要十分な人間、時に実績という名の運機に恵まれる人間だけで上澄みが構成されるように、多分に作為的に足切りされ続け出来上がる狭い世間は、小賢しく人間性の歪んだ我利我利亡者がのさばり、口裏を合わせ、不器用な人間が裏の事情さえ知られずに爪弾きに遭う悪環境の浄化を常とはしない。物語の始まりから終わりまで、国外からの組織的な悪意には触れられない処は多少ナイーブで理想郷的な面もあるのかもしれないけど、日本人社会の生来的な欠陥が描かれてると思いました。百地先生、小日向記者、弥生さん、有里ちゃんに栄光あれ。

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2026/01/06

ちょと難解な感じがした 小西が笠見とカレーラを殺害していた 告発メールは桐本さんが出していた カレーラは 隕石の産地偽装 情報が詰め込まれすぎていた感じ 誰にも読まれず、誰の役にも立たず、誰にも検証されない論文が、日夜大量に生み出され、無名雑誌という暗い泥沼に埋もれていく ...

ちょと難解な感じがした 小西が笠見とカレーラを殺害していた 告発メールは桐本さんが出していた カレーラは 隕石の産地偽装 情報が詰め込まれすぎていた感じ 誰にも読まれず、誰の役にも立たず、誰にも検証されない論文が、日夜大量に生み出され、無名雑誌という暗い泥沼に埋もれていく LUCA Last Universal Common Ancestor 最古の共通祖先

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2025/12/31

ただのミステリではない。 知的好奇心とロマンをくすぐられる、そんな一冊。 1通のメールから殺人事件へ、そして火星生物にまで発展してしまうスケールの大きさ。 生命の起源や火星生物について興味を持つ良いきっかけになった。 磁場を感知する動物がいることに驚き。

Posted byブクログ

2025/12/22

火星、隕石、生物 というロマンのなかに、 告発文、盗用、改ざん、パワハラ、大学の研究者の苦悩 という生々しさもあり、 殺人という ミステリーが混ざり、 作者自身が大学の研究者だった経歴があるのでリアリティがあり、 ともすれば、大学の人間関係のドロドロストーリーになりそうなスレスレ...

火星、隕石、生物 というロマンのなかに、 告発文、盗用、改ざん、パワハラ、大学の研究者の苦悩 という生々しさもあり、 殺人という ミステリーが混ざり、 作者自身が大学の研究者だった経歴があるのでリアリティがあり、 ともすれば、大学の人間関係のドロドロストーリーになりそうなスレスレのところで、 スケールもあり、またロマンが帰ってくる。 あー!こういうまとめになるのか。 やっぱり伊与原新さんだなぁ。 好きだなぁと、思った一冊。

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2025/12/12

火星からの隕石に見つかった生命の痕跡。 “ルカの末裔”からの偽装の告発。 方舟形に加工された隕石。 研究室と研究費。 院卒の著者らしく、 かなり専門的な部分に深くまで切り込んでいくミステリー。 それぞれのテーマがどれも興味深い。 作品としてはどのエピソードの結末もミステリー...

火星からの隕石に見つかった生命の痕跡。 “ルカの末裔”からの偽装の告発。 方舟形に加工された隕石。 研究室と研究費。 院卒の著者らしく、 かなり専門的な部分に深くまで切り込んでいくミステリー。 それぞれのテーマがどれも興味深い。 作品としてはどのエピソードの結末もミステリー的で、 個人的な好みとしてはもう少しエンタメ寄りが好きではある。

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2025/12/07

---------------------------------- 人類史を変える謎。真相の解明は、 一人の天才科学者に託された。 この理系 ミステリがすごい!! キーワードは「火星」「隕石」「地球外生命体」 そして「論文捏造」 ----------------------...

---------------------------------- 人類史を変える謎。真相の解明は、 一人の天才科学者に託された。 この理系 ミステリがすごい!! キーワードは「火星」「隕石」「地球外生命体」 そして「論文捏造」 ---------------------------------- 伊与原さんの作品は何作か読んでいますが、 これはミステリ+理系偏差値低めの私には ちょっと難しい部分もあり(苦笑)、 それでもゆっくり読め進めました。 火星隕石に生命の痕跡が見つかった。 その発表が捏造だという告発メールが記者に届く。 そして研究室の教授が謎の死を遂げる。 早い段階で事件が起こり、 物語の中にぐんと引き込まれ、 そこからどう謎を解いて行くのか… テーマは壮大だけど、 人間にフォーカスが当たると 途端に狭い世界の話のように見えて。 終盤は、愛犬の診察待ちで読んでましたが、 不覚にもあるっときて、慌てて読むのやめました。苦笑 純粋な好奇心と探究心だけで生きていけたら良いのに。 と読後に思いました。

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2025/10/04

伊与原新さんの科学サスペンスミステリーですね。  実はこのミステリーは、江戸川乱歩賞に投稿して、惜しくも受賞を逃した作品を加筆訂正して、デビュー前から温めていた作品との事です。ですから、伊与原新さんの科学ミステリーの『原点』の作品ですね。  「帝都工科大学アストロバイオロジー研...

伊与原新さんの科学サスペンスミステリーですね。  実はこのミステリーは、江戸川乱歩賞に投稿して、惜しくも受賞を逃した作品を加筆訂正して、デビュー前から温めていた作品との事です。ですから、伊与原新さんの科学ミステリーの『原点』の作品ですね。  「帝都工科大学アストロバイオロジー研究センター」のセンター長の笠見教授が、実験室で死亡した。  どうやら有毒ガスを吸った為と思われるが、死因に不審な点がみられる。同時に同センターが、研究中の火星の隕石に「FFP(捏造・改ざん・盗用)」の疑いが有るとメールが、科学雑誌社と大学の関係者に送られてきていた?  帝都工科大学の大学本部の研究公正委員会が開かれて、真相解明の予備調査委員会を立ち上げることになる。そして、その委員長に天才科学者の百地教授が任命される。補助として、火星の隕石の取材をしていて、笠見教授の遺体を発見した科学雑誌『プリズム』の記者の小日向が加わることになるが…………?  素敵に面白いミステリーです。  百地教授のユニークさが、硬質な物語をユーモアを込めて和らげてくれるのが良いですね。探偵は、この百地教授、ワトスン役が小日向記者。  「火星の隕石が涙滴型磁鉄鉱、すなわち生物の痕跡があると認められる」というコンセプトで、地球の生命誕生のロマンが語られて、それがミステリーのキーワードになっています。  伊与原新さんの登場人物は、個性がしっかりしていて、物語をそれぞれもり立てるので、飽きがこないですね。それに、別の次元の科学的興味を引き当てるので、好奇心をくすぐられます。  とにかく、読み出すと止まらなくなるのが嬉しくなるのが、伊与原新さんです。  他の作品が気になって仕方がなくなる愉しい作家さんです(=゚ω゚=) (メメさん、『ルカの方舟』夢中で読んでしまいました。これは、ますます病みつきになりますね。次に読む本が楽しみです♪)

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2025/08/12

 科学系は苦手だが、著者の作品は知的好奇心を刺激され、読み進めるのが楽しい。専門外の一般人向けにわかりやすく且つ面白く書かれており、その手腕はお見事。今作は火星の隕石に纏わる物語。ミステリーなのでもちろん人が死ぬのだが、舞台が大学研究室が多く、主人公が刑事ではないので牧歌的な雰囲...

 科学系は苦手だが、著者の作品は知的好奇心を刺激され、読み進めるのが楽しい。専門外の一般人向けにわかりやすく且つ面白く書かれており、その手腕はお見事。今作は火星の隕石に纏わる物語。ミステリーなのでもちろん人が死ぬのだが、舞台が大学研究室が多く、主人公が刑事ではないので牧歌的な雰囲気。犯行予告やら大事な隕石が方舟の形に変形させられるやら、なかなか一昔前のミステリーっぽいことをする犯人が好き。ロマンを感じることはほぼない私が、珍しく心動かされワクワクした。

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2025/08/11

伊与原新さんの原点と言われる本作、愉しみました!!(理系ワードはよく理解りませんがf^_^;)一気読みでした!!面白さは皆さんの感想にある通りですね。(笑) 帯より、 「この理系ミステリがすごい‼︎ キーワードは「火星」「隕石」「地球外生命体」、 そして「論文捏造」ー」 伊与...

伊与原新さんの原点と言われる本作、愉しみました!!(理系ワードはよく理解りませんがf^_^;)一気読みでした!!面白さは皆さんの感想にある通りですね。(笑) 帯より、 「この理系ミステリがすごい‼︎ キーワードは「火星」「隕石」「地球外生命体」、 そして「論文捏造」ー」 伊与原新さんは、どの作品を読んでも真摯に向き合ってらっしゃると感じられて、それぞれに深みがあり、読了後にまた他の作品を手に取りたくなってしまいます。 本作は帰省の時間を利用して一気に愉しむことができました。(下の子と二人、田舎の夏休みを楽しんできました(笑))色々読みたい本が溜まっていますが、まだまだ伊与原作品も読みたいです♪

Posted byブクログ