恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 の商品レビュー
データから今の恋愛や結婚の傾向が見えるのは面白い 逆転婚を受け入れるほど早く幸せに辿り着けるの部分も納得
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恋愛の形や結婚の常識も時代によって移ろいでいくものであるとしみじみと感じる一冊。 新しい結婚への後押しは少し性急すぎる気もしたけど、これからの社会には必要となっていくのかもしれないなと思った。
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職場で恋愛経験のない20代があまりに多いので読んでみた本。 結婚しない若者の背景にあるものの分析はなるほどとうなづける。時代ごとに結婚観は変わってきたし、昭和型をいつまでも踏襲する必要もないと思う。 今の時代のいろいろな結婚の形の紹介がおもしろかった! (逆転婚、格差婚、通い婚...
職場で恋愛経験のない20代があまりに多いので読んでみた本。 結婚しない若者の背景にあるものの分析はなるほどとうなづける。時代ごとに結婚観は変わってきたし、昭和型をいつまでも踏襲する必要もないと思う。 今の時代のいろいろな結婚の形の紹介がおもしろかった! (逆転婚、格差婚、通い婚、週末婚、別居婚) 自分の世界を楽しみつつ、相手とはたまにあう程度が1番長続きして楽しいのかも 歳の差婚もいいね!
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20代…本気の恋愛を知らない人が多いなと思う。いや…年齢層は関係ないのかな。恋する自分に恋をしてるように酔ってる◯◯ちゃんもいる。職場に…( ꒪⌓꒪) えっと思える恋愛をしてる子がいるのだが…明らかに本物の恋愛ではない。私はそう思うけれど本人はそう感じていない。こっそりこの本を彼女の目につくところへ置いてあげた方がいいか。。
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日本の現代の若者が、なぜ結婚や恋愛に踏み出せないのか。その理由や背景について、インタビューや調査結果などを踏まえて説明されている。生の声はリアルだなと感じた。 若者サイドの調査は充実していたので、あわよくば若者の親世代の調査もあると、また新しい発見がありそうだと思った。例えば、親...
日本の現代の若者が、なぜ結婚や恋愛に踏み出せないのか。その理由や背景について、インタビューや調査結果などを踏まえて説明されている。生の声はリアルだなと感じた。 若者サイドの調査は充実していたので、あわよくば若者の親世代の調査もあると、また新しい発見がありそうだと思った。例えば、親世代が自分の子どもに結婚して欲しいのかどうかだけでなく、自分自身の結婚についてどう感じているのか。 恋愛や結婚に対して悲観的になるのは、景気だけではなく身の回りに目指したいモデルがいないからではないだろうか。
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・いまどきの若者はコスパ重視 ・目的が子供が欲しい、親を喜ばせたいなどの場合恋愛は不要 ・恋愛はハイリスクと考えられている ・子供の親離れの遅さが恋愛を遠ざける ・セフレは恋人より楽だからつくる ・今時の若者はいい子体質が多い。周りの目、親の目を気にする ・親世代と価値観が全く違う。親世代は自分の価値観を押し付けるべきではない。 ・恋愛、結婚の形は多様化している
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【200字要約】 若者の恋愛・結婚離れ(~2015年)の現実を「超情報化社会」「昭和の恋愛幻想」「核家族化による子離れの遅れ」「自己責任の恋愛リスク・若者リスク」「恋愛格差社会」の視点から分析する。 バブル期を経て、結婚は必需品から嗜好品に変化した。 それまでの性と恋愛と結婚が「三位一体」のロマンチック・ラブ・イデオロギー作り上げた「告白」分化が、貞操観念の名残を残っているのが現在の日本人の恋愛概念である。 男女平等社会でありながら、法制度や概念は多分にそれまでの父権を中心とする恋愛・家族観が影響しているため、男女不平等恋愛に陥り、若者が結婚から遠ざかる原因を作り上げている。 恋愛・結婚は、景気や雇用形態の統計とも関連している。 非正規雇用者の増大は、パラサイトシングル、収入の壁による恋愛対象の除外を引き起こす。 昭和の「恋愛結婚」の概念をリセットして、改めて彼らが望む結婚の形を模索するほうが、より現実的である。 【ブクログ感想】 世界でもまれな「告白」文化を持つ、日本の常識は世界の非常識の「恋愛」と、結婚の関係性に言及する一冊でした。統計や、分析の仕方に信憑性は持ちきれず、主観的で感情的な著述も見られ、話半分に聞いておこうと身構えさせられましたが、鋭い視点から切り出される分析が見どころです。 超情報化社会では、‟「コンドームの出荷数の減少開始」と「ネットの普及期」がリンクする”は、興味深い発見でした。セックスや恋愛の幻想が消失したとありますが、私はむしろ逆に、AVに気軽にリンクできるようになってから、ネットポルノがリアルの性の領域に増して需要を増しているのではと考えました。対して、恋愛ドラマやアニメは、恋愛という“娯楽”を楽しむためのハードルを下げて、誰もがリスクを冒してまで恋愛としようとしなくなる。ここは著者と同じで、性のコスパ化現象が起きていると感じます。 しかし、本当に需重要なのは結婚。結婚に至るには、世の中的に正しいとされている恋愛の轍を踏んで。。と暗黙の了解として、結婚はこうあるべきという価値観や概念を私たちが持っているという論にはハッとさせられました。 次々と際限なくたれ流される“恋愛”というパッケージに包まれた雑多な情報のなかで、無意識に個人が創り上げていく、“恋愛概念”。そんな幻想にどれだけ人が影響されているかに気づきます。 また、恋愛の延長上にあるとされる結婚も、世代間によって異なってくる。90年代の幸福モデルだった、マイハウス、マイカー、一家団欒に基づいた結婚の概念も崩壊した今、大多数がモデルとできる結婚を模索中なのではないかと感じます
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終始興味を引くテーマばかりだった 特に結婚に関しての考え方が今変化しているのはとても参考になった 自分の考え方がいかにステレオタイプな凝り固まったものなのか認識させられた 結局のところ結婚する当人同士が良ければ多少一般的な形の夫婦でなくても良い 自分も結婚について考えていること...
終始興味を引くテーマばかりだった 特に結婚に関しての考え方が今変化しているのはとても参考になった 自分の考え方がいかにステレオタイプな凝り固まったものなのか認識させられた 結局のところ結婚する当人同士が良ければ多少一般的な形の夫婦でなくても良い 自分も結婚について考えていること今増えているので自分とは別の考えに触れられる良い機会になった
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マーケティング会社経営者の牛窪恵による、現代の性事情を書いた一冊。 最近は年齢的に若い人の性事情を知る機会も少ないので、その分析は面白かった。
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本棚を整理していたら出てきたので、5年前くらい?に買って読んだ本だけど読み返してみた。 5年経って自分の置かれている立場が変わり、違う視点で楽しめた。恋愛/結婚しない/できない若者たちを様々なデータから分析しし、その背景事情を時代の変遷とともに実例も交えながら説明している。 一個...
本棚を整理していたら出てきたので、5年前くらい?に買って読んだ本だけど読み返してみた。 5年経って自分の置かれている立場が変わり、違う視点で楽しめた。恋愛/結婚しない/できない若者たちを様々なデータから分析しし、その背景事情を時代の変遷とともに実例も交えながら説明している。 一個人として、周りの友達や知り合い、自分の恋愛観に照らしながら読むのも楽しいし、背景事情としていろんな社会の仕組みが影響していることもあり、その点においても大変勉強になる一冊。 5年経った今、新たな恋愛の潮流は生まれているのか。
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