1,800円以上の注文で送料無料

水鏡推理 の商品レビュー

3.4

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/10/23

昨今の官僚や政治への違和感 それを作者が代弁したと感じた作品だった このような不正はきっと無いと願うのは私だけだろうか 森友・加計も含め忖度なのか指示なのか明らかにされていないし、丁寧な説明もされていない。 それを先んじて小説にした作者に敬意を表したい。

Posted byブクログ

2020/10/12

2020年10月12日 登場人物の名前が難しい。最初の不注意で何人かの名前が読めず、最後まで正しく読めずに物語が進んでしまった。 蔑視された一般職からいつのまにか実力を認めて尊重される仲間になっていく話にワクワクした。 税金の無駄使いはこの後現実に多々起きている。 マスコミ報道も...

2020年10月12日 登場人物の名前が難しい。最初の不注意で何人かの名前が読めず、最後まで正しく読めずに物語が進んでしまった。 蔑視された一般職からいつのまにか実力を認めて尊重される仲間になっていく話にワクワクした。 税金の無駄使いはこの後現実に多々起きている。 マスコミ報道もあるが厚顔なお偉い人たちは庶民の戯言としてはぐらかす。 2015年当時の松岡圭祐さんに続いて、2020年には池井戸さん、梨木さん、海堂さんたちそうそうたる作家のみなさんが声を上げている。 世の中の正義を守るべく、できることからやっていきたい…

Posted byブクログ

2018/02/03

巻末の解説の「博覧強記の美女が、快刀乱麻に謎を解く」がほぼ全てを語っていますが、か弱さもあるヒロインの健気さに、引き込まれます。女の子の涙に弱い人にオススメです。

Posted byブクログ

2017/07/30

『万能鑑定士Q』『探偵の探偵』に続く「殺人のないミステリ」シリーズ。 文部科学省の一般職(ノンキャリア)の水鏡瑞希(みかがみみずき)は、研究費の不正使用を調査する特別編成チーム(タクスフォース)に配属される。 一般人の感覚で、小難しい研究の嘘を見破るという感じ。 研究の壮大さ...

『万能鑑定士Q』『探偵の探偵』に続く「殺人のないミステリ」シリーズ。 文部科学省の一般職(ノンキャリア)の水鏡瑞希(みかがみみずき)は、研究費の不正使用を調査する特別編成チーム(タクスフォース)に配属される。 一般人の感覚で、小難しい研究の嘘を見破るという感じ。 研究の壮大さと捏造の稚拙さとの対比があっけなくも面白かった。 (図書館)

Posted byブクログ

2017/04/02

ようやく新シリーズに手を付けられることに。 こちらも人の死なないミステリーであり、起こった事件はすっきりと片付くのであまりストレスもないです。 文科省に一般職入省した水鏡瑞希。ノンキャリアであることから総合職の言いなりになることを求められますが、阪神淡路の震災被災を過去に持つ瑞希...

ようやく新シリーズに手を付けられることに。 こちらも人の死なないミステリーであり、起こった事件はすっきりと片付くのであまりストレスもないです。 文科省に一般職入省した水鏡瑞希。ノンキャリアであることから総合職の言いなりになることを求められますが、阪神淡路の震災被災を過去に持つ瑞希には、研究費用を不正に請求される事態に黙って見過ごすことができずに自ら調査に出向きます。 実際に中途半端で成果の出ない研究をさも役立つように見せて費用を請求するようなこともあるのでしょう。 この話の舞台がそういう研究の不正を暴くタクスフォースという部署で、最初は上に言われるがままに処理していたキャリア組も徐々に瑞希に感化され、本来のタクスフォースとしての機能を取り戻すのです。いずれも瑞希の探偵業で養った知識と機転で寸でのところで不正を暴きます。 そりゃ適当に処理しておこぼれを預かりたい不当な輩にとっては瑞希の存在はかなり邪魔。あの手この手で追い込もうとするのですが、全てあえなく失敗。 不正を暴く過程は面白いのですが、実際人間扱いされないとかいうノンキャリア対ふんぞり返っているキャリアの構図はあまり好きではないなぁ。もちろん正義は報われるというお花畑思考を持っているわけではないのですが。

Posted byブクログ

2016/12/25

新シリーズ。こう云うことにそんなに不正があるって前提が好きじゃないなあ~。次作以降はもう少しすっきり感が欲しい。

Posted byブクログ

2016/10/03

「探偵の鑑定」に水鏡が登場したので、本編も読んでみることに。簡単に言うと、「鑑定士Q」の理系版のような感じ。文部科学省に一般職として入省した瑞希は、研究班等の不正を調査するタスクフォースに配属になる。お役所仕事で、なあなあになりそうな事例の不正を、探偵業で磨いた感性で次々と解決し...

「探偵の鑑定」に水鏡が登場したので、本編も読んでみることに。簡単に言うと、「鑑定士Q」の理系版のような感じ。文部科学省に一般職として入省した瑞希は、研究班等の不正を調査するタスクフォースに配属になる。お役所仕事で、なあなあになりそうな事例の不正を、探偵業で磨いた感性で次々と解決していく。「鑑定士Q」も終わりに近いので、それに続く新しい「人の死なないミステリー」。最初は反感を持っていた総合職の南条たちも、最後の方には打ち解け、これからタスクフォースのメンバーたちの活躍が楽しみ。

Posted byブクログ

2016/09/19

正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。役所は彼女をもてあまし、研究費の不正使用を調査する特別編成チームに配属する。税金目当てに悪事がうごめく臭いに敏感に気付く瑞希。彼女はエセ研究開発のねつ造を見破れるか? 抜群のひらめき...

正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。役所は彼女をもてあまし、研究費の不正使用を調査する特別編成チームに配属する。税金目当てに悪事がうごめく臭いに敏感に気付く瑞希。彼女はエセ研究開発のねつ造を見破れるか? 抜群のひらめきと推理力が霞が関を震撼させる、美女公務員の下克上エンタテインメント!

Posted byブクログ

2016/08/05

総合職と一般職の身分わけが噴飯ものでしたが、ストーリーラインの整合のためには面白かったですね。 シリーズものなのでこのあと読むのも楽しみです。

Posted byブクログ

2016/07/24

文部科学省に一般職として勤める澤田翔馬は水鏡瑞希と会い,コンビで研究不正を発見する仕事に携わる.総合職の南條や牧瀬からのやっかみを乗り越えて,研究不正の実例を次々に暴く瑞希.税金をかすめ取ろうとする輩が画策したトリックを解明する瑞希の推理は秀逸だ.最終的には室長の悪だくみを暴くが...

文部科学省に一般職として勤める澤田翔馬は水鏡瑞希と会い,コンビで研究不正を発見する仕事に携わる.総合職の南條や牧瀬からのやっかみを乗り越えて,研究不正の実例を次々に暴く瑞希.税金をかすめ取ろうとする輩が画策したトリックを解明する瑞希の推理は秀逸だ.最終的には室長の悪だくみを暴くが,瑞希の頭の回転は素晴らしい.痛快な物語だ.シリーズものに期待.

Posted byブクログ