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ミステリーの書き方 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2024/02/27

ミステリー小説が好きで有名どころは一通り読んだなと思っていた。そして疑問に思ったのはどのようにして作品が生まれるのかという事。それを一部覗き見でくる本書は、作家を目指す人はもちろん、読書が趣味の人は読んでおいて損はない。また、新たな作家や作品も知ることができ読みたい本が増えた。作...

ミステリー小説が好きで有名どころは一通り読んだなと思っていた。そして疑問に思ったのはどのようにして作品が生まれるのかという事。それを一部覗き見でくる本書は、作家を目指す人はもちろん、読書が趣味の人は読んでおいて損はない。また、新たな作家や作品も知ることができ読みたい本が増えた。作家になるには相当の努力と才能、運が必要で、職業として作家を目指す人は覚悟しておいた方がいいと、先人たちの言葉が響いた。

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2023/06/26

物凄く参考になりました。 ミステリーに限らず、小説を書く上で大切なことが凝縮してまとめてあります。特に参考になったのは以下のポイント。 ・沢山読んでどんどん書くことが大事 ・冒頭とキャラ作りの大切さ ・タイトルの決め方 ・好きな作品の良かった部分を考え、原文を書き写す ・文体は...

物凄く参考になりました。 ミステリーに限らず、小説を書く上で大切なことが凝縮してまとめてあります。特に参考になったのは以下のポイント。 ・沢山読んでどんどん書くことが大事 ・冒頭とキャラ作りの大切さ ・タイトルの決め方 ・好きな作品の良かった部分を考え、原文を書き写す ・文体は生まれ持ったもの(自分が1番自然と思える文章を書く) 読めて良かったです。 何度も読み返したいと思います。

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2023/01/07

途中まで面白かった 自分が好きな作者が ストーリーを考えてる時に注意点や どうやってプロットを組み立てていくか ただ 長くて 途中で飽きてしまった 良くも悪くも 色々な人が出てる為   お前誰やねんと思いながや読む事もあり 疲れた

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2022/12/04

ミステリー作家の皆さんが惜しみなく裏側を綴ってくれる本作。単純に読み物としても面白いし、ミステリー作家さんを知るきっかけにもなっている。

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2020/10/22

まあこんなものを読んでるくらいなら書けという話なんだけど、楽しい読み物だった。方法論はしょせん百人百通りなのでそういう意味では特にあてにならない。

Posted byブクログ

2019/10/08

10月7日はミステリー記念日 「どうしたら小説が書けるの?」―ミステリーの最前線で活躍する作家が、 そんな疑問に答える贅沢な一冊。

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2018/11/04

・現地に出掛けたとき、わたしは原則としてメモは取らない。写真やVTRも撮らない。そういう行為が必要なのは対象そのもののインパクトが弱いせいだと思うからだ。そして、カメラのファインダーを覗くことは視野狭窄に陥る最大の理由だと経験則として知っているからである(船戸与一) ・写真を撮る...

・現地に出掛けたとき、わたしは原則としてメモは取らない。写真やVTRも撮らない。そういう行為が必要なのは対象そのもののインパクトが弱いせいだと思うからだ。そして、カメラのファインダーを覗くことは視野狭窄に陥る最大の理由だと経験則として知っているからである(船戸与一) ・写真を撮るときは、まず被写体を心の中にしっかり焼き付けてから、忘れたときの保険として撮ることを心がけている。写真の映像は正確だが、心に残った映像のほうがより正しい。そして文字に起こし直すときは、こちらの心象風景のほうが確実に役に立つ(垣根涼介) ・とにかく、真ん中部分で何らかの事件を起こすと、全体のバランスが取りやすくなる(朱川湊人) ・魅力的な物語には、主人公の弱点は不可欠である(東直己) ・初心者の貴方は、まずは「深い湖のように美しい瞳」といった無様な比喩を削ってみましょう。ほとんどの比喩は不要であるという文章表現上の現実があるのです(花村萬月) ・タイトルというのは内容を端的かつ象徴的に表すものであり、その魅力を伝えるものでなければならない―タイトルを見て、まず観客がある程度自分で何かをイメージできるもの。なおかつ、分からないところがあって、本当はどんな内容なのだろうかと興味をそそられるもの(恩田陸) ・毎日、書くこと。2枚でも3枚でも書くこと。それが無理なら、1行でも2行でも書くこと。何を書けばいいかわからないときには自分が最も好きな、あるいは自分が理想とする小説を、200〜300枚くらい自分がその作家になったつもりで丸写しする。そうすれば、その後、机に向かえば5行や6行は書ける。勿論、その作家の文章に似ているだろうが、最初はそれでいいのだ。そこがスタートラインである(富樫倫太郎)

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2017/07/27

別に小説を書きたいわけじゃないけど、何かしら勉強になるかと思って読んでみた。それなりにやはり面白かった。

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2016/01/25

有名作家達の方法論がぎっしり。 アプローチも考え方も人それぞれでおもしろい。 松本清張をお勧めする作家の多さにもびっくり。やはり圧倒的なのかな。

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2015/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 作家がどうやって作品を構成しているのか、意識的にせよ無意識的にせよ、そのテクニック、構造を作家自身が語る。  「若い男を見た」というセリフ一つとっても、誰が語っているかによって印象を変えることができる。という説明が印象的だった。  退職寸前のサラリーマンの視点か、あるいは婚期を逃した四十代の女の視点かによっても読み手に与える印象はまるで違う。    600ページ超で二段組みと、内容は長い。  ミステリーに限らず、物語を構成する上で参考になる(いつ役に立つのか?)。  ただし、作家志望への作家からのアドバイスより。 綾辻行人「例えば『ミステリーの書き方』のようなHowTo本はあまりあてにしない方が良いと思います」  そんなぁ!

Posted byブクログ