累る kasaneru の商品レビュー
またこんな表紙汗 本棚に表示されるのも恥ずかしい。 読んだと思ったけど忘れちゃったなー 読まなきゃ。Kindle
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日常切ない系のものでしか凪良先生を知らなかったので、こんなに仄暗い作品も書かれるんだなとびっくりしました 仄暗い切甘...良質なBLを読めました...
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はじめてこのようなジャンルの本を読んだので、内容はともかく挿絵があることに驚き、そして背後注意に驚きました。
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七緒がいなかったら奏人は生きてこられなかったかも。悲しいけれど、そう思わずにはいられない環境。だからこそ、ちゃんと出会えて良かったとも思う。お互いしか見ていない関係というのも、心配になるところはあるけれど。七緒のことを一番に考える奏人と、奏人を一番に考える七緒。「普通ではない関係...
七緒がいなかったら奏人は生きてこられなかったかも。悲しいけれど、そう思わずにはいられない環境。だからこそ、ちゃんと出会えて良かったとも思う。お互いしか見ていない関係というのも、心配になるところはあるけれど。七緒のことを一番に考える奏人と、奏人を一番に考える七緒。「普通ではない関係」なのかもしれないけれど、これ以上ないくらい幸せなのだろうな。と思った。
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前世ものはお手軽にドラマチックな分、作者の力量が問われる題材だと思う。 現世と前世どちらかに比重が多すぎてもダメだし、かといってどちらにも力を入れすぎて別の物語・キャラクターになってしまっても失敗。 そんな中、やっぱり凪良さんは上手い。現世主人公たちの切ない過去と、それらを経て恋...
前世ものはお手軽にドラマチックな分、作者の力量が問われる題材だと思う。 現世と前世どちらかに比重が多すぎてもダメだし、かといってどちらにも力を入れすぎて別の物語・キャラクターになってしまっても失敗。 そんな中、やっぱり凪良さんは上手い。現世主人公たちの切ない過去と、それらを経て恋愛関係に至るまでを追いつつ、ちゃんと読者に前世カプにも感情移入させるように、その悲劇的な運命を上手く物語に絡めて描いていた。 山場の暴走した村人エピに、物語を収束するための力技的なものを感じないではなかったが、積み重ねてきたエピソードのおかげでラストのハッピーエンドが生きた。途中、こらえきれずに落涙。二人が幸せになって本当に良かった…。 表紙はエロエロだったものの、挿絵は意外にも心情を強く表すシーンばかりでこれまた良し。そして美々しい。 虐待や前世での末路など、目を覆うばかりの描写が間接的にあるので、グロ・近親相姦が少しでも地雷な人は避けた方がいいかもしれません。 でも自分は好き。なんで今まで敬遠していたのだろうと後悔しました。
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久しぶりの黒凪良だった。 もうガッツリと 途中で止める事が出来ず一気読み。 純愛だね。これは 読んでてツラく苦しくなったけど オワタリさまの純粋な思いに救われた。
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まさか凪良センセと笠井絵師のコラボが読める日が来ようとは。読んで納得の絵師さまでした。しかも転生もの、マジ兄弟、モブレ…引き出しの多さに平伏。痛々しいけど、全く不愉快ではないのは流石だなぁと思いました。 腹違い兄弟の弟攻め。兄弟以外みーんな悪者w受けの母親が父の不倫の子・攻めを引き取って虐待。だけど頑として弟を守るお兄ちゃん受け、マジ天使。 前世の、村人に巫女という名目で性奴隷のように扱われ軟禁されている受けと、口が聞けない世話係の攻め。ナナホシテントウがこれまた話に花を添えている。 ホラーミステリ要素がちりばめられて良かったです。
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確かに凄かった。ちょっと怖かったし、続きが気になり一気に読んでしまった。エチシーンも勢いと流れでとりあえず入っていた感じなのかな。いつも読んでいるBL小説とは毛色が違う。
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これは、途中でやめられない。 一気に最後まで読んでしまいました。 純愛です。 二匹のナナホシテントウの イメージが心に焼き付いて離れません。
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読み終わって、もう胸がいっぱい… 異母兄弟ものなんだけど、そこに謎めいた夢が絡んでいて、それが単なる近親ものから眩暈を感じるような前世の因縁と結びついて、思わぬ方へ展開していくお話です。 大学生の異母兄弟である七緒と奏人の交互視点で、4部構成+SS、「秘密」「累る」の章ごとでテーマがリンク。両方の心情がはっきり伝わってきました。 センセの作品では毎度の事ですが、一筋縄ではいかないストーリーテラーぶりで、話の世界に引きずり込まれて後半は涙が止まらず… 奏人と七緒の生い立ちには酷く辛いものがあったけど、悪夢にうなされる原因がさらにミステリアスで、痛ましかったです。 まさしく悲恋なんですよね…陵辱や信頼していた男の裏切りなど様々な非道への怒りや悲しみも結局届くことのなかった前世での無念をひしひしと感じます。 四郎の悔やみきれない思いとオワタリさまの純粋な思いが、ナナホシと重なって切なくなりました。 夢に苦しめられ、現実にも秘密を抱えてしまった奏人と七緒なんですね。相手を守りたいから、愛してるから起こってしまった悲劇だけど、それが奏人に自分の生き方を決意させたんでしょうね。 夢から解放されて、二人の絆はさらに強くなったように感じられました。平穏にラブラブで暮らしてほしいです! 笠井あゆみセンセのイラストが、物語の妖しい雰囲気をたかめてくれてステキでした。ダークでファンタジー入った世界観に欠かせない方ですね。 エロ的にも大変萌えました。禁忌愛たまりません。キスだけでもすごく萌えたのに、奏人のはじめてHのつたなさとがっつき具合にまた萌え。 オワタリさまの陵辱シーンは描写控えめでしたが、心ははげしく痛みました…控えめなのに、痛い描き方ってのが一番すごいです。 心に残る異母兄弟&輪廻転生ものでした。
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