さよなら、インタフェース の商品レビュー
書き方がとてもユニークで面白い。本を読むことを体験としてとても考え込まれている。 著者と話しているような気持ちで読めたし、考え方も面白かった。
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GUIのベストはNo UIということがユーモアたっぷりに書かれています。 インタフェース重視な状況は今でも変わっていませんが、どんどん画面レスな社会になっていくことを期待しています。
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スマホの登場以来、様々な場所にインターフェース(画面)をつけることが増えたことに対して、懸念を発する本。 主張としてはなかなか面白かった。 たしかに、真により大変はNoUIかもしれない。 しかし、やや冗長というか、記述内容が読み進めるのにやや辛かったので、まあこんなもんかなという印象。 - ベストなデザインは仕事を減らしてくれる - ベストなコンピュータは縁の下の力持ち - ベストなインタラクションは自然 - ベストなインターフェースは「ノー・インターフェース」 ■目次 日本語版への序文 —及川卓也 推薦のことば —エリス・ハンバーガー ●本書の概要 第1章 はじめに 第2章「まず画面」の思考法 ●実情と問題 第3章 インタフェースをくっつけろ! 第4章 UX ≠ UI 第5章 中毒というUX 第6章 注意散漫 第7章 バックライトの光で不眠に?! 第8章 スクリーンレス・オフィス ●NoUIを実現するためのルール その1 (画面なんかに頼らず、解決したい問題につきものの「いつもの手順」をしっかり理解しよう) 第9章 スマホはケツポケットにしまっとけ 第10章 怠け者の長方形 ●NoUIを実現するためのルール その2 (科学技術を活用し、ぼくらをこき使うシステムじゃなく、ぼくらに使いこなされるシステムを創り出そう) 第11章 コンピュータはまるで駄々っ子 第12章「ユーザーインプット」じゃなく「マシーンインプット」を 第13章 アナログ仕事とデジタル仕事 ●NoUIを実現するためのルール その3 (ひとりひとりに合わせる) 第14章 ひとりひとりに焦点を当てた情報処理 第15章 事前対処型コンピューティング ●今後の課題 第16章 変化 第17章 プライバシーの問題 第18章 自動化 第19章 不具合 第20章 例外 ●むすび 第21章 こんな日が来るといい
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「まず画面」の考えを捨てて、ユーザーのいつもの行動に沿った体験を与えるプロダクトデザインを考えよう、という話。理想は「No Interface」 だいぶくだけた表現になっている箇所が多いため、肩の力を抜いて読むのが良い。 元の自分の期待とは若干ずれていた本だったが、画面ありきのプロダクトデザインに慣れてしまった人は一度読んでみてショックを受けてみるのも良い経験だと思う。
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外国人の陽気なおじさんが、ユーモアを交えて「画面が正義じゃないよな!」って言ってる本。 ※2015年出版なのでテクノロジー的にはちょい古い部分もある 「ぼくたちの世代は、すごく優秀な人材が、ユーザーに広告をクリックさせるコツばかり考えてるんだからげんなりさ」 読み込みの待ち時...
外国人の陽気なおじさんが、ユーモアを交えて「画面が正義じゃないよな!」って言ってる本。 ※2015年出版なのでテクノロジー的にはちょい古い部分もある 「ぼくたちの世代は、すごく優秀な人材が、ユーザーに広告をクリックさせるコツばかり考えてるんだからげんなりさ」 読み込みの待ち時間を見開きで表現したり、ダウンロードの待ちを同じ内容の文章の長さで表現したり、紙の使い方も面白い本。 「いつもの手順を把握して、それを活かす」が全体を通して提唱してるコンセプト。 最初にスクリーンの画面から考え始めるのはやめよう。
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著者のUIに対する不満を書いているような本だった。オライリーとかにもよく出てくるアメリカ特有の冗長な言い方であったり、不要な情報を付加してくるような書き方も読んでいて辛かった。そのため、最初の方以外は流し読み。
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スマートフォンの普及で「スクリーン」を前提としたUIが当然のように扱われているが、UI要らないことも多いよね?画面本当に必要かな?ってのを端から具体例あげてひっくり返していく本。問題提起としてすごくいいと思うし、問題解決する上で「まずUI設計します」じゃなくて目的は何かをちゃんと考えろってのは優れた指摘だなと思う。それにしてもここまでいろんなものケチョンケチョン(死語)にした本出せるってお国柄かなぁ。
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「ユーザビリティーを高める=画面を使いやすくすること」という固定概念を壊してくれた。 原題は「The Best Interface is No Interface」。 「インターフェース」の原義は、「境界」という意味で、まさにユーザーとその目的の「間に入り、その境界となるもの」...
「ユーザビリティーを高める=画面を使いやすくすること」という固定概念を壊してくれた。 原題は「The Best Interface is No Interface」。 「インターフェース」の原義は、「境界」という意味で、まさにユーザーとその目的の「間に入り、その境界となるもの」であると。 だったら、そんな「境界=インターフェース」は本来はないに越したことはないのに、 現代のUXデザイナーの多くが「画面=インターフェース=境界」を作ることを自分の仕事だと勘違いしてる、というのが著者の問題意識です。 UI、UXのことをもっと知ろうと思うきっかけをくれた本です。 ジョークもたっぷりで楽しく読み進めながら、読み終える頃にはいつの間にか、本質的に使いやすい(というか、「使う」という意図さえ必要ないような)システムのヒントをたくさんもらえていた。 そんな本でした。
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所在:展示架 請求記号:007.6 /Kr5 資料ID:11501495 良いデザインを作ることを考えたことはありませんか? 皆さん、少なからず考えたことがあると思います。 画面が無くても良いものは作れる、そんな考えを教えてくれる本です。
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GUIデザインはいまという時代に訪れた一過性のムーブメントに過ぎない、という主張。わかるけど、明確な反証の事例や対処法を挙げられているわけではない。、あーたしかに、nestは良いね、スマートロックは良いね、で、みんなはどうするの?という感想が残る。この本で挙げられていることくらい...
GUIデザインはいまという時代に訪れた一過性のムーブメントに過ぎない、という主張。わかるけど、明確な反証の事例や対処法を挙げられているわけではない。、あーたしかに、nestは良いね、スマートロックは良いね、で、みんなはどうするの?という感想が残る。この本で挙げられていることくらいは並のデザイナーは考えているだろうから、もう少し踏み込んで欲しかった。
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