きょうだいコンプレックス の商品レビュー
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・親が未熟な自己愛を抱えるとどうなるのか ①子供より自分が主役でないと気が済まない ②自己愛を傷つけ、貶めるようなものは我が子だろうと怒りを買い、悪い子として非難して疎む ・自己愛の強い親は子供を不幸にする 自分の理想像を子供に映し出す、という愛し方をした場合、兄弟間で比...
・親が未熟な自己愛を抱えるとどうなるのか ①子供より自分が主役でないと気が済まない ②自己愛を傷つけ、貶めるようなものは我が子だろうと怒りを買い、悪い子として非難して疎む ・自己愛の強い親は子供を不幸にする 自分の理想像を子供に映し出す、という愛し方をした場合、兄弟間で比較したり優劣をつけて両者の反目や確執を作り出すことになる。 ・きょうだい仲を拗らせているのはたいてい親。 「良い子」と「悪い子」を作っているのは、親。 親は自分の基準が正しく、その基準に従って正しい評価をしただけだと思っている。 そもそも親は、評価をする人だと思っているところが自己愛的な親の特徴である。 共感的な親は、問題行動を示している子供ほど、どうやって助けてやれば良いのか知恵を絞る。 自分の関わり方がまずかったせいでは?と振り返る。 良い、悪い、と評価されて育った子供達には明暗が生じ、それが不遇感や嫉妬を生み、きょうだい間の確執を生む。 ・愛着の問題 生後半年から一歳半までに、安心感や信頼感を育めなかった場合、些細なことにもストレスや不安を感じ、人間関係で信頼関係を維持することができず、トラブルを抱え込みやすい。 親としても、愛情や世話を余分にかけた子供(=愛着がある子)ほど可愛いと感じる 未熟な自己愛を抱えた親でなくとも、こうやって、きょうだい間で知らず知らずのうちに子供に対して分け隔てしまう。 ・年子長子の特徴 自己防衛的な傾向や、自己顕示的な傾向が強まりやすいがお人好しな傾向や見通しの甘さといった特別扱いされすぎて育った長子に見られやすい欠点は薄まる。 ・第二子の特徴 一番の地位を争うのではなく、一番のものに従属することで無用の摩擦を避け、分相応の分け前を堅実に確保しようとする。 自立能力に優れている。
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9.5割ほど読んだが完読せず。 私にも弟がおり常に比較され続けていたので 思い当たる節もいくつかあった。 幼少の頃に受けた親の躾は、成人してからも影響を受けていることがあるらしい。 躾や教育って難しい。 今悩んでいる性格も幼少のあの経験から影響を受けているのかな、なんていう...
9.5割ほど読んだが完読せず。 私にも弟がおり常に比較され続けていたので 思い当たる節もいくつかあった。 幼少の頃に受けた親の躾は、成人してからも影響を受けていることがあるらしい。 躾や教育って難しい。 今悩んでいる性格も幼少のあの経験から影響を受けているのかな、なんていうのがいっぱいあるけど 両親には大切に育ててもらった気がするから それを親のせいだというのは違うかな、と思う。
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特性を出生順で捉えたり、親の子供に対する関わり方や自己愛という視点で見ることで、どのようなコンプレックスを持ちやすいのか学ぶことができた。対人関係において相手を理解したり、自分の生きづらさの要因を探ったりする場面でも、この知識を活用していきたい。
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すべては結局親が握ってるんだと思った。 幼い子にとっての世界は親で成り立ってるから、親の行動ひとつでその子の世界観が確立されてしまうんだなと。
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『親は日陰の子を生む“不公平な太陽”』 という言葉が心に刺さった。 親の責任の重さを再確認。 子どもたちの心に影を落とすことがないよう、「公平に」愛情を注ぎたいと思う。 家族関係に悩んでいる人に、特におすすめの一冊です。
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きょうだい仲の悪さについて、親の不徳を子どもたちに背負わせているためであるというのは、一理あると思いました。
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兄弟子育ての参考にと読む。 結果、参考になった部分も少しはあったが、こんなにひどいことが起きているんだ・・・ということに愕然。 (でも、精神的に不安定で仲間に嫌なことをしてしまう友人を思い出し、これだったんだ、と納得;とくに1章で)
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