ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン(Ⅷ) の商品レビュー
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第二章導入。ジャンとアナライが出会い、悪シャミーユのお披露目の話。 マシュー可哀想、ハロのフラグはついに回収されるようだし、どんどん暗い方向になってく感じでした。 イクタはどこぞやのキリトさんを彷彿とさせる状態に。 明るい話になりそうにないから、早くイクタ起きてくれ!
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6/10. キオカ関連の前半は退屈でなんだか子供ぽかった。後半は帝国に戻ってまあまあだった。相変わらずマシューに共鳴する。
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前巻で展開されたメインヒロイン途中退場。主人公とヒロイン不在の戦記物語が、より有体に言えば、このような掟破りを実行して物語を続け得るのか、と正直思わないではなかった。 しかも、サブですらないサブ・ヒロインは、阿修羅の如く倫理感を喪失させるという、これまた荒業である。 しかし、である。 ライバル「不眠の輝将」の性格付けの前半は兎も角。後半、主人公不在ゆえにバラバラな仲間は悪鬼の如き所業で勝利を掴む展開が紡がれる。 とまあ、正邪逆転、表裏不一致。この尽く掟破りな展開はかえって爽快だ。 というより、こちらとしては、本巻にある種のリアリティを感じてしまう。それは、現実の冷酷さに思いを馳せているからだろうか。 第二部の序章とはいえ、そももそ本巻が商売として成り立つ作品になっているか、つまり売れ筋作品として成立しているかは、個人的に知る由もない。 が、ここまで来れば、とことん突き詰めて欲しい。天邪鬼なためか、私はこういう展開は嫌いじゃないんですなぁ…。 ただし、トリスナイ=狐の取り扱いは、やや矛盾というか、後出し情報のきらいなしとしない。やや残念なところか。
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イクタの屍っぷりが尋常じゃない 両親死んでも、常識的な反応だった人が ヤトリが死んだからと言って、その反応はどうなのか? 実はヤトリ死んでなくて、イクタのそれも全部芝居でした ってオチなら、納得だけど
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前巻の衝撃があまりに大きすぎて、実はずっと続きを読むのを避けてきた。 でも、アニメが始まったこともあり、恐る恐る手に取った。 その結果は……そうだよなあ。そうなるよなあ。 今巻では、まず敵方であるキオカの事から物語が始まるのだけど、これは前巻の衝撃にひとつのクッションを置いて、...
前巻の衝撃があまりに大きすぎて、実はずっと続きを読むのを避けてきた。 でも、アニメが始まったこともあり、恐る恐る手に取った。 その結果は……そうだよなあ。そうなるよなあ。 今巻では、まず敵方であるキオカの事から物語が始まるのだけど、これは前巻の衝撃にひとつのクッションを置いて、心の準備をさせる意味で作者の用意周到さを感じる。 でも、その内容はジャンとアナライとの出会いという今後の物語的には非常に重要な出来事。 これで、ますますジャンは手強くなるのが目に見える。 一方、帝国の方は変わり果てたみんなの姿がー姫さんの姿が、胸を突く。 2年の月日は失ったものの大きさを何も癒すことはなく、寧ろより大きく心を縛り付けている。 弱音を吐けるマシューはまだマシなほうだろう。 真面目なトルウェイは全てを抱え込み、姫さんは一人だけで帝国を背負おうと悪も辞さない。 誰にも相談できず、ただ魂の抜けたイクタにだけすがっている。 そんな状況で、最後の絆だったハロに遂に隠れた役割が回ってくる。 これはもうどうなるんだろうか? ヤトリが退場した今、次はハロの番だとしても何も驚かない。 いやむしろ、姫とイクタ以外全てが退場する可能性だってあるのだ。 そんな最悪な展開の中、いったいイクタの復活はいつになるのか? 復活の鍵は多分、ヤトリに託されたものを彼が思い出せるかどうかだろう。 次巻でそんな場面があるのか? それともまだ、この状態が続くのか。 続きを読むしかない。
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がんばれシャミーユ陛下。 トルウェイの追い詰められっぷりがやばい。これはイッくんの復活が待たれる。 そして「彼女」は…いや確かに疑ってたこともあったけどもまさかここにきて…!このダメージは大きくなりそうだ…。
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第二部開幕。第一部の終幕がああだっただけに割と鬱屈した雰囲気かと思いきや、そこまででもなかったり。まぁメインで描かれてる陣営が違うから空気も違うんだろうけど(苦笑)イクタがいないと帝国サイドがどうにもしんどい感じなのは仕方ないとして。そんな中、最後の最後でまた悶着の火種が蒔かれた...
第二部開幕。第一部の終幕がああだっただけに割と鬱屈した雰囲気かと思いきや、そこまででもなかったり。まぁメインで描かれてる陣営が違うから空気も違うんだろうけど(苦笑)イクタがいないと帝国サイドがどうにもしんどい感じなのは仕方ないとして。そんな中、最後の最後でまた悶着の火種が蒔かれたようで。イクタさん早く復活してくれるといいんだが。
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この作品には新刊が出る度に圧倒されっぱなしだが、新章となった今作でもその勢いは衰えるところを知らない。 やはり今作で最も印象的なのは王女から女帝となったシャミーユだろう。作中で二年という月日が経ったとはいえ、その変容ぶりには唖然とさせられる。 前章では目覚ましい活躍をした騎士団...
この作品には新刊が出る度に圧倒されっぱなしだが、新章となった今作でもその勢いは衰えるところを知らない。 やはり今作で最も印象的なのは王女から女帝となったシャミーユだろう。作中で二年という月日が経ったとはいえ、その変容ぶりには唖然とさせられる。 前章では目覚ましい活躍をした騎士団たちも、前章の悲劇から各々立ち直ることが出来ず、過去、そして現実と向き合いながら生きている姿が印象的だ。 とはいえ、そこで読者をがっかりさせたままにしておかないのがこの作者の素晴らしいところ。後半の後宮での一幕には思わず涙させられるし、何よりこの巻ラストの展開、大きな伏線が回収された瞬間には得も言われぬ高揚感があった。 次はどんな展開で読者を圧倒してくれるだろうか。
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