バーという嗜み の商品レビュー
679 正しいシガーの吸い方やっとわかった。シガーは煙を肺には入れず、吸い込まず口に含んでフワッとゆっくりと出します。ニコチンは口の粘膜から吸収され、温泉に浸かったかのような、リラックス感がある。火の位置で合うお酒が変わるの凄い。吸う間隔は1分間に1度、1本30分~2時間も楽し...
679 正しいシガーの吸い方やっとわかった。シガーは煙を肺には入れず、吸い込まず口に含んでフワッとゆっくりと出します。ニコチンは口の粘膜から吸収され、温泉に浸かったかのような、リラックス感がある。火の位置で合うお酒が変わるの凄い。吸う間隔は1分間に1度、1本30分~2時間も楽しめるのか。 伊藤学 1969年生まれ。1989年、新宿『カクテルバー・ギブソン』(現在は閉店)に入店。在籍時より、伝説的バー『いないいないばぁー』の藤田佳朗氏に師事。1993年、漫画『BARレモン・ハート』の著者古谷三敏氏が経営する『BARレモンハート』に移り、以後16年にわたり同店に勤務。2010年より、六本木のバー『Ne Plus Ultra』にてマスターバーテンダーを務める シガーとタバコとの大きな違いは、煙を肺に入れるか、入れないかです。シガーの場 合、フィルターがないのでダイレクトに煙が口に入ります。肺に入れても大丈夫ですが、 ニコチン・タールが直接入るとくらくらしたり、血圧が下がったりすることがあります。 いわゆる、シガー酔いとも呼ばれるものです。 タバコを吸い慣れた方は、肺に煙を入れてしまいがちなので、シガーを吸うと気持ち 悪くなることもあります。タバコを吸わない方は、煙を肺に入れる習慣がもともとないので、シガーの基本の「口の中で煙を含みふかす」という方法に慣れやすいようです。 この点から、実はタバコを吸わない方のほうがシガーを吸うのに向いているかもしれ せん。自分はタバコを吸い慣れていたので、最初は苦労をして覚えました。 シガーは煙を肺には入れず、吸い込まず口に含んでフワッとゆっくりと出します。ニコチンは口の粘膜から吸収され、少しぼーっとしたりしますが、このゆったりとぼ-っとする感じが温泉に浸かったかのような、リラックス感があるのです。吸う感覚は1分間に1度くらいがちょうどよいと言われています。これは火種が消えず、良い香りを楽しめる間隔です。 シガ―は3〜4年熟成した葉を使用しており、香りを楽しむものでもあります。ウイスキーやコニャックと同じですね。タバコを1本吸う時間は短いですが、シガ―はゆったりと時間をかけて味の変化を楽しみ、自分の時間を過ごすといった醍醐味があります。 シガーは一度着火すると、1本で30分から、大きいものでは2時間ほど楽しめます。 タバコに比べると、長い時間をかけてじっくり味わうことができます。 時間をかけて楽しむものは、腰を落ち着けて嗜みたくなるものです。そうなると、バーのスタンダードだったハイカウンター、ハイスツールというスタイルは長時間過ごすのに向いていないということで、ローカウンター、ソファというスタイルに変わってきたのはお話しました。『ネプラスゥルトラ』でもシガーを扱っているので、ゆったりくつろげるスタイルになっています。 くつろいでシガーが吸えるように、絵画や家具などの内装も落ちついたものになり、BGMは定番のジャズからクラシックがかかる店も増えました。 かつては、ジャズが流れる店内でハイカウンターに座り、バーボンロックを 飲みながらタバコを吸うというスタイルが定番だった日本のバーは、シガーが入ることによってヨーロッパの貴族文化を取り入れるようになったのです。現在のオーセンティクバーのラグジュアリーな空間は、シガーの台頭により完成された、と言っても過言ではありません。
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漫画「BAR レモンハート」のチーフバーテンダーを務めていた著者のエッセイのような入門書のような著作。 一つ一つの章が短く、長さもバラバラであり、いかにもプロのライターの手によるものではないという感じ。 しかし、文章表現などは上手く読みやすい。ある程度添削などはされているのかも...
漫画「BAR レモンハート」のチーフバーテンダーを務めていた著者のエッセイのような入門書のような著作。 一つ一つの章が短く、長さもバラバラであり、いかにもプロのライターの手によるものではないという感じ。 しかし、文章表現などは上手く読みやすい。ある程度添削などはされているのかもしれないが。 さまざまな知識は本物で、おそらくはほんの小出しにしている程度なのだろう。 是非著者の手によるカクテルなどを味わってみたいという気になる。 カクテルやウイスキー等の酒だけではなく、シガーや凝ったフードもコンパクトに濃密にまとめてあり、この一冊でまさにオーセンティックなBARにいる気分にさせてくれる。
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バーを嗜む。嗜むと言うタイトルにぴったりな薀蓄深い大人の教科書。一杯目はさっぱりとしたジントニックを飲むべき、二杯目、三杯目と味の濃いものにしていく。それは寿司屋と一緒で味の濃いものから先に飲むと微妙な味の変化がわからなくなるから。とか煙草とシガーの違いなど、改めて知る事が多かっ...
バーを嗜む。嗜むと言うタイトルにぴったりな薀蓄深い大人の教科書。一杯目はさっぱりとしたジントニックを飲むべき、二杯目、三杯目と味の濃いものにしていく。それは寿司屋と一緒で味の濃いものから先に飲むと微妙な味の変化がわからなくなるから。とか煙草とシガーの違いなど、改めて知る事が多かった。 著者がお客として通っていた、錦糸町のオールドスコット、漫画バーレモンハートのマスターのモデル?など色々興味のある話が多く幸せな気持ちになりました。
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お酒が飲める店は居酒屋、蕎麦屋、中華屋、ファミレス様々ある中で「バー」はとかく取っ付きづらい雰囲気を醸し出しているものである。 この本は経験しなければ絶対にわからないバーという存在をバーテンダーの方が紹介してくれているバー紹介本としての意味合いが大きい。バーに行きたいけど行ったこ...
お酒が飲める店は居酒屋、蕎麦屋、中華屋、ファミレス様々ある中で「バー」はとかく取っ付きづらい雰囲気を醸し出しているものである。 この本は経験しなければ絶対にわからないバーという存在をバーテンダーの方が紹介してくれているバー紹介本としての意味合いが大きい。バーに行きたいけど行ったことのない人、バーに通い慣れた人が周りにいない人などこの本を読んでいくとそこまで緊張せずに済むのではないでしょうか。 また通い慣れた人にとっても初めて聞くような面白い話や改めて理解を深められるようなネタが載っていると思います。
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バーという空間にまつわるいろいろ。 お酒やカクテルの種類とか、バーでのふるまい方とか面白い内容でした。 次回バーに行くときにちょっと思い出してバックバーを見てみたいと思います。
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<目次> 第1章 バーを自分の場所にするために 第2章 バーを知る 第3章 ウイスキーとバー 第4章 カクテルとバー 第5章 シガーとバー 第6章 バーフードの愉しみ方 第7章 わたしのバーテンダー物語 <内容> 著者がバーという場所を知らせようとする本。わかり合...
<目次> 第1章 バーを自分の場所にするために 第2章 バーを知る 第3章 ウイスキーとバー 第4章 カクテルとバー 第5章 シガーとバー 第6章 バーフードの愉しみ方 第7章 わたしのバーテンダー物語 <内容> 著者がバーという場所を知らせようとする本。わかり合水と思います。シガーが何なのか、なんと初めて知りました。 バーはこじゃれた所で、酒の弱い私は、ちょっと1杯かっこよく飲みたいな、と思いますが、やっぱり無理かな…
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