ねぇ、話してみて! の商品レビュー
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[墨田区図書館] 三冊シリーズの「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」の中の一冊。 図書館でふと見かけて借りてきたが、背表紙には、「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」と書かれていたので、どんな本かと思って借りてきたが、表表紙には、子供が描いたような可愛らしい女の子...
[墨田区図書館] 三冊シリーズの「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」の中の一冊。 図書館でふと見かけて借りてきたが、背表紙には、「子どものトラウマ治療のための絵本シリーズ」と書かれていたので、どんな本かと思って借りてきたが、表表紙には、子供が描いたような可愛らしい女の子の絵と表題が描かれているだけで、もしかすると何かのお話のようにも見える本。 幼少期に性的虐待を受けた女児の体験告白による、仲間(同様の被害にあった子ども達)に対する呼びかけ形式の本で、あまり具体的なことには触れず、それでも大人や該当者にはわかる程度の表現でつらい経験や、その後の自分のとった行動による展開などが描かれていて、例え性犯罪でなくても多少幅広く使えそうな一冊。 自分の子に限らず、そして子供に限らず、誰しもつらく、浮き上がれないような経験を負う可能性はあるが、その際にもしかしたら一筋の救いの光となってくれるかもしれない可能性がある本。 今回他の二冊とあわせて、三冊シリーズで出版されているらしいので、他の二冊も読んでみよう。 ■「こわい目にあったアライグマくん」 こわいことにあった子供の早期のストレス反応について描かれた本。 ■「ねぇ、話してみて!」 性的虐待をうけた子供に、同種被害者からの言葉で綴られた本。 ■「さよなら、ねずみちゃん」 死別による喪失を初めて体験した子供の、否認、悲しみ、怒り、そして需要のプロセスを描いた本。
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