実践JUnit 達人プログラマーのユニットテスト技法 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ユニットテストについての書籍として手に取りました。 ユニットテストについて実践的な内容を記載した書籍です。 扱うのはJUnit4ですが、ユニットテストの概要や、作成する上で考慮すべきことについて網羅していました。 F: Fast 迅速 I: Isolated 隔離 R: Repeatable 繰り返し可能 S: Self-validating 自律的検証 T: Timely タイムリー 特に、この概念に基づいてテストケースを作成したことがありませんでした。 システムが成長すればそれに伴ってユニットテストがかかる時間が伸びるというのは実感しています。 この書籍で得た内容を活かして、迅速に終わるテストを模索していこうと思いました。
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達人プログラマーな著者による JUnit を利用する実践的なユニットテストの解説。 章立てがきれいにまとまっており、読者自身の知識や目的に応じて読み方を選択しやすくなっている。 実践的なコード例が多数登場する。それぞれのコードで実現したいこと(Why/What)を本文で丁寧に説...
達人プログラマーな著者による JUnit を利用する実践的なユニットテストの解説。 章立てがきれいにまとまっており、読者自身の知識や目的に応じて読み方を選択しやすくなっている。 実践的なコード例が多数登場する。それぞれのコードで実現したいこと(Why/What)を本文で丁寧に説明するような構成になっているのは素晴らしい。 「第一部 ユニットテストの基礎」を読むことで、JUnit に詳しくない人でもテストコードを読めるようになる。今まで JUnit を使ったことのない人や、JUnit 3 で知識が止まっている人がキャッチアップするには必要十分な説明だ。 「第二部 合言葉で覚えるユニットテスト」を読むことで、無駄のないユニットテストを設計、実装できるようになる。 いわゆる基礎なのだけどキーワードでくくってあるのが面白い。 「第三部 より大きな設計の全体像」では、実際のプロジェクトにも登場しそうなコードを、ユニットテストのテクニックとともに洗練していく様子を具体例で解説している。 「第四部 より大きなテストの全体像」では技術的な課題やコミュニケーションの課題を扱っている。 技術的な課題としては、マルチスレッドプログラムをユニットテスト可能とするまでの1つの手順を紹介している.コミュニケーションの課題としては、プロジェクトのメンバーがユニットテストを使いこなせるようになるための道のりを紹介している.
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