JA解体 1000万組合員の命運 の商品レビュー
雑誌記事的な書かれ方をしている本。JAというものの組織というものがどういう姿であるか、どうなっているか、を知るにはよい本。
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JA全中解体に到るまでの経緯と背景を追った書籍。ドキュメンタリーと呼ぶにはいまふたつ欠けた感じ。 「これでも共同通信の記者か?」という出来だったけど、後書きで初書籍に加えて締切が急だったとあって納得。ジャーナリストとしての推敲が全体的に不十分。報告書読んでる気分になった。
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「JA解体」衝撃的な題名であるが、著者は中立的、むしろJAに期待している立場のように感じる。「JA改革」、「JA革命 」という題名でもいいように思うが、「解体」としたのは、それだけ社会の厳しさを反映したのだろうか。
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共同通信の記者だけあって、JA全中解体までのドキュメントが詳しい。 JAが農業振興にふるわなかったという課題、金融事業への傾倒と依存。 ここで紹介されている以外にも、所得拡大にとりくむ農家の事例を読んでみたかった。ただ、農家の数を減らして、能力とやる気のある専業農家へ農地も農機も集約し、コスト削減をというもくろみには同意できない。 その農家が亡くなってしまい後継がいなければどうなるのだろう。生産性は低いが耕作放棄地をなくすためにも小規模の兼業農家も残しておくべきではないだろうか。いずれ海外資本の投資で農地や農業経営のノウハウが奪われないうちに。
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