徳川一族大全 の商品レビュー
書店員時代、この本が入荷した時膝から崩れ落ちるほどの衝撃を味わった。徳川一族を網羅した本!前代未聞だった。客層がちょうど佐幕派でドンピシャ、しかも類書はないときている。今はどうだか知らないが、退職するまでずっと平積みしていた。 徳川家康に始まる男系直系の子孫は315人もいる。...
書店員時代、この本が入荷した時膝から崩れ落ちるほどの衝撃を味わった。徳川一族を網羅した本!前代未聞だった。客層がちょうど佐幕派でドンピシャ、しかも類書はないときている。今はどうだか知らないが、退職するまでずっと平積みしていた。 徳川家康に始まる男系直系の子孫は315人もいる。徳川宗家、御三家、御三卿、16ある松平家。家ごとに章立てし、系図を掲載して当主を務めた人物のプロフィールが一人一人書かれている。両親の名、幼名、生没年、妻子、養子に行った先もわかり、大名に嫁いだ姫に関しては嫁ぎ先も書き添えていて、この情報量はまさに永久保存版である。 時代劇や歴史小説などで徳川の係累が出てきた時、どこの家の誰なのか、どういう人物だったのか事典のように引けるので”いま読んでる”状態のまま本棚にあり、大変重宝している。
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徳川家康は、誰もが知っている歴史上の人物ですが、少しつっこんで、徳川将軍家はともかく、尾張徳川家の一代目が義直で、誰の息子であるのかを知っている人は、そういないはずです。 わたくしは、長編小説の山岡荘八の徳川家康を読んでいますが、物語中に、急に説明も無しに、いろいろな人物がで...
徳川家康は、誰もが知っている歴史上の人物ですが、少しつっこんで、徳川将軍家はともかく、尾張徳川家の一代目が義直で、誰の息子であるのかを知っている人は、そういないはずです。 わたくしは、長編小説の山岡荘八の徳川家康を読んでいますが、物語中に、急に説明も無しに、いろいろな人物がでます。 その時に、どんな人物か調べるのに、所有している本で調べることもありますが、インターネットも使用します。 ウィキペデイアだと、どうしても、ずばりこうであるという答えがでませんが、この本だと明解に人物の詳細がわかります。今までに徳川家康関係の本を大量に買いましたが、一冊の本で、これだけ、徳川一族の両親、藩主在位期間、生没年、幼名等を克明に書かれた本は初めてです。 名前に振り仮名を打ってくれているから、これも一般の読者にとって親切です。 徳川家康の実父は、松平弘忠で、実母は、お大(水野忠政の娘) 就任は、慶長8年(1603)~慶長10年(1605) 生没 天文11年(1543)~元和2年(1616) 改名 竹千代⇒元信⇒元康⇒家康 正室 築山殿(関口新永の娘) 継室 朝日姫(木下弥右衛門の娘) 実子 16人 等が、判別できます。
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