チーム(Ⅱ) の商品レビュー
怪我をし引退を意識する山城を支えるためかつての「チーム」が立ち上がる…!もう、これだけで胸熱である。 確かに長距離は個人競技ともいえるだろう。しかし、苦しい時、力になるのは仲間の存在である。 ラストのデッドヒート、浦の声が山城の力になった瞬間は本当に感動だった…。 いいチームだ。
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箱根駅伝学生選抜で走った選手達のその後。 走り続けている仲間をサポートしたい気持ちや関わりたくない気持ちが交差する。 だけどやはり走っている仲間には惹きつけられる。 そんなチーム意識と駅伝の走る魅力が良かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
母校での箱根駅伝出場を逃した、予選タイムの優秀な選手で構成される学連選抜チーム。在籍する学校もバラバラ、考え方もバラバラ、伝統などの背負うべきモノもない選手たち。 その選手たちが優勝という偉業をめざし箱根を駈ける。。。 勝負の駆け引きやコースの特性など面白く読めました。 駅伝小説の代表作といえば三浦しをんさんの「風が強く吹いている」を一番に思い浮かべます。この「チーム」も面白かったですが、駅伝小説であの本よりも面白い本にはまだ出会えていません。
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最近はまっている堂場瞬一のスポーツ小説。前作「チーム」と合わせておもしろく読めました。箱根駅伝ファンは必読ですね。
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堂場瞬一氏の作品はやはり面白い。 関西出身だからかはわからないですが、箱根駅伝にはあまり関心がなく過ごしてきたのに、このシリーズを読んで箱根駅伝を見る目が変わりました。 今回は更に時が流れて、学生選抜チームのメンバーがそれぞれの道を歩んだ先の話。 夢を現実にしたもの、夢を諦めた...
堂場瞬一氏の作品はやはり面白い。 関西出身だからかはわからないですが、箱根駅伝にはあまり関心がなく過ごしてきたのに、このシリーズを読んで箱根駅伝を見る目が変わりました。 今回は更に時が流れて、学生選抜チームのメンバーがそれぞれの道を歩んだ先の話。 夢を現実にしたもの、夢を諦めたもの、まだ夢を追い続けるものいろいろ。 また、後進の若者たちとのコミュニケーションなんかも今時っぽくてわかりやすい。 人物描写、心証風景が素晴らしいのは相変わらずです。まだ続編があるんだろうなぁと期待しています。
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正月にニューイヤー駅伝と箱根駅伝を見た勢いで読んでみました。 なるほどねぇ。過去の、駅伝やマラソンを描いた作品と繋がっているんですね。直前にキングも読んでいたので、感慨を覚えました。 中身的には奇をてらわず、真正面から描いた感じ。予想通り何ですが、何故か目が離せなくなりました...
正月にニューイヤー駅伝と箱根駅伝を見た勢いで読んでみました。 なるほどねぇ。過去の、駅伝やマラソンを描いた作品と繋がっているんですね。直前にキングも読んでいたので、感慨を覚えました。 中身的には奇をてらわず、真正面から描いた感じ。予想通り何ですが、何故か目が離せなくなりました。
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「チーム」、「ヒート」に続く陸上長距離を題材にした3部作の第3弾。前作、前々作で登場した人物で最もキャラの際立っていた天才ランナー山城悟。圧倒的な才能で箱根駅伝を快走し(「チーム」)、マラソン日本記録を目指して突き進んだ(「ヒート」)天才も、キャリアを重ねて故障を抱え、引退を意識...
「チーム」、「ヒート」に続く陸上長距離を題材にした3部作の第3弾。前作、前々作で登場した人物で最もキャラの際立っていた天才ランナー山城悟。圧倒的な才能で箱根駅伝を快走し(「チーム」)、マラソン日本記録を目指して突き進んだ(「ヒート」)天才も、キャリアを重ねて故障を抱え、引退を意識するようになる。このままフェードアウトするように陸上界から消えようとする山城に、かつて箱根駅伝学連選抜で共に走ったメンバーや、東海道マラソン(「ヒート」の舞台)でのライバル達が、同時代を生きた天才ランナーの復活のために再び結集する。そして、山城は復活するのか…。 これ1冊でも十分に楽しめます。でも登場人物それぞれの人物描写や人間関係の描写は前作、前々作のほうが重厚で、それらを読んで読者側でイメージを作ってから本書を読んだ方が断然、楽しめるのではないかと思います。 才能にあふれ、傲慢な振る舞いのなかに垣間見える山城の優しさ、面倒見の良い元キャプテンで山城の理解者である浦、そのほか第一作「ヒート」で登場するさまざまな人物が本作でも重要な役割を担います。ぜひ、「チーム」、「ヒート」の2作を読んでから本書を読んでみてください。
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堂場さんのマラソンシリーズを読むのは3冊目。 ヒート、チーム、チーム2 天才ランナー山城が故障を克服している場面から始まる。 今回はひとつのレースというよりも、浦が監督となった箱根駅伝、山城が走る全実が舞台となる。 また、山城が所属しているタキタが廃部になるかも?! レー...
堂場さんのマラソンシリーズを読むのは3冊目。 ヒート、チーム、チーム2 天才ランナー山城が故障を克服している場面から始まる。 今回はひとつのレースというよりも、浦が監督となった箱根駅伝、山城が走る全実が舞台となる。 また、山城が所属しているタキタが廃部になるかも?! レースだけでなく、人間関係、走るための環境など、盛りだくさんで読みごたえがあった。 次はキングを読みたい。
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前作「チーム」の登場人物たちはもちろん、「ヒート」、「キング」といった堂場瞬一氏の一連の著作のキーパーソンたちが今作でも要所で姿を現して物語に厚みを加えており、読者としては嬉しくなる。 「キング」については、正直期待外れを感じてしまい、作中に感情を入れ込めないままに終わってしまっ...
前作「チーム」の登場人物たちはもちろん、「ヒート」、「キング」といった堂場瞬一氏の一連の著作のキーパーソンたちが今作でも要所で姿を現して物語に厚みを加えており、読者としては嬉しくなる。 「キング」については、正直期待外れを感じてしまい、作中に感情を入れ込めないままに終わってしまったが、この作品ではそんなことはまったくなく、筆運びは冴え渡っている。 個人的にはエモーショナルなクライマックスが2度ほどあると読んだが、それに至るまでの誘導も実に巧みだ。 ディテールを見ると、やや粗い部分も感じないではないが、それらを帳消しにする魅力がある。 「チームII」とはまた安直な、他にふさわしいタイトルはなかったんかな…と最初は思っていたが、読了した後には、まさにこのタイトルこそがふさわしい、と気持ちよく腑に落ちた。
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走ることの一つ駅伝。仲間として走った彼らの7年後の出来事。社会の中で様々な立場で暮らす彼らは、それでも走る事が好きで元が付く仲間を少しは大事に思っているのかな
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