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インテリジェンスの最強テキスト の商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2023/02/11

手嶋龍一と佐藤優による本で、インテリジェンスを初めて学ぶ人にもわかるよう、さまざまな実例からインテリジェンスの要諦を説明する。 ウクライナとクリミア、マレーシア航空機撃墜、大韓航空機撃墜、第二次世界大戦の始点としてのノモンハン事件、イスラム国と人質事件、9.11など。

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2022/07/24

ウクライナ情勢について、この本を読むか読まないかで、理解度が平面か立体かの差が出る。 今後の日本の安全保障を考える上で、読んでおくのに越したことはない。

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2022/04/19

すごい情報量で圧倒されました。こういう人がテレビで論説してくれればいいのに...。 前半のウクライナの分析は秀逸です。今のウクライナ情勢の本当の理由が理解できます。2015年が初版ですが、本書の半分をウクライナにあて、極めて危険な状況となることを見通しているのが凄いです。ウクラ...

すごい情報量で圧倒されました。こういう人がテレビで論説してくれればいいのに...。 前半のウクライナの分析は秀逸です。今のウクライナ情勢の本当の理由が理解できます。2015年が初版ですが、本書の半分をウクライナにあて、極めて危険な状況となることを見通しているのが凄いです。ウクライナへの「侵略」は、プーチンの個人的な動機ではなく、しっかりとした背景があり、いわんや精神錯乱など飛んでもないと言うことがよく理解できます。こうした分析がどうしてメディアに出てこないのか疑問です。

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2021/02/13

インテリジェンスを初めて学ぶ人、ビジネスの最前線で情報を扱う人におすすめ。 【概要】 ●インテリジェンスの本質 ●インテリジェンスの感覚から国際情勢をどう見るか ウクライナ事案、過去の国際事件、歴史の教訓、対テロリズム 【感想】 ●日本はインテリジェンスに弱いことが理解できる...

インテリジェンスを初めて学ぶ人、ビジネスの最前線で情報を扱う人におすすめ。 【概要】 ●インテリジェンスの本質 ●インテリジェンスの感覚から国際情勢をどう見るか ウクライナ事案、過去の国際事件、歴史の教訓、対テロリズム 【感想】 ●日本はインテリジェンスに弱いことが理解できる。 ●ニュースなどメディアを通じて表面上に見える情報だけでは真意を理解できない。インテリジェンスの感覚をもって深読みすることが重要である。 ●現代社会を生き抜くためには、事実を見極め合理性の中で判断することが重要であり、そのためにはしたたかさを養う必要もあると思った。

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2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・何となくカッコよさそうだし、「インテリジェンス」の「テキスト」なんだったら、色々と身につくのかなと。 【要約】 ・ 【ノート】 ・これ読みたいけど、その前に世界史と地政学やってから、でしょ。後回し。 ・太字部分だけを斜め読み。 ・この本...

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・何となくカッコよさそうだし、「インテリジェンス」の「テキスト」なんだったら、色々と身につくのかなと。 【要約】 ・ 【ノート】 ・これ読みたいけど、その前に世界史と地政学やってから、でしょ。後回し。 ・太字部分だけを斜め読み。 ・この本が500円以下なら買い。内容的に新書の編纂レベルという印象はややあるが、許容範囲。だからと言って本人達が豪語するほど「我が国におけるインテリジェンスのテキスト」などという基本書のレベルではないかなと。 【目次】

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2018/10/10

【読み解く力を読み解く】巷間にも次第に広がってきた感のある「インテリジェンス」という言葉。いろいろな解釈が散見されるこの概念を説明するとともに、歴史の形成にインテリジェンスがどう影響を与えたかを紹介した作品です。著者は、『自壊する帝国』などの多数の著作を持つ佐藤優と『外交敗戦』な...

【読み解く力を読み解く】巷間にも次第に広がってきた感のある「インテリジェンス」という言葉。いろいろな解釈が散見されるこの概念を説明するとともに、歴史の形成にインテリジェンスがどう影響を与えたかを紹介した作品です。著者は、『自壊する帝国』などの多数の著作を持つ佐藤優と『外交敗戦』などがロングセラーを記録した手嶋龍一。 インテリジェンスに関する視界がスッキリすると同時に、洞察までをも磨いてくれる見事な作品。歴史や外交に興味がない方にとっては若干難解な記述が続くと感じられるかもしれませんが、読み通した後の充実感はかなりのモノ。歴史的なエピソードが散りばめられているため、純粋に歴史好きの方にもオススメしたい一冊です。 〜インテリジェンスとは、眼前に生起している情勢を精緻に読み解き、近未来に起きる事態を近似値で予測する技である。〜 そりゃこのお二人なら☆5つ

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2017/01/09

その時代に生きる人間として、ましてやこれだけツールが発達している中で、世界情勢に目を向けない、またはそこで思考を停止してしまうことは、次世代への罪なのではないか。

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2015/11/21

インテリジェンスの入門としてはお勧め。用語解説もあり、時のウクライナ情勢の解説もあり、非常にわかりやすい。

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2015/11/04

「インテリジェンス 武器なき戦争」を上梓したとき、幻冬舎編集サイドはタイトルにインテリジェンスを使うのをためらった。 ナチスドイツのV2は大陸間弾道弾の系譜、V1は巡航ミサイルの系譜。 ウクライナは、兵器廠。武器輸出額は世界第4位。 ウクライナ東部に影響力があるのはGRUで、KG...

「インテリジェンス 武器なき戦争」を上梓したとき、幻冬舎編集サイドはタイトルにインテリジェンスを使うのをためらった。 ナチスドイツのV2は大陸間弾道弾の系譜、V1は巡航ミサイルの系譜。 ウクライナは、兵器廠。武器輸出額は世界第4位。 ウクライナ東部に影響力があるのはGRUで、KGB出身のプーチンがどれほど統制できているかは不明。 ジョン・ル・カレ「寒い国から帰って来たスパイ」 日本外務省は、クリミア「併合」とカギカッコつきで表記することでロシアに配慮している。 イランの核兵器保有が明らかになれば、サウジも核保有を宣言するだろう。サウジはパキスタンから核を輸入するかも。

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2015/10/04

破綻国家ウクライナ、カリフが支配するイスラム国 インテリジェンスとは、眼前に生起している情勢を精緻に読み解き、近未来に起こる事態を近似値で予測する技である ウクライナ ソ連の兵器廠 ドイツ ウクライナ ユーラシア平原においてドイツの緩衝地帯にしたい 1988 ロシア海軍か...

破綻国家ウクライナ、カリフが支配するイスラム国 インテリジェンスとは、眼前に生起している情勢を精緻に読み解き、近未来に起こる事態を近似値で予測する技である ウクライナ ソ連の兵器廠 ドイツ ウクライナ ユーラシア平原においてドイツの緩衝地帯にしたい 1988 ロシア海軍からウクライナ海軍からバリヤーグを譲り受ける、メンテナンスてこずり、新造空母係留されたまま傾く マカオのカジノ業者が買い取る マカオへ曳航が、大連へ 航空母艦に必要な装備を自前でとりつける 大韓航空機撃墜事件 防空司令部からの交信記録 自衛隊の調別が傍受 アメリカにも伝えられた アメリカの発表前に後藤田長官が発表 ヘンリー・キッシンジャー 外交  第一次世界大戦は各国が同盟条約を破ったからではなく、各国が同盟条約を忠実に守ったためにはじまったのである イスラム国 スンニ派諸国の支援を受けている スンニ派 トルコ、サウジアラビア、カタール 知りやからイラクにかけての油田地帯で盗掘した原油は、トルコなどの密売業者によって、おもにヨルダンを経由して売りさばかれている イスラム法にもとずくイスラム国家たるカリフ帝国の樹立を唱え、暴力手段に訴えて世界イスラム革命を実践するジハード思想を信奉 アルカイダはアメリカとイスラムを敵とみなす イスラム国は、シーア派を異端とする 特にシーア派の十二イマーム派こそ最大の敵=イラン シリア 8割がスンニ派  アサド政権 シーア派の十二イマーム派 イランとロシアが後ろ盾  スンニ派の反政府勢力はスンニ派のサウジが支える  アサド大統領が自国民に対して化学兵器をつかえば、アメリカは軍事介入するといったがしなかった  ロシアがアサド政権を支援したのは、アサドが弱体化するとアルカイダが勢力をのばす、そのなかにチェチェンの活動家がいる 北コーカサスのチェチェン独立運動と連動を懸念 サウジアラビア アラブの穏健派 アメリカの盟友 第一次湾岸戦争 アメリカ軍を進駐 肌を露わに闊歩した米軍女性兵士 イスラム過激派の怒りに火をつけた パキスタンサウジアラビア秘密協定 イランに核兵器があるという事実が確認されれば、パキスタンにおいてある核弾頭をすみやかにサウジアラビア領内に移動する パキスタンの核開発はサウジの支援 インテリジェンスとの要諦とは、想像すらできない事態を想定し、それに備えることにある 筋道のとおった論理が成り立たない場合には、前提に事実誤認があると考えるべき 中東の最も柔らかい脇腹 ヨルダン  イスラエルの庇護のもとにあるヨルダン  ヨルダン従来サウジから天然ガスの供給をうけていたが、イスラエルから得ることになった イスラム国の標的 ヨルダン、エジプト リビア カダフィ大佐 サダム・フセインが核疑惑で倒されたのをみて、核兵器核施設のすべて破棄することを申しでた。 カダフィ政権が核をもったままたおれていたら、核兵器がイスラム国へ渡っていたかもしれない 周恩来 試練を経た友情のみが真の友情だ  

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