天国に還るための終活 の商品レビュー
仏法真理を知るものにとっては当たり前の知識。しかし、知らない者にとっては、たとえ本が近くにあったとしても、果てしなく遠くにある知識だといえます。 宗教を学ぶ意味は、死のことについて明確に知ることにありましょう。それにより生もさらなる意味を帯びてくるとも考えうるからです。 ...
仏法真理を知るものにとっては当たり前の知識。しかし、知らない者にとっては、たとえ本が近くにあったとしても、果てしなく遠くにある知識だといえます。 宗教を学ぶ意味は、死のことについて明確に知ることにありましょう。それにより生もさらなる意味を帯びてくるとも考えうるからです。 本書は、死後何日でどのようなことが起こるとか、このような生き方をしたらこうなる等ということがかなり具体的に書かれています。また、具体的な供養の仕方やその意味なども詳しいです。ご高齢の方々、また身内や大切な人が非業の死を遂げたという方などに読んでいただきたい。 この知識がないために、死んだことにも気づかず、不成仏霊となり、周囲の人を障りで苦しめてしまうのです。何百年、何千年と、自分が本来いた世界に帰れなくなってしまうのです。 本書では、大川先生が実際に死んだばかりの霊を呼び出し、「あなたは死んだのだ」ということを悟らせるようなやり取りが克明に記録されており、勉強になります。 ほかに、墓は「アンテナ」の役割があるので、信仰心のない人が「散骨葬」「樹木葬」などをすると、迷いやすいということは、本書で初めて知りました。気を付けないといけません。 「一生に一度は徹底的な生涯反省を」との隆法先生のお教えも、心にきざんでおきます。
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