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なぜ犬はあなたの言っていることがわかるのか の商品レビュー

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2018/08/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 序章   動物の知力 第1章  アリの教師 第2章  魚たちの間で 第3章  能ある鳥 第4章  オウムの鳴き声を翻訳する 第5章  ラットの笑い声 第6章  ゾウの記憶 第7章  イルカの教育 第8章  イルカの野性 第9章  チンパンジーであることの証 第10章  犬とオオカミ 終章   同じ惑星に生きる <内容> 動物(生物)に”心”はあるのか?知性はあるのか?このことに我々人間が気づいたのはたかだか30年前程度のようだ。イヌの話が第10章にあるが、イヌが人間と寄り添いながら生きてきた1.6万年前くらいから、3歳児くらいの知性を身につけ、彼らなりに感情を人間に伝えてきた。このことは、感覚的に我々人間はわかっていたはず。しかし、学者は証明できないことをいいことに否定してきたのだ。そしてこの本では、イヌはもちろん、イルカ、チンパンジー、ゴリラ、ゾウ、ラットからオウムや最終的はアリにまで、そうした”心”があることを教えてくれる。生きものは単純に生きているわけではない。そのことがわかると、終章に書かれているように、この地球は我々人間だけのものではなく、すべての生き物のものであり、人間に共存の考えがなくていいのだろうか?という問いに答えられるのだろうか?  逗子立図書館

Posted byブクログ

2017/08/28

動物達に「心」はあるのか。 例えば仲間に教えたり、死を悲しんだりするのか。イルカ・アリ・ゾウ・チンパンジー・犬といった幅広い種類の動物を研究している学者達に著者はインタビューをします。 自分の種を残す為に、オス同士で連携をくみます。しかも、誰と組めば自分にとって利益がでる...

動物達に「心」はあるのか。 例えば仲間に教えたり、死を悲しんだりするのか。イルカ・アリ・ゾウ・チンパンジー・犬といった幅広い種類の動物を研究している学者達に著者はインタビューをします。 自分の種を残す為に、オス同士で連携をくみます。しかも、誰と組めば自分にとって利益がでるのか考えるイルカを研究している学者。どんな噂を仲間でしているかをわかるように、インコの鳴き声を研究している学者。と人間が一番何もわからないのではないかと思えます。 人間の近くにいる犬の気持ちさえわかりません。あらゆる動物と人間は同じとこの本を読み終わったら思えます。

Posted byブクログ