SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室(Ⅵ) の商品レビュー
前回から大分空いてのシリーズ6作目。 読みながら登場人物たちを思い出した。 時間が空いても思い出せるくらいに個性的な面々だった。 脅威の房子が出てくるわけではないので、ストーリーはもっぱら主要メンバーのバックグラウンドが語られる。 もはや事件より、脇を固めるキャラたちのサイドスト...
前回から大分空いてのシリーズ6作目。 読みながら登場人物たちを思い出した。 時間が空いても思い出せるくらいに個性的な面々だった。 脅威の房子が出てくるわけではないので、ストーリーはもっぱら主要メンバーのバックグラウンドが語られる。 もはや事件より、脇を固めるキャラたちのサイドストーリーを楽しむものになっているような…。 それはそれで没頭できる面白さがある。 面白かったです。
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SROシリーズ6作目。 今作でもまたまたすごいシリアルキラーが登場!サブタイトルにある「四重人格」って…なぜそうなったのか、背景も知りたかったな。 過去巻より分厚いけれど、面白くてサクサク読めた。 普通なら気づかれないことも些細なことがきっかけで綻びが生じる。その違和感を逃さな...
SROシリーズ6作目。 今作でもまたまたすごいシリアルキラーが登場!サブタイトルにある「四重人格」って…なぜそうなったのか、背景も知りたかったな。 過去巻より分厚いけれど、面白くてサクサク読めた。 普通なら気づかれないことも些細なことがきっかけで綻びが生じる。その違和感を逃さない新九郎はさすが。 犯人の内側で4人格によって繰り広げられる会話は、SROチームはじめ警察がなかなか真相にたどり着けない理由でもあり、興味深かった。 最後は前作までの経験で更に強くなった麗子が活躍! 誰ひとり見劣りしない良いチームになってきたなあ。 そしてSROチームとしては、久々に全員が集結。 6巻までくるとそれぞれのキャラにも親しみを持つようになり、仕事以外のプライベートな場面も楽しみの1つ。新九郎は予想外の展開だけれど、それ以外のメンバーはいい感じに前進していてほっこり。
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犯人だけでなく多くの登場人物がそれぞれ違った種類の心の闇というか特異性を持っているのが印象的。自分にもそんな人には理解されないような特殊な性質が備わっているだろうかと振り返ってみた。
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今回も、ものすごくおもしろかった~!! 最凶シリアルキラー近藤房子の逮捕後のSROチーム 銃弾を受け、満身創痍の芝原麗子は実家で休養中。 警視庁を辞めるかどうか悩んでいたところ、母親の知り合いのお孫さんの失踪事件に遭遇。 一方、息子に刺されて家庭崩壊の危機にある尾形も休暇。 そ...
今回も、ものすごくおもしろかった~!! 最凶シリアルキラー近藤房子の逮捕後のSROチーム 銃弾を受け、満身創痍の芝原麗子は実家で休養中。 警視庁を辞めるかどうか悩んでいたところ、母親の知り合いのお孫さんの失踪事件に遭遇。 一方、息子に刺されて家庭崩壊の危機にある尾形も休暇。 そんな中、事故とも連続殺人事件とも判断しかねる2件の殺人事件が…SROもその調査に乗り出すのだが… 犯人がまたなかなかのシリアルキラー タイトルにある四重人格っていうのがイイ! またまたラストまで引き込まれてしまいました。 麗子さんがめちゃめちゃかっこいい~ そしてハリー!!なんか意外な展開が… 次の巻も楽しみすぎる~!
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今回は四重人格のシリアルキラーでプロの殺し屋が登場する。請け負った殺人は冷静に行うのだが、時に怒りに任せて行きずりの人間を殺したりする。そこをSROに目を付けられてしまうのだが、四重人格のすべてが殺人者でそれを生かして次々と殺人を重ねていく。しかし、最後は芝原麗子の得意な空手で仕...
今回は四重人格のシリアルキラーでプロの殺し屋が登場する。請け負った殺人は冷静に行うのだが、時に怒りに任せて行きずりの人間を殺したりする。そこをSROに目を付けられてしまうのだが、四重人格のすべてが殺人者でそれを生かして次々と殺人を重ねていく。しかし、最後は芝原麗子の得意な空手で仕留められてしまうという爽快な終わり方だ。殺人者がパーティー会場に侵入する手口や逃亡する方法は、四重人格ということから予想がついてしまったが、それでも結構面白かった。芝原麗子の実家での活躍や、尾形の家庭問題、針谷太一と彼を執拗に狙うフリーライターとの交流など、メンバーたちの描き方も多重的で読ませる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作まででSROメンバーの大半が満身創痍だったので、本作でどう復活するのか心配だったけど、やっと全員集合!!! 今回のシリアルキラーは近藤房子よりはまだ良心があると思った。 観劇の主婦とバスの警視、ムカつく気持ちはよく分かる。笑 ラストの麗子さん、カッコよかった!! でもプロの殺し屋を何人も返り討ちにしてきた林葉が麗子さんに簡単にやられてしまったのは、その時の人格が腕っぷしは弱かったから?! そこはちょっとうーん、、って感じだったけど、これ以上、麗子さんが傷を負うのは嫌なので良しとしよう。笑 そして、鈴木花子さん。 なかなかの魔性の女じゃないですか?! 山根推しなので、新九郎さんには幸せになって欲しいよ。
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シリーズ第6作。振り返ってみると、第1作こそけっこう衝撃的であったものの、以降前作までの記憶は薄い。 (毎回楽しく読めているにも関わらず) 今作中で回想されるエピソードの一つ一つは、回想シーンを読んだなら鮮明に思い出せはしたものの、、、という感じ。 まあでも、四重人格?なかなか...
シリーズ第6作。振り返ってみると、第1作こそけっこう衝撃的であったものの、以降前作までの記憶は薄い。 (毎回楽しく読めているにも関わらず) 今作中で回想されるエピソードの一つ一つは、回想シーンを読んだなら鮮明に思い出せはしたものの、、、という感じ。 まあでも、四重人格?なかなか愉快な設定で、楽しくエンタテインされつつ読み進められた。 (次作を読む頃にはまた、記憶が薄れてそうだけど(苦笑)) ★3つつ、7ポイント。 2019.11.11.古。 ※それにしても、「近藤房子」の存在感たるや……。冒頭に少しだけ名前が出てきただけなのに、読書中、終始頭のなかに居座り続けられた。 (四重人格の4番目…“D”が、どうにかこうにかこじつけられて近藤房子と関わりがあるのでは?という想像が頭を離れなかった。) (彼女メインのスピンオフもあるようだし)このシリーズの長寿の要因は、作者が「近藤房子」というキャラを産み出したから、の一言に尽きるね。 ※1作目からずっと、主人公と科警研の友人と茶番っぷりに辟易し続けてるのだけれど、今作ではさらにエスカレート…読んでて苦しかった(苦笑)。
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新たなるヒール誕生。これまでの悪役にもそろそろ飽きてきたところなのでちょうどよかった。これは次作以降に逃げ切ってシリーズ化するかと思いきや急転直下で捕まっちゃって嬉しいやら悲しいやら。複雑な心境。
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警察小説 東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。その最中、耳や手首が切り取られた惨殺死体、銃殺死体が東京近郊で相次いで見つかる。すべての現場に残る同一人物の指紋から、SRO室長の山根新九郎はある仮説を立て犯人に...
警察小説 東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。その最中、耳や手首が切り取られた惨殺死体、銃殺死体が東京近郊で相次いで見つかる。すべての現場に残る同一人物の指紋から、SRO室長の山根新九郎はある仮説を立て犯人に迫っていく。
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おもしろかったー!! SROのメンバーも勢ぞろいして、 メンバーの性格や人間性が、 season6にもなると、 良くわかってきたので、 それぞれの活躍を、 楽しく見れました。 今回の相手は、 四重人格。 この人の強さは桁外れ。 このまま逃げられるのでは?!と思っちゃうほど。 で...
おもしろかったー!! SROのメンバーも勢ぞろいして、 メンバーの性格や人間性が、 season6にもなると、 良くわかってきたので、 それぞれの活躍を、 楽しく見れました。 今回の相手は、 四重人格。 この人の強さは桁外れ。 このまま逃げられるのでは?!と思っちゃうほど。 でも、 SROも凄い!! 目の付け所が違う!! さぁー。 どんな結末になったかは?! 読んでのお楽しみ。 もう一冊。 手元にあるので。 早く読みたいけれど、 もったいないような気もするし。 楽しみ
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