老後の資金がありません の商品レビュー
老後の資金がありません… 他人事とは思えない(笑) タイトルに反して内容はコミカルに描かれているが、中々厳しい現実を突きつけられてる気がする。 親の葬式に関しては勉強になるな。
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現実社会を顧みながら前半部分は重かった。なぜかページがなかなか進まない。だが後半から現実離れ感が増してきてだんだんと読むスピードが速くなってくる。 これが現実なのだろうか、そうは思いたくないが小説を形をとっていてももし現実だとすれば社会の一員として考え直す時に来ているのかも...
現実社会を顧みながら前半部分は重かった。なぜかページがなかなか進まない。だが後半から現実離れ感が増してきてだんだんと読むスピードが速くなってくる。 これが現実なのだろうか、そうは思いたくないが小説を形をとっていてももし現実だとすれば社会の一員として考え直す時に来ているのかもしれないな。
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前半のあるあるから、自然と非日常に入り込む中盤からの終盤での一気の回収まで、いつもの垣谷節。 リアリティの大部は具体的な金額にあるのだろう。いつもながら著者の綿密な調査に感服。 救いのある結末が、また次の本も手に取りたくなる要因かな。
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評価は5. 内容(BOOKデーターベース) 後藤篤子は悩んでいた。娘が派手婚を予定しており、なんと600万円もかかるというのだ。折も折、夫の父が亡くなり、葬式代と姑の生活費の負担が発生、さらには夫婦ともに職を失い、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子の奮闘は報われるのか? 義母が良い味出している~。
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楽しく、時間潰しに読める。何かお金の役立つ話かと思ったが違った。登場人物が、いい人ばかりだったなあ。
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50代主婦篤子が家計のやりくりに奮闘する話。定年前に夫婦揃ってリストラされたり、娘の結婚式が予想以上に高額だったり、親の介護、葬式、墓石に思わぬ出費があったり、篤子の直面する問題は身近で現実的。やましいくらいに細かくお金の話がが出てくるが、身近な話題だけに、物語の世界に入りやすか...
50代主婦篤子が家計のやりくりに奮闘する話。定年前に夫婦揃ってリストラされたり、娘の結婚式が予想以上に高額だったり、親の介護、葬式、墓石に思わぬ出費があったり、篤子の直面する問題は身近で現実的。やましいくらいに細かくお金の話がが出てくるが、身近な話題だけに、物語の世界に入りやすかった。寝たふりの老人のふりをして年金詐欺に加担してしまったのにはびっくり。それは絶対にダメでしょう。
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新書のようなタイトルですが、こちらは小説。夫の定年とその後の再雇用まであと数年、頼りない長女も結婚と、次男の大学卒業と就職も決定。子供たちがようやく自立を迎え。自由な時間を待ち焦がれる50代後半の主人公夫婦。その老後の蓄えを急襲する悲喜劇が展開する。文章は読みやすく、ありそうな内...
新書のようなタイトルですが、こちらは小説。夫の定年とその後の再雇用まであと数年、頼りない長女も結婚と、次男の大学卒業と就職も決定。子供たちがようやく自立を迎え。自由な時間を待ち焦がれる50代後半の主人公夫婦。その老後の蓄えを急襲する悲喜劇が展開する。文章は読みやすく、ありそうな内容にどんどん引き込まれていきます。老後に向けてお金と向き合う参考になるし、夫婦、親子、親戚、友人関係などの人間模様、介護や葬式、年金の話題も興味深い。会社や組織はもう社員を守ってはくれる時代でもないし、人生100年、手に職をつけて独立したいと言っても、自営業になったからと言って決して楽なわけじゃない。どうしたものか考えねばならない、と言ったことをお説教じゃなくて物語の中で気づかせてくれる一冊でした。
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老後のためにためておいた資金が、舅の葬式や娘の豪華結婚式のせいで底をつく。 さらに夫婦揃ってリストラされ、失業保険だけが頼りになる。 しかも姑は豪華ケア施設に入所しており、月9万円の仕送り、どんどん生活が厳しくなってきて、ついには年金詐欺にも加担する。(報酬は最終的に餞別という形でサツキに戻る) 娘もDVを受けてるのではと心配もあったが、、、 結局、皆それぞれ力強く生きているという話。
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いや、ほんとにない人間からしたらお伽噺やないかぃ! とツッコミたくなる。 でも嫌いじゃないわ、こういうの。 まぁ将来的にいつか苦しくなるかもしれんけど それまでは楽しく生きてきたいなぁ。 そんな私にはこれくらいのが合ってるのかな。
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