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激動 東京五輪1964 の商品レビュー

2.7

10件のお客様レビュー

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2023/11/01

1964年の東京五輪をスパイスとしたアンソロジー。井上夢人さん目当てで読了。刑事、記者、ヤクザなど舞台は様々で面白かったです。今野敏さん、井上夢人さんが面白かった。特に井上さんの最後のオチはとっても嬉しかったです。

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2020/06/22

この手の「あるテーマに関連する複数作家さんの短編小説集」はやはり面白くないことがよくわかる。ハッキリ言って作家さんのネームバリューに頼ってるだけで、質は全く伴っていない。やっつけ仕事にしかみえない。一応月村作品のみ少し読み応えあったので、それが救い。

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2018/07/12

(収録作品)不適切な排除(大沢在昌)/あなたについてゆく(藤田宜永)/号外(堂場瞬一)/予行演習(井上夢人)/アリバイ(今野敏)/連環(月村了衛)/陽のあたる場所(東山彰良)

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2017/10/26

オリンピックの話ではなく、その時期に起きた事件など。読みなれない作家陣のせいか、あまり好みではなかった。

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2016/09/04

決戦シリーズの波及版だろうと思い手に取った。 一度も読んだことのない作家ばかり。 可もなく不可もなくといったところか。 暗い話ばかりなのに驚いた。 もっとプロジェクトX的なものを想像していたのだけれど。 どんなに明るく湧き上がっていても、闇の部分が、まだまだ残っている時代だった...

決戦シリーズの波及版だろうと思い手に取った。 一度も読んだことのない作家ばかり。 可もなく不可もなくといったところか。 暗い話ばかりなのに驚いた。 もっとプロジェクトX的なものを想像していたのだけれど。 どんなに明るく湧き上がっていても、闇の部分が、まだまだ残っている時代だったということか。

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2015/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1964年の東京オリンピックをテーマにした7人の作家によるアンソロジー。 短編集だからさらっとあっという間に読める。1964年の当時の時代風景を描いてるなあと。おそらく全国に蔓延していたはずの高揚感と、それについていけない人たちの退廃感というか。 その中でも、他の作家がストレートに1964年の五輪を描く中で、現代の人物が1964年の五輪の秘密を書いた大沢在昌はさすがだった!

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2015/12/05

東京オリンピックの開催された1964年をテーマにした7人の作家による書きおろし競作アンソロジー。 「激動」と言う割には7人の作家の大半が戦後の闇や五輪開催に纏わる闇といったダークサイドの方に注目したようだ。 それぞれの作品は個々に面白いけれど、なんかこう、編集者の熱意が伝わってこ...

東京オリンピックの開催された1964年をテーマにした7人の作家による書きおろし競作アンソロジー。 「激動」と言う割には7人の作家の大半が戦後の闇や五輪開催に纏わる闇といったダークサイドの方に注目したようだ。 それぞれの作品は個々に面白いけれど、なんかこう、編集者の熱意が伝わってこなかった。 いきなり現代から1964年を振り返った大沢さんとSFに振った月村さん、そして「岡嶋二人」の由来を描いた井上さんのが面白かったな。

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2015/11/29

1964年の東京オリンピックをテーマにしたアンソロジー。だけれどオリンピックについてではなく、その時代背景で描かれた、というくくりかな。正直なところその時代をリアルタイムで知らないとそれほど浸れなかったのだけれど。その時代に思い出のある人にはお薦めかも。 お気に入りは井上夢人「予...

1964年の東京オリンピックをテーマにしたアンソロジー。だけれどオリンピックについてではなく、その時代背景で描かれた、というくくりかな。正直なところその時代をリアルタイムで知らないとそれほど浸れなかったのだけれど。その時代に思い出のある人にはお薦めかも。 お気に入りは井上夢人「予行演習」。一番ミステリだったな、と思える一作。ラストにはくすりと笑わされて、ユーモラスな一作。

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2015/11/25

最後は、めでたしっぽいが、 それに至るまでに、 露骨な拷問シーンとかあるのがあって、 読み飛ばしたとこあり。 1回読めばよし

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2015/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1964年の東京オリンピックを共通テーマに、7人の作家が競演。時代小説アンソロジーの「決戦」シリーズを現代小説でもやってみました、みたいな。こちらもシリーズ化していくのだろうか、今後が楽しみである。面白かったのは、井上夢人「予行演習(リハーサル)」と、月村了衛「連環」。前者は、東京五輪の予行演習に観客役として参加した中学生たちが主人公。その場でもう一つの予行演習が進んでいたとは! 後者は、東京五輪の記録映画を巡る話。当初、黒澤明が監督する予定だったとは知らなかった。

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