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小森さんは断れない!(4) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2020/02/28

めぐみはともかくしゅりは勉強をきちんとしていたから受験なんて問題ないだろうと思っていたら……。思わぬ落とし穴が どれだけ勉強しても消すことの出来ない不安感。それを拭い去るために慣れた行動を取るなんて方法も確かにあるけれど、しゅりの場合は人の頼みを聞くこと。そうやって他人にかまけて...

めぐみはともかくしゅりは勉強をきちんとしていたから受験なんて問題ないだろうと思っていたら……。思わぬ落とし穴が どれだけ勉強しても消すことの出来ない不安感。それを拭い去るために慣れた行動を取るなんて方法も確かにあるけれど、しゅりの場合は人の頼みを聞くこと。そうやって他人にかまけていれば自分を危うくしてしまう 受験シーズン真っ只中でインフルエンザなんて本当に冗談じゃない それでも、自分を省みなかった行為を間違っていないと確信し、凹まずに無理を押し通すと決めたしゅりの姿勢は尊敬してしまう ここで自分を曲げなかったからこそ、しゅりは無事に合格できたのだろうなぁ そんなしゅりを見て小さく「ちっくしょー」と呟くまさ子姉の姿は少し意外なものだったけど 受験が終われば、後は卒業だけ ゆっくりと中学時代の思い出や関わりを整理し、見直していくしゅり達の姿は卒業時独特の物悲しさに満ちているように感じられた それにしても喪失感を抱えつつも泣かずに済まそうとしていたしゅりに最後の最後にあんなサプライズを用意するなんて…… 頼られたら断れなず手伝ってばかりしゅりの中学時代。それがあのような形で感謝が示されるとは…… 中学生編の終わりとしてはとても相応しい光景だったんじゃなかろうか

Posted byブクログ

2015/11/06

たぶんアニメはこの巻まででしょうね。 ホロリとくる卒業編。 ここまで読んできてアニメ化も納得の出来です。 次巻から高校編とか。 これも楽しみです。

Posted byブクログ

2015/10/27

まず、殿堂入りである事を言いたい 巻数を重ねるごとに、小森さんへの「スキ」が強まっていき、同時に、クール教信者先生への畏敬の念も深まっていく 名ストーリーテラーとしては、冗談抜きで、『銀魂』の空知英秋先生に、最早、匹敵するんじゃないだろうか コメディとシリアスのバランスがとてつも...

まず、殿堂入りである事を言いたい 巻数を重ねるごとに、小森さんへの「スキ」が強まっていき、同時に、クール教信者先生への畏敬の念も深まっていく 名ストーリーテラーとしては、冗談抜きで、『銀魂』の空知英秋先生に、最早、匹敵するんじゃないだろうか コメディとシリアスのバランスがとてつもなく素晴らしく、相反する要素が混ざり合う事で、四コマ漫画としても、青春モノとしても、最高の品質に仕上がっている 読んだ日、すぐに感想を書きたくなる、数少ない漫画家だ、クール教信者先生は ただ、一つ、笑いながら怒らせてほしい事がある 何にツッコミを入れたいかって、表紙である ブクログの新刊情報、実際に書店で手に取った瞬間、「あぁ、完結か」と思ってしまった 学園コメディに限らず、どのジャンルであれ、完結はやってくる。実に残念だし、悲しいが、クール教信者先生であれば、読み手にぐうの音を言わせないだけのラストにしてくれているだろう、と勝手な期待を抱いて、読み進めてみれば、あくまで、中学編がこの4巻で終わり、次巻から高校編がスタートするって・・・・・・騙された! いや、怒っちゃいないんですよ。でも、勝手に、しんみりしちゃった自分が気恥ずかしいんですよ さて、青春の舞台を新たにする小森さんを待っているのは、やっぱり、断れないかつ断らない生活だろう。そんな彼女は一体、これから、どんな人と交流していくのか。そして、大谷くんとの仲は進展するのか!! また、安易な恋心が挟みこまれない、めぐみと山中君の関係の変化も注目しておきたいし、この作品である意味、大人らしい、まさ子のお姉さんの名言も楽しみ これから、もっと、この『小森さんは断れない!』は面白くなるッッ 私が勝手に断言します!!! この台詞を引用に選んだのは、小森さんが自分を自分として受け入れた上で、強く成長したから。何歳であろうと、人間力ってのは、逆境でこそ計られる。やっぱ、小森さんは人間として尊敬したくなる

Posted byブクログ