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キャッツ の商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

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2024/05/23

ミュージカル「CATS」の原本だと知らずに読んだ。 表紙の絵も中の挿絵もとてもいい。 登場人物?の猫たちが、とってもユニーク。 リズミカルな詩の流れが、楽しかった。

Posted byブクログ

2024/03/01

T.S.エリオットさんの猫の詩集ですね。 ミュージカル『CATS』の原作です。 T.S.エリオットさん(1888ー1965)は、アメリカ・ミズーリ州生まれ。1927年にイギリスに帰化されています。 詩人、評論家、1948年にノーベル文学賞を受賞されています。 挿絵のE・ゴーリーさ...

T.S.エリオットさんの猫の詩集ですね。 ミュージカル『CATS』の原作です。 T.S.エリオットさん(1888ー1965)は、アメリカ・ミズーリ州生まれ。1927年にイギリスに帰化されています。 詩人、評論家、1948年にノーベル文学賞を受賞されています。 挿絵のE・ゴーリーさん(1925ー)は、シカゴ生まれ。 独特の韻を踏んだ文章と、独自のモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表しています。 翻訳の小山太一さん(1974ー)は、専修大学教授(2015年時点で)エリオットさんの研究をされています。 この詩集は、子どもたちのために、愉快な猫たちの生態を詩に託しています。 エリオットさんの本来の詩はシリアスな作風だそうです。 副題のポッサムおじさんは、エリオットさんの渾名だそうです。 ミュージカルのロングランになるこの作品は、「詩人エリオットと画家ゴーリー、ふたりの愛あふれるごきげんな一冊」 まさに、この一言につきますね。 独特の韻律でリズミカルに猫たちを語ります。 ねこ好きならずとも楽しくなりますね。 挿絵も独特でユーモラスにあふれています。 愉快な素敵な本のステージです。

Posted byブクログ

2024/01/31

新居から窓を眺めると、この冬空の下で、ひなたぼっこしている猫と目が合った! あちらも、新しい住民か!とソロッと、ブロック塀を上がり、窓際までやって来て、私の方が先住者的存在で、上手に、ブロックの上を一回りする。 丁度、この本を読んでいて、目を移した時の風景である。 山高帽のシル...

新居から窓を眺めると、この冬空の下で、ひなたぼっこしている猫と目が合った! あちらも、新しい住民か!とソロッと、ブロック塀を上がり、窓際までやって来て、私の方が先住者的存在で、上手に、ブロックの上を一回りする。 丁度、この本を読んでいて、目を移した時の風景である。 山高帽のシルクハットをかぶせて、ステッキを持たしたら、様になるような感じだと、一人微笑む。 中の挿絵も、綺麗であり、こんな猫がいるのでは、とふと、思ってしまう。 韻をふむと,もっと面白いだろうけど、訳からその面白みが、半減してしまう。 英文も少し載せてくれたら、作者の意図がもう少し理解深まるのでは、…… と、思いつつ、窓を見ると、今度は真っ白な猫が悠々とブロック塀を散策している! ちょっと、この本の挿絵が、頭から離れないかも…

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2023/11/24

ゴーリーが動物を扱う本は、だいたい、ひどい結末にならないと知り読んでみたけど、この本、挿画だけゴーリーだった。 ネコもかわいいし、日本の掛け軸風の絵もあって楽しい。 ミュージカル『CATS』の原作だと知る。

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2023/01/15

劇団四季のCATSを観てから興味が湧き購入。 文庫版よりこちらを選んだ理由はゴーリーの挿絵に惹かれて。 とても可愛らしい猫が愛らしくひょうきんに描かれつつ、共に出てくるゴーリーが描く人間特有のひっそりとした佇まいがたまらない。とても良い。 内容としては、いろんな個性を持った猫た...

劇団四季のCATSを観てから興味が湧き購入。 文庫版よりこちらを選んだ理由はゴーリーの挿絵に惹かれて。 とても可愛らしい猫が愛らしくひょうきんに描かれつつ、共に出てくるゴーリーが描く人間特有のひっそりとした佇まいがたまらない。とても良い。 内容としては、いろんな個性を持った猫たちについて語るリズミカルでごきげんな詩が読んでいてとても楽しい。 ミュージカルを観たあとだと特に「あの時のあのセリフはここからきてたのね」というような発見があってより楽しく読めた。 1番のお気に入りはやっぱり「ジェリクルたちの歌」 それから劇との違いが面白かった「ラム・タム・タガー」 演劇上ではどうしてもキャラクターとして観てしまうけれど、詩のほうは実際の猫に寄せたであろう表現に溢れていてその差を味わうのも面白かった。 「猫になりたかった詩人」ということで、猫目線から語られる表現が興味深い。 訳者あとがきにちらっと出てくるグリザベラについての話は知れてよかった。 こうなってくると他の訳でも読んでみたいので、文庫版にも手を出してみようと思う。

Posted byブクログ

2022/06/28

今度、劇団四季キャッツを見に行くからということで本作を。内容的には☆2つだけど、ゴーリーの絵が好きだから、評価はプラス1つ☆。しかし、これを原作としたミュージカルって、どんなことになるんだろ?いくつかの話をピックアップして、みたいなところか?

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2019/11/04

瞳孔が縦長だったり真ん丸だったりしてないんだよ。白目にポツンと。だからなのかな、ちょっと何考えてるかわからない表情の印象。うっすら笑っているようにも見えるし。柴田元幸さんがおっしゃっていた、韻を踏ませた翻訳も面白かった。

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2018/06/13

絵に人間が描かれているので、人間の居る世界で人間の見た猫であること、猫そのものではないことが明示されていてよかった。人が出て来ないと、さも猫たちが自ら語っているように、人が居なくてもこんな風であるかのように、描かれているのかと思ってしまうけれど、これらは我ら人間の猫様方よかくあれ...

絵に人間が描かれているので、人間の居る世界で人間の見た猫であること、猫そのものではないことが明示されていてよかった。人が出て来ないと、さも猫たちが自ら語っているように、人が居なくてもこんな風であるかのように、描かれているのかと思ってしまうけれど、これらは我ら人間の猫様方よかくあれかしという妄想に過ぎないから。

Posted byブクログ

2017/11/05

猫には猫の世界がある! 劇団四季を観に行くので読破。ひとつひとつの詩が、気ままな猫っぽくて。メモリーの元になった詩は入っていないんですね。行く前に読んでおいて良かった。キャラクターが掴めて、ナンバーが面白かった。

Posted byブクログ

2017/03/26

読みたかったような、読んだような、読んでないような…と思って手に取ってみたら、装丁が楽しいので借りてきた。 訳が、がんばってるけどもうちょっと、という感じだった。これが元になっているミュージカルってどんななんだろう?今更ながら気になってきた。

Posted byブクログ