問題解決に効く「行為のデザイン」思考法 の商品レビュー
本書の定義によれば、「行為のデザイン」とは、人の行動に着目し、改善点を見つけてより良く、美しくしていこうという手法とのこと。ここで、「良いデザイン」とは、ユーザーが滑らかに目的の行為を進められるデザインとされる。つまりは、ユニバーサルデザインに類似している。
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デザインの三要素 ①プランニング どんなユーザーが経験するのか ②可視化(ビジュアライズ) どんなUIとビジュアルにするか ③告知(アドバタイジング) こんなものを作った、今までにない体験を提供できる
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購入 行為をデザインするとはどういうことなのか、どのように考え、企画を進めていけばよいのか、ということが書かれている。 行為のなかに潜む「バグ」を見つけ、ユーザーが滑らかに目的の行為を進められるデザインを考えていく。という考え方自体が新鮮で大きな発見だった。
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求められるデザインは、3つのプロセスを経る。 プランニング、可視化ビジュアライズ、告知アドバタイジング。どんなユーザーが、どんなインターフェースとビジュアルに?こんな体験等できるという告知。 禅の見方 丁寧で言葉少なく、本質を突いたものを最上とみる見方。
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デザインするとは、プランニングして・可視化して・告知すること。 言い換えると、問題を明確にして、解決する方向性を見えるようにして、しかもわかりやすく伝えること。 そもそも論を駆使して問題を発見して定義して、コンセプトをつくって、設計すること。 問題を気づく、言い換えると「バグ」...
デザインするとは、プランニングして・可視化して・告知すること。 言い換えると、問題を明確にして、解決する方向性を見えるようにして、しかもわかりやすく伝えること。 そもそも論を駆使して問題を発見して定義して、コンセプトをつくって、設計すること。 問題を気づく、言い換えると「バグ」を見つけるには想像力が大事。 ある人の行為全体の流れを想像する。つまり、ユーザーやステークホルダーの成果を考える。 流れるような行為になっていなければ「バグ」でありデザインする余地がある。 一方で、文化と表裏一体なのは「考えていない行動」。これがデザインされている行為。つまり習慣化された何か。ドアを開ける行為、キャップをあける・閉める行為、顔を洗う行為・・・「デザインあ」というTV番組の考えていないというコーナーを思い出します。 想像力を付けるには、日ごろ無駄だとおもうことも興味を持って体験することが大事かもしれない。。原体験がものを言う。 それと、徹底して顧客を決めて顧客になりきる。名俳優にでもなったかの様に。ロバードデニーロ、トムハンクス、デンゼルワシントン、トムクルーズなら。。。
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デザインを考える。行為をデザインする。 という視点は今まで無く考えるヒントになった。 デザインの視点からモノを見ると色々な気付きがある。 新たな視点、考えとして知識となった。 最後のワークショップはいらないかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
プロダクトをデザインする際に、そこにある課題は、デザイナーのみで解決することではなく、すべてのセクションをまたがってデザインするべきだと。ユーザーの行為を妨げるものは、いろいろあると。例として、電車の切符の自動販売機が挙げられている。海外は、販売機の表示にある行き先の駅名を押せばいいが、日本では料金の表示しかなく、いくらであるかはべつの表示を見る必要があり、スムースな行為を妨げていると。確かにこの本に取り上げられている事例、作者のデザインによるものなど、なるほどと思うし、プロダクトのデザインのみならず、コミュニケーション全体のデザインにも言えるのではないか。その行為のデザインのためのワークショップの方法まで解説があり、いちどやってみたいと思った。
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自分の見方、ではなくて、誰か別の人になったつもりで物を見てみる。 そうするといろんなことが分かってきそうな気がして、そういう物の見方ができたら人って優しくなれるのかな、と思いました。
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思ったものとちょっと違ってたけど、この考え方はモノ作りだけでなく全ての事に通じる事だと思った。私の仕事は営業活動の仕組み作りであるが、せっかく作った仕組みを作っても組織に浸透できないのは、仕組みにバクがあるからであり、営業が悪いわけではない事と思った。誰もが自然にストレスなく使え...
思ったものとちょっと違ってたけど、この考え方はモノ作りだけでなく全ての事に通じる事だと思った。私の仕事は営業活動の仕組み作りであるが、せっかく作った仕組みを作っても組織に浸透できないのは、仕組みにバクがあるからであり、営業が悪いわけではない事と思った。誰もが自然にストレスなく使える仕組みこそ、我々が目指すべきものと考える。
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