ムッドレのくびかざり の商品レビュー
先日読んだ『ひかりの国のタッシンダ』と同じフェリシモ復刊企画シリーズの一冊。 まぁ、何といってもまず、本の青いカバーに浮かび上がる(描かれた)幻想的かつ愛らしいユニコーンと女の子の表紙絵に魅せられましたね(笑) ‘ひみつのお庭から始まる1960年代の北欧ファンタジー’と帯にある...
先日読んだ『ひかりの国のタッシンダ』と同じフェリシモ復刊企画シリーズの一冊。 まぁ、何といってもまず、本の青いカバーに浮かび上がる(描かれた)幻想的かつ愛らしいユニコーンと女の子の表紙絵に魅せられましたね(笑) ‘ひみつのお庭から始まる1960年代の北欧ファンタジー’と帯にあるように、ユニコーン(本書では“イッカクジュウ”と)や、北欧らしいトロル、海の魔女などが登場しますが、全体的に人好きのするキャラクターで、優しい雰囲気のお話になっています。 ムッドレが仲良しの人形アステル・ピッピと、お母さんにもらったサンゴのくびかざりを探して冒険に出る、結果、一晩家をあけたことになるのでしたが、お父さんもお母さんも心配こそしたものの、怒ったりしません。 彼らも(海魔女言うところの)‘夢のない人間たち’ではなさそう(=自由な人間)なのもいい雰囲気です。
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