1日15分、「日なたぼっこ」するだけで健康になれる の商品レビュー
日照時間が以前住んでいた4分の1の場所で生活するようになり、 冬季の間、ひどい憂鬱感を感じるようになりました。 調べてみると、自分の症状が「季節性情動障害(SAD)」とわかり、 このSADを知りたいと思い、たまたまこの書籍に出会いました。 その中で、詳しくSADに関しての説明が書...
日照時間が以前住んでいた4分の1の場所で生活するようになり、 冬季の間、ひどい憂鬱感を感じるようになりました。 調べてみると、自分の症状が「季節性情動障害(SAD)」とわかり、 このSADを知りたいと思い、たまたまこの書籍に出会いました。 その中で、詳しくSADに関しての説明が書かれてあり、非常に参考になりました。また太陽光の光の「凄さ」を身に染みて感じるようになりました。 自分自身がなぜ、外に出るのが好きなのか、その根本的理由が、 光を求めているのではないかと、思えるようになりました。 日照時間の少ない地域では、冬季に少なくない人が、 ①体重の増加 ②睡眠時間の増加 ③感情の落ち込みを、 経験することがわかり、これがひどい場合、「季節性情動障害(SAD)」 と判断され、治療が必要なります。SADの背景には、生活の場が屋内に移ったということもあり、これが、日光を浴びる機会が少なくなることにつながります。 人間は光が目に入り、網膜を刺激すると、視床下部からセロトニンが分泌され、これが、気分をコントロールします。また、セロトニンは、睡眠や体温、消化、性衝動まで調整するホルモンなので、これが正常に分泌されないと、不安や気分の落ち込みを感じるようになります。よって、如何に光を浴びるかが重要になりますが、冬であったり、また特定の地域では、日照時間が絶対的に少ないため、セロトニンをうまく合成できない体質の人は、SADにかかりやすいというわけです。 この著作ではSADへの対処方法も書かれているので(①高照度光療法(短時間、1万ルクスほどの光を目覚めた直後浴びる)や、②ドーンシュミレーター(起床時刻の少し前から徐々に明るくなる照明)など)、 非常に参考になりました。実際、この本に書かれている光療法をヒントに、 SADを克服できるようになっています。
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オゾン層の破壊などの話題からも紫外線を避けようとしてすっかり太陽は悪者になってしまいました。 太陽の光を浴びすぎることのデメリットもありますが、それ以上に太陽の恩恵というものもあります。 個人的には毎日の身体のリズムを作るためにも太陽の光を浴びるのは非常に大切だと思います。 ...
オゾン層の破壊などの話題からも紫外線を避けようとしてすっかり太陽は悪者になってしまいました。 太陽の光を浴びすぎることのデメリットもありますが、それ以上に太陽の恩恵というものもあります。 個人的には毎日の身体のリズムを作るためにも太陽の光を浴びるのは非常に大切だと思います。 太陽との付き合い方を改めて考えさせられる良い本です。
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