宇宙を撮りたい、風船で。 の商品レビュー
テレビで見たのと、品川駅の本屋にあったので手に取った。 もともとクリエイターとしての才能がある人なんだな著者は、と思った。 それにしても、著者がフラフラしていた学生時代に文句を言わなかったご両親が偉いわ。
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風船が飛ぶことのできる上空3万メートルの世界を撮影する著者。そこは小さな地上と真っ暗な宇宙が広がっています。この開発を著者は世界一小さな宇宙開発と呼んでいます。簡単そうな風船撮影ですが、撮影成功までには多くの改良が必要でした。諦めずに挑戦し続けたら、宇宙にまで手が届いた物語です。
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風船で丸い地球を撮影出来る、しかも個人で出来る時代になりました。 本書の「めったに行けない場所にテクノロジーの力で 到達して、その世界を体験したい」 というフレーズにすごく共感しました。
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映画「就職戦線異状なし」のあとに読むと、2つのお話に大変なギャップを感じます。大学進学の時点で早くもバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクのような職業はないと気付いてしまい途方にくれるものの、悩んだ末に選択した北海道大学工学部機械科でものづくりの基本を学び、最終的には、ふうせんを宇...
映画「就職戦線異状なし」のあとに読むと、2つのお話に大変なギャップを感じます。大学進学の時点で早くもバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクのような職業はないと気付いてしまい途方にくれるものの、悩んだ末に選択した北海道大学工学部機械科でものづくりの基本を学び、最終的には、ふうせんを宇宙まで飛ばして宇宙撮影をするノウハウに活かしました。今や支援者がいるものの、ひとりでこつこつを失敗に学びながら宇宙撮影を成功させていくまでのお話は、苦悩するシーンもありながら全般にはとても前向きで、気持ちのいいものでした。もちろん本に登場する宇宙の写真もきれいですが、ふうせんが高度3万8千メートル先で割れるハイスピート撮影の写真にいちばん驚きました。ふうせんが割れる瞬間、クラゲのような葉脈のような、糸状にふわふわちりじりになりました。
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ちょっと肩透かしを食らいましたな、こりゃ。 こちらが勝手に宇宙そのものの話を違った角度で読ましてくれるのかと思い込んでいただけで、この本に罪は無いのですが。もしかするとそれはwebサイトでご覧あれということかもしれない。 いずれにせよこの冒険譚はなかなかのもんであることには間違い...
ちょっと肩透かしを食らいましたな、こりゃ。 こちらが勝手に宇宙そのものの話を違った角度で読ましてくれるのかと思い込んでいただけで、この本に罪は無いのですが。もしかするとそれはwebサイトでご覧あれということかもしれない。 いずれにせよこの冒険譚はなかなかのもんであることには間違いなし、素直に感心できます。これを読むと、成功するか否かは分からんが、成功するにはやるべきことはやらないといけないという至極当たり前の結論の重さを感じざるを得ませんです。
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