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京都はんなり暮し 新装版 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/05/17

京都ではお菓子の製造・販売業は、「お餅屋」「お饅屋」「お菓子屋」の三つ。関東でいうところの「団子屋」、フーテンの寅さんのおじさんの家・くるまやさんのようなお店は、こちらでは「お餅屋」に当たる。正しい京菓子屋さんは虎屋、川端道喜。一方各社寺の門前で参拝客相手に菓子を売る店 「お餅屋...

京都ではお菓子の製造・販売業は、「お餅屋」「お饅屋」「お菓子屋」の三つ。関東でいうところの「団子屋」、フーテンの寅さんのおじさんの家・くるまやさんのようなお店は、こちらでは「お餅屋」に当たる。正しい京菓子屋さんは虎屋、川端道喜。一方各社寺の門前で参拝客相手に菓子を売る店 「お餅屋」「お饅屋」の走りとなる店 上御霊神社の唐板、上賀茂神社の焼餅に下鴨神社のみたらし団子、北野天満宮の長五郎餅と粟餅、伏見稲荷の味噌煎餅、黒谷金戒光明寺門前の八つ橋。 街道筋の餅屋は双葉、中村軒など京都の周辺部の見られる。 メモ 宮内庁御用邸の京都産牛乳 松原牛乳 「比良八荒」3月28日 京都は寒い 毎年3月26日、比良連峰の延宝寺で法華経八巻の講義・討論が行われる。八講が荒れるに転ずる

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2022/02/24

京都で生まれ育った澤田曈子が京都の1年の味や行事、京都人の考え方の特徴 人との距離のとり方、廻りに気を遣って暮らしている!

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2022/01/18

生まれも育ちも京都という作者によって語られる京都。 今さらという気もしないでもないが、ちょっと意外な人が語る京都を覗いてみようと、読んでみる。 季節ごとの京都の行事に沿って、その折々の思いであったり、風景であったり、そんな作者の思いの中にも、時代小説作家らしく、枕草子や平家物語な...

生まれも育ちも京都という作者によって語られる京都。 今さらという気もしないでもないが、ちょっと意外な人が語る京都を覗いてみようと、読んでみる。 季節ごとの京都の行事に沿って、その折々の思いであったり、風景であったり、そんな作者の思いの中にも、時代小説作家らしく、枕草子や平家物語などの文献をさりげなくひも解くあたりはまた違う京都を見せてくれる。 ただ京都に住んでいるからこそ、こんなことも知っているんえ、こんなこともあるのんえ。みたいなのはちょっと。

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2021/10/30

京都人の日常生活と考え方、さすが歴史があるだけに観光に来る人間とは違う。ちょっと人との距離の取り方もクール。 慣れないと嫌みに感じそう。

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2021/01/31

京都人として「あ~あれね」、というローカル事情がつらつらと書かれていて楽しく読めた。 あとがきのこの一文が京都の歴史をうまくまとめているかと。 それらの出来事を眺めるに、結局京都に暮すとはそういった様々な変化を愛するということと同義なのかもしれないと思う。 よそさんもぜひ読ん...

京都人として「あ~あれね」、というローカル事情がつらつらと書かれていて楽しく読めた。 あとがきのこの一文が京都の歴史をうまくまとめているかと。 それらの出来事を眺めるに、結局京都に暮すとはそういった様々な変化を愛するということと同義なのかもしれないと思う。 よそさんもぜひ読んでみては。

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2020/08/10

(借.新宿区立図書館) 京都在住の著者による地元案内。ちょっとひねった案内書というよくあるパターンかな。でも澤田瞳子さんの読者(最近なったばかりだけど)としてはそっちの面から面白い。(そういう面からは星4つ)

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2019/05/19

京都の暮らしが生活している人の目線で感じられて良かった。 有名な場所だけじゃなく、どこにでもありそうな所を楽しむのもある意味京都なんやなぁと思った。 京都人がいけずに見えるのは、お互いのプライバシーに踏み込みすぎず、嫌な気持ちにならへんための技なんやとわかった。

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2017/08/05

京都の1年間を地元目線で書いたエッセイ。 特に有名な寺社も、有名になったお店も出ているわけではなく、昔から、市民がお買い物で使っていたお店や、場所が書かれている。 要は、市民の日常エッセイ。 でも、東京都民からしたら、それも良さそうに映るし、憧れを持ってしまう。 それがダメです...

京都の1年間を地元目線で書いたエッセイ。 特に有名な寺社も、有名になったお店も出ているわけではなく、昔から、市民がお買い物で使っていたお店や、場所が書かれている。 要は、市民の日常エッセイ。 でも、東京都民からしたら、それも良さそうに映るし、憧れを持ってしまう。 それがダメですか? 別にテレビドラマに感化されたわけでも、ガイドブックに触発されたわけでもない。 その土地が好きなだけ。 だって東京にはないものなんだもん。 憧れるんだもん、仕方ないじゃん。 と、思う部分があった(^^;

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