文士の好物 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
阿川弘之「座談集 文士の好物」、2015.8発行、向田邦子、阿川佐和子等8人との好物談義です。①著者の口癖は、泣きたいほどうまいと死にたいほどまずい とか。旅をして料理がまずいのはやはりドイツ、それと英国、アメリカ。アングロサクソンは町をきれいに住みこなして、実にまずいもん食べて平気でいるね。②国語を大切に。祖国とは国語のこと。国語は日本の文化、伝統そのもの。昔、中学の入試で「驚かじ」と「驚かず」はどう違うかと。「ず」はただ「しない」という意味で、「じ」には「驚いたりはしないぞ」という意志が入っている。
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パクチーやカルビなど現在ではメジャーになった食べ物がまだそれほどでなかった時代の話。 高松宮妃との対談。半藤と同じ、臣・阿川的雰囲気。
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阿川弘之氏が沢木耕太郎氏と旅の話、斉藤隆氏と国語の話、開高健氏・向田邦子氏とは食の話、そして高松宮喜久子妃とは、高松宮さまがお書きになった『高松宮日記』の話などをされているが、高松宮日記についての話が興味深い。最後に娘の佐和子氏との座談も、微笑ましい親子関係が読み取れて、なかなか...
阿川弘之氏が沢木耕太郎氏と旅の話、斉藤隆氏と国語の話、開高健氏・向田邦子氏とは食の話、そして高松宮喜久子妃とは、高松宮さまがお書きになった『高松宮日記』の話などをされているが、高松宮日記についての話が興味深い。最後に娘の佐和子氏との座談も、微笑ましい親子関係が読み取れて、なかなかいいと思った。
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20151016読了 2015年出版。座談集。沢木耕太郎、斉藤孝、開高健、向田邦子、高松宮喜久子妃、井上ひさし、小森陽一、阿川佐和子。●旅、鉄道、海軍、日本語、グルメ、『高松宮日記』、志賀直哉。
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